【原発汚染水総合対策で470億円の国費投入、予備費から210億円】
ロイター
[9/3 12:03]
9月3日、 茂木敏充経済産業相は、福島第1原発の汚染水対策で、凍土遮水壁建設費用320億円と、汚染水浄化設備の改良費用150億円は国が負担すると発言した。
[東京 3日 ロイター]
政府は3日に開催した原子力災害対策本部・原子力防災会議合同会議で、東京電力福島第一原発の汚染水対策の基本方針と総合的対策を発表した。
汚染水の遮水壁と放射性物質除去設備に470億円程度の国費を投入し、そのうち2013年度予算の予備費から210億円程度を活用する。
菅義偉官房長官は3日午前の会見で、凍土方式の遮水壁構築費用と放射性物質除去設備などの費用として合計で470億円が必要となり、国が対応するとの見解を表明した。
そのうち210億円程度を今年度の予備費から計上する考えも示した。
また、茂木敏充経済産業相は3日午前の閣議後会見で、汚染水対策費用の内訳として、凍土遮水壁の建設費用に320億円、汚染水浄化設備の改良費用に150億円を充てる方針を示した。
安倍晋三首相は3日午前の原子力災害対策本部・原子力防災会議合同会議で、関係閣僚会議の設置と財政措置を表明し、「政府の総力をあげて対策を実施する」と強調した。
政府や東電などの関係者間の連携を強化するとともに、立地自治体や地元のニーズに迅速に対応するため、「現地の態勢を抜本的に強化する」と表明。
国民や国際社会への情報発信も強化するとし、「政府一丸となって解決にあたる」方針を示した。
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汚染水対策は、国が総力をあげて当たるのは当然の事だが、この予算が汚染水対策以外に使われる可能性は無いのか?
東電は、汚染水対策と平行で海外出資や柏崎刈羽原発の再稼働へ向け投資(ベント建設)を続けている。
以前の記事から…
【東芝と東電、海外送配電で来月合弁会社】
産経新聞
[8/30 07:55]
東芝と東京電力は29日、海外で送配電システムの構築支援などを行う合弁会社を9月2日に設立すると発表した。IT(情報技術)を活用して電力を効率的に供給するスマートグリッド(次世代送電網)を新興国などで展開する構えだ。
合弁会社の資本金は1億円で東芝が85.1%、東電が14.9%を出資。スマートグリッドなどの送配電システムの構築支援やシステム供給、保守・運営サービスなどを手がける方針。東芝は、傘下に家庭などの電力使用を把握できるスマートメーター(次世代電力計)で世界最大手のランディス・ギア(スイス)を抱えている。
一方、東電は福島第1原発事故を受けた経営再建策の一環として、送電網に関するノウハウの海外輸出を推進。日立製作所とも合弁会社を設立している。
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経営再建の為などと多額の資金を福島第一原発事故収束以外にも使っている東電だけに500億円が全て汚染水対策に使われるか疑問だ。
また、凍土遮水壁作戦が必ず成功すれとは限らない。
もちろん、やってみなくては分からないが東電は、凍土遮水壁が失敗に終わった場合の次の手も考えておくべきだろう。
【福島第1原発 汚染水対策、効果は不透明…国際社会の目を意識】
産経新聞 [9/3 15:15]
東京電力福島第1原発の汚染水対策は、数百億円規模の国費が投入されることになり、安倍晋三首相の言うような政府が前面にたった取り組みが具体的に示された。
政府の示した対策が効果を上げるか否かは未知数だが、国際社会から汚染水対策に注目が集まる中、オールジャパンで取り組むメッセージを発信することにもつながる。(原子力取材班)
民主党政権では、事故処理について東電と一定の距離を取り、対策は東電任せになっていた。
これにより事故を起こした東電の責任を明確化した格好だが、一方で地上タンク増設など人材や資金面での逼迫(ひっぱく)が、リスクを高めた一因にもなった経緯がある。
政府が前面に出たとはいえ、今回公表された対策の多くは、東電と経済産業省が進めてきた廃炉に向けた計画などですでに公表されたものが大半だ。
建屋を囲むように地中を凍らせる「凍土遮水壁」の設置は前例がなく、約60種類の放射性物質を除去できる多核種除去装置(ALPS)の増設は早期稼働に疑問符がつくなど、抜本的とする対策の効果がでるか否かは不透明だ。
ただ、汚染水問題では、8月に地上タンクからの漏洩(ろうえい)が判明し、海洋汚染にもつながる事態に、国際社会の不信感は日増しに高まっている。
そうした中で、新鮮味には欠けるものの、国を挙げて事故収束に踏み出す姿勢を示したことは、目前の五輪招致への影響にとどまらず、国際社会からの信頼を取り戻す第一歩とはいえる。
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国費だけ投入しても東電任せでは、何も解決にはならない。と、言うか、また、同じ事態に陥り兼ねない。
国も五輪招致に悪影響が出るとか世界の目を気にしてとか…
ふざけた事を言ってないで福島の為、日本の為にお金だけでなく、英知を結集して汚染水問題に取り組む必要がある。
まだまだ前途多難な汚染水問題。
ここへ来てタンクからの汚染水漏洩が次々と発見されているが、監視体制を強化した事により漏洩箇所が多数見つかった。
漏洩は、今に始まった事では無いのだろう。
更にタンクからの汚染水漏れで影が薄くなっている地下水問題も危機的状況には変わりない。
【福島第1原発 難題抱える2つの汚染水】
産経新聞
[9/3 15:06]
東京電力福島第1原発の汚染水問題は建屋地下に流入する地下水が汚染されていく地下汚染水と、それを貯蔵するタンクからの漏洩(ろうえい)との2つがある。
福島第1原発の1~3号機では、溶けた燃料を冷却するために原子炉に水を注入し続けている。
その水が燃料に触れた後、放射性物質に汚染され原子炉建屋地下などにたまっている。
冷却した水は循環させて再び冷却に使用するので、これだけでは増えない。
問題は建屋地下に1日約400トンの地下水が流入していることだ。
このため汚染水が増え続けている。
これが原発の港湾内の海に流出。
東電の試算ではトリチウム40兆ベクレル、ストロンチウム10兆ベクレル、放射性セシウム20兆ベクレルが流れた可能性がある。
トリチウムは保安規定で、年間の放出基準値が22兆ベクレルとされている。
東電によると、第1原発からの事故前の放出量は年間数兆ベクレルで、流出した可能性のあるトリチウムはこの10~20倍程度に相当する。
東電は専門家の意見も踏まえ流出総量を試算。原発周辺海域での魚介類への影響調査を始める。
こうした汚染水をためているのが地上タンクだ。
構内には約930基の地上タンクに34万トンの高濃度汚染水が保管されている。
うち約300基は鋼板をボルトでつなぎ合わせた簡易な「フランジ式」。
8月19日に推定約300トンの漏洩があったのもこの型だ。
東電は8月31日に、このタンク周辺から毎時1800ミリシーベルトの高い放射線量を観測したと発表。
これは直接、皮膚に浴びるとやけどを負う放射線量だという。
タンクの信頼性が崩壊したことで、多核種除去装置(ALPS)の活用や、地下水の流入を阻止し汚染される前に井戸でくみ上げ海洋放出することが抜本的な解決策となる。
しかし、3系統あるALPSはトラブルが相次ぎすべて停止中。
タンクからの漏洩場所は井戸の近くで海洋放出も漁業関係者の理解を得るのは難しい状況となっている。
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ふと、思ったのだが…
溶け落ちた燃料は、流入する冷たい地下水によって今の温度が保たれている、と言う事はないのだろうか?
その地下水を止めても現状と同じ様に冷温状態を保てるのか?
素人考えなので何とも言えないが、そんな気がする。
流入する地下水が燃料に触れ高濃度汚染水となって海洋流出しているのなら燃料は確実に格納容器から外にある。
今、循環させている冷却水は原子炉格納容器内を循環させている…と思うが、違うかな?
メルトダウンで溶け落ちた燃料が格納容器を破り(メルトスルー)ある程度、下に落ちたところで冷却を開始したのなら、格納容器の底にとどまった燃料が固まり格納容器の穴を塞ぐ、格納容器内の燃料は、冷却水で冷温していて、格納容器から下の燃料は地下水によって冷却されている、とは、考えられないだろうか?
その地下水を止めたら格納容器下の燃料は、臨界に達するかものでは?
まあ、頭の良い原子力専門家が考えての対策だろうから大丈夫だとは思うのだが…
地下水の疑問もあるが、タンク周辺で計測される高線量もヤバいのでは…?
【タンクは300ミリシーベルト=東電が確認―福島第1】
時事通信
[9/3 20:28]
東京電力福島第1原発の貯蔵タンクで放射能汚染水漏れや高い放射線量の検出が相次いでいる問題で、東電は3日、前日に毎時100ミリシーベルト以上の高線量が計測されたタンクを正確に調べたところ、同300ミリシーベルトだったと発表した。東電は「汚染水が漏れた形跡はなく、タンク内の水位にも変化はない」と説明している。
東電は2日の調査で最大100ミリシーベルトまでしか測定できない計器を使っていたため、3日に改めて調査した。
一方、底部付近2カ所で高線量を計測した別のタンクを3日に調べたところ、1日に毎時1700ミリシーベルトだったタンク北側は2200ミリシーベルトに上昇していた。
南側は1日の1100ミリシーベルトから400ミリシーベルトに低下したが、依然高線量が続いている。
東電は、線量の変化について「高線量が計測されている理由が不明で、数値が変化した理由も分からない」と話している。
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「分からない」~!?
いったい、どうなっているのだ。
そもそも、タンク内の線量は、どの位なのか?
漏れ出た汚染水が濃縮され線量が上がるのなら分かるが漏れた跡が無い所でも高線量を計測しているとは…
「分からない」東電だけでなく日本の原子力関連の科学・技術者を集結させるべきでなないのか?
規制委員会と規制庁は、再稼働申請に大忙し、東電に苦言は出すが手は出さない。
やはり、国がいくらお金を出しても東電任せではダメだ!!
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~拡散・転載希望~
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◆浜岡原発再稼働の是非を問う住民投票の実施は、16万5千人の県民の意思を無視し原発推進の党本部方針を優先した静岡県議会最大会派の自民改革会議(37人)などにより否決されてしまいました。
しかし、これで終わらす訳にはいきません。
世界一危険な浜岡原発を廃炉にする為に…
私達の安心・安全な暮らしを維持する為に…
静岡県及び近隣・関東に大量の放射能を撒き散らさない為にも…
「原発県民投票・静岡」では、川勝知事に県知事権限による住民投票条例案を議会へ提出する様に要請しています。
静岡県(川勝)知事あての意見を全国からも募集します。
※浜岡原発に対する意見
浜岡原発の危険性から再稼働は、あり得ない!
浜岡原発全ての原子炉を即時廃炉へ。
川勝平太知事宛てにメッセージを届けましょう。
浜岡原発事故が起これば被害を受けるのは、静岡県だけでは、ありません。
県外からのメッセージもお願いします。
◆川勝平太知事宛てメッセージ◆
送付方法:fax 054-221-2164
TEL 054-221-2202
手紙 〒420-8601
静岡県 葵区 追手町 9番6号
静岡県庁 静岡県知事 川勝平太
知事への意見箱
http://www.pref.shizuoka.jp/governor/mailbox.html
より多くのご協力お願い致します。
[浜岡原発をとめる裁判の会]
http://www.geocities.jp/ear_tn/
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「首都圏反原発連合」
http://coalitionagainstnukes.jp/
≪さよなら原発1000万人アクション≫
オンライン署名
http://sayonara-nukes.org/
みんなで決めよう「原発」国民投票
http://kokumintohyo.com/archives/5904
≪全国脱原発デモ情報拡散≫
http://demojhks.seesaa.net/pages/user/m/index
【緑の党】
http://greens.gr.jp/2013kokkai_info/7740/
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