M9クラスの巨大地震が発生すると、その数日~数年の間に近くの火山が噴火する。

これは、それまで固着していた岩盤が一気に滑り地下100km付近でマグマが生成されるからと、火山直下のマグマ溜まりが地震により揺さぶられ発泡するからなど、巨大地震が火山に様々な影響を与えるからだ。

M9の巨大地震となった東日本大震災。

過去の巨大地震と火山噴火の関連性からしても、そろそろ日本の火山に影響が出始める頃かも知れない。


【北海道・十勝岳で火山活動活発化か 気象庁も警戒】

FNN


北海道・十勝岳で、最近の観測データに、活動の活発化を示すとみられる変化が生じていた。

北海道の中央部に位置する十勝岳。

活火山であることから、周辺には、その恵みともいえる多くの温泉がある。

この温泉にある変化が起きていた。

2年前ごろから、温泉の成分の1つ「塩化物イオン」の濃度が変化しているという。

北海道総合研究機構・地質研究所の高橋 良理学博士は「(過去の)火山活動の活発化にともなって、温泉成分の、特に塩化物イオンというイオンが、上昇していくという傾向が、周辺のいろんな温泉で見られた」と語った。

火山活動の活発化を示すという塩化物イオンの濃度。

その濃度の上昇は、25年前の十勝岳噴火の前にも観測されていた。

高橋理学博士は「塩化物イオン濃度を見てみると、噴火の2年ぐらい前から急激に上昇して、噴火に至って、最近になって、2011年ぐらいから再び上昇しているという傾向が見られ始めています」と語った。

異変は、これだけではなかった。

気象庁地震火山部火山課の菅野智之解析官は「2006年くらいから、わずかに、山頂部が膨張するような動きが観測されています」と語った。

気象庁によると、十勝岳ではここ数年、山の膨らみや、噴煙量の増加、そして地震の増加が観測されている。

中でも地震は、2012年12月、およそ17年ぶりに月100回を超えた。

さらに、2012年6月と7月には、火口付近が赤く光る「赤熱現象」が観測されている。

これは、硫黄や火山ガスの燃焼によるとみられる現象で、およそ120人が一時避難した。

高橋理学博士は「総合的に見ても、直近で噴火がどうこうということには、直接結びつかないとは思うんですけど、(火山)活動が、ある程度、活発化してきている」と語った。

もし十勝岳で噴火が起きた場合の注意について、高橋理学博士は「噴火が起こると、雪を溶かして、泥流を起こしてしまうということが、十勝岳で一番注意しなければいけないことだと思います」と語った。

冬が長く雪深い十勝岳。

積雪期に噴火が起きると、マグマなどで雪が溶け、火山灰とともに、鉄砲水のようにふもとに押し寄せる、火山泥流のおそれがあるという。

1926年の噴火の際は、噴火後、わずか25分ほどで、泥流が火口から25km離れた上富良野まで到達した。

このときは、144人もの死者・行方不明者が出た。

北海道・美瑛町の人は、「昔(1926年)は平屋だから、平屋の上に上った人が、助かったって」、「おそろしいですよね」などと語った。

地元の自治体は、人的被害が出ないよう対策を進めている。

各家庭には、迅速な避難のための防災無線が配布されている。

美瑛町の担当者は「防災のハザードマップを、各家庭に配備しております。泥流が発生することを想定しまして、融雪期に防災訓練を毎年行っております」と語った。

火山活動活発化の兆しについて、気象庁の菅野解析官は「現時点では、活発というような状況には、ないとみております。何年か先ということを考えたときには、今の傾向が続けばということですが、その場合には、少し、噴火といったものも心配する必要があることになる」と語った。



【蔵王山で火山性微動 「直ちに噴火の兆候なし」】

MSN産経ニュース
2013.5.10 19:41


 気象庁は10日、蔵王山(山形、宮城県)で、地下のマグマや熱せられた地下水の活動を示すとされる「火山性微動」が4月に3回、起きていたと発表した。

回数が少なく振幅も小さいことなどから「直ちに噴火する兆候は認められない」としている。

 同庁によると、火山性微動が発生したのは7、9、21日で、それぞれ3~5分程度続いた。

7日と21日の微動直前には、地殻変動を監視する傾斜計のデータにわずかな変化が観測された。

火山性地震は4月に46回発生し、やや多い状況だった。

 火山性微動の観測は1月27日以来で、気象庁の担当者は「地下の深い所で何らかの活動があったと考えられる」と説明した。



【不気味な火山活動 箱根山も警戒… 大噴火危ない47火山】


ZAKZAK
2013.05.17


常時観測対象の47火山


 東日本大震災の影響で大きな噴火が起きる恐れがある…。

大規模な火山災害への備えを検討してきた内閣府の有識者会議が16日、国や自治体が取るべき対策について提言をまとめた。

広域避難体制の整備などを早急に進めるよう求めたが、目下、関東で気になるのは、駅伝でおなじみ、神奈川県箱根町の箱根山だ。

今年に入って火山性活動が激増するなど不気味さを増している。

 国が火山防災の強化を急ぐ背景には、先の大震災で大規模噴火が誘発されることへの警戒感がある。

世界で20世紀以降に起きた計5回のマグニチュード(M)9級の巨大地震では、その後に例外なく周辺で大噴火が起きているからだ。

 日本でも9世紀に東北地方で貞観(じょうがん)地震(M8・4)が起きた後、鳥海山(秋田・山形)の噴火や十和田(青森・秋田)の大規模噴火が発生。大震災以降は列島の地殻活動が活発化し、浅間山(群馬・長野)や箱根山(神奈川)など20火山で地震の増加が観測された。

 その箱根山では今年に入って気になる兆候が観測された。

1月中旬から3月初旬まで、火山性地震が1650回以上発生し、山もわずかに膨張。

「噴火するのでは」と地元も騒然とした。

 その後、地殻変動は収まり、自治体や気象庁などで構成する「箱根火山対策連絡会議」もマグマの上昇する様子がみられないとし、沈静化したが、いまも不安感は収まっていない。

 有識者会議では今後、数十年は富士山など日本の47火山の活動が活発化する可能性を指摘している。

早急な対応が不可欠だ。




【富士山で異変!巨大地震の予兆か 林道陥没、周辺ではアサリ激減、アユ大量死…】

ZAKZAK
2013.05.11


 世界文化遺産の登録が確実になった富士山の周辺で、異変が相次いでいる。

3合目付近の林道が約300メートルにわたって陥没したほか、北側に位置する河口湖では湖水が大きく減少。

海でもアサリの漁獲量が激減するなど、不可解な現象が多発している。

江戸時代には南海トラフを震源とするM9級地震の49日後、富士山が噴火した。

山と海での奇妙な動きは大災害の前触れなのか。

 富士山をめぐって熱くなっているのは、世界遺産の登録を喜ぶ人ばかりではない。

山の地中では1000度のマグマが不気味にうごめいている。

 3合目付近の滝沢林道では先月、300メートルにわたる大規模陥没がみつかった。

亀裂の深さは最大1メートル超。

林道を管理する山梨県は「大量の雪解け水が舗装した路面の下の石を流失させたのが原因ではないか」とみている。

ただ、林業関係者は「こんなことは過去に例がなく、気味が悪い」と不安がっている。

 富士五湖の1つ、河口湖(山梨県富士河口湖町)では水位の低下により、「六角堂」の立つ浮島が地続きに。

出現した珍名所には、ゴールデンウイーク中に多くの観光客が訪れた。

 異変は山の周囲だけではない。

直線距離で約160キロの浜名湖(静岡県浜松市、湖西市)ではここ数年、アサリの漁獲量が激減。

2009年の6000トン超から12年は2000トン台に急減し、今年は観光客向けの有料潮干狩りが中止に追い込まれた。

浜名湖には昨年春、イルカやアザラシとも判別できない謎の生物が出現して騒動になった。

また、浜松市の天竜川流域では先月、1万匹以上ものアユの死骸がみつかっている。

浜名湖や天竜川は、巨大地震の震源となる南海トラフに面した地域だけに不気味だ。

 一連の兆候について、武蔵野学院大の島村英紀特任教授(地震学)は、「長期的にみれば明らかに何らかのサイン」と警告する。

「噴火を繰り返してきた富士山に300年も動きがないのは、異常な状態といえる。動きが活発になる時期は近づいていると思う。1707年には南海トラフを震源とする宝永地震(M8・4-8・7)の49日後、富士山の宝永大噴火が起きている。さまざまな異変は今後の噴火、大地震に関連している可能性がある」

 富士山では864年から866年にかけ、貞観(じょうがん)大噴火が発生。

終息から約3年後の869年、「前回の東日本大震災」ともいわれる貞観地震(M8・3-8・6)が起きた。

噴火と地震の順序はともかく、東日本沖の太平洋、富士山、そして南海トラフが密接に関係している危険性は高い。

 日本人は筆まめな性格のため、地震後の状況を記録した文献を多数残している。

ところが、「前兆に関する記録は貞観地震、宝永地震を含め、残念ながら皆無」(地震学者)と、大災害発生の手がかりとなる史料はないという。

 地割れなど兆候の特徴を分析して、どのような噴火が起きるのか予測するのも難しい。

富士山は地震学者の間で「噴火のデパート」といわれるほど、さまざまなタイプの噴火が発生した。

貞観大噴火ではドロドロした溶岩が流れ出た一方、宝永大噴火では大量の火山灰を噴き出し、灰は江戸市中でも降り積もった。

 地震の専門家が危惧するのは、富士山をいまだに死火山、休火山と認識している人が多いことだ。

 「1979年、死火山と思われてきた長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(おんたけさん)で大規模な水蒸気爆発があった。この噴火がきっかけで死火山、休火山、活火山という定義が見直された。火山はすべて活火山で、当然、過去に噴火を繰り返した富士山も活火山である」(島村氏)

 木曽の御嶽山は約5000年の沈黙を破って噴火した。

富士山が静かにしている300年など、自然界ではほんの一瞬にすぎない。


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近いうちに東日本から北海道の火山で東日本大震災の影響を受けた火山活動が発生する可能性は高い。

箱根山を火山だと思っていない人も多いと思うが、箱根から伊豆半島が火山半島で伊豆半島のほとんどの山が陸上火山か海底火山だ。

そして富士山と箱根山の間にある愛鷹山も富士山の西隣に位置する天子山地も火山。

静岡県東部は火山だらけといえる。

これだけ火山が集中しているのは、フィリピン海プレートと南海トラフの活動による。



東日本大震災が富士山噴火に影響するとは思わないが南海トラフ巨大地震は、確実に富士山に影響を及ぼし噴火する可能性は高い。

その時に浜岡原発が大事故を起こせば放出された放射性物質が偏西風により富士山の火山灰と混ざり「死の灰」へと変わる。

その「死の灰」が大量に降り積もるのは関東だ。

関東平野を覆い尽くす関東ローム層は、富士山の火山灰。

しかし、過去の噴火時には、浜岡原発は存在しない。


次の南海トラフ巨大地震時には、浜岡原発が存在する。


世界初の大惨事となる。

この懸念を政府もメディアも公表・報道しないのが怪しい…

東日本大震災を教訓に考えられる最悪を想定ハズなのだが……















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