【福島第一原発に再びネズミ 冷却一時停止】


日テレNEWS24
< 2013年4月22日 17:41 >


 福島第一原発でまた、変圧器付近にネズミが入り込んでいるのが見つかった。

このため東京電力は22日、約4時間にわたって2号機の使用済み燃料プールの冷却を停止した。

 東京電力によると、22日午前10時過ぎ、2号機の使用済み燃料プールを冷却する屋外の変圧器付近で、ネズミの死骸2体をパトロール中の作業員が発見したという。

これによる停電などは起きていないが、東京電力は午前11時半過ぎから2号機燃料プールの冷却システムを一時停止し、死骸を取り除いて変圧器の点検を行った上で、午後4時前に冷却を再開した。

 福島第一原発では3月、屋外の仮設配電盤にネズミが接触し、燃料プールの冷却が停止する大規模な停電が起きたばかりで、東京電力は屋外設備の小動物対策を進めていた矢先だった。

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3月のネズミ感電による冷却停止事故からかなり経つが、外部電源設備対策にそんな時間が掛かるものなのか!?

2度ある事は3度ある。


そして、汚染水漏れ問題で新たな懸念も…


【福島第一原発の汚染水漏れ 最速で10年後に上限濃度超え】

地震予測検証 / 防災情報 ハザードラボ

 東京電力福島第一原発で地下貯水槽から汚染水漏れが相次いだ問題で、原子力規制委員会は19日、早ければ約10年後に海に流入する水に含まれる放射性ストロンチウムの濃度が法令上限を超えるとの試算結果を公表した。

 日本原子力研究開発機構が試算。

敷地内に7ヶ所ある貯水槽のうち、最大量の漏れがあったとみられる2号貯水槽から、汚染水120トンが地中に漏れたと想定。

約880メートル離れた海に流れ込むまでの時間や放射性物質の濃度について、地下水の流速や放射性物質の砂質層での拡散率などから解析した。

 その結果、砂質層で土壌に吸着する割合が低く、地下水が1日30センチで流れた場合、放射性ストロンチウムは10年ほどで法令限度濃度の1リットルあたり30ベクレルに到達。

約30年後にピークを迎え、同約1000ベクレルとなる。

 ただし、土壌への吸着率が高ければ、法令上限に達することはなく、原子力規制委は「正確な移行を評価するには、砂質層での分配係数の把握が重要」としている。


【貯水池水漏れ 6年で井戸地下水汚染 東電対策またピンチ】

東京新聞
2013年4月20日 07時06分

 東京電力福島第一原発の地下貯水池から漏れた汚染水が、地下水によって拡散し、六年後には、原子炉建屋に流入する地下水を減らすために掘られた井戸を汚染する可能性のあることが十九日、日本原子力研究開発機構が原子力規制委員会の検討会に提出した試算結果で分かった。
 

東電は敷地内に十二本の井戸を掘り、建屋地下に流入する前に地下水をくみ上げて海に放出。

地下の水位を下げ、高濃度汚染水の増加を抑制する方針。

 しかし、試算では地下水の動きが速く、土壌も放射性物質を吸着しにくければ、六年後、井戸の地下水は、海に放出できる放射性ストロンチウムの基準値を超えるところまで汚染される-との結果が出た。

東電は重要な汚染水対策の一つを失う可能性もある。

 そればかりか、十年後には、原発前の海も井戸の水と同程度の汚染になる可能性もあるという。

汚染状況は、前提条件によって大きく異なってくるが、汚染度はそれほど高くなくても、井戸も海も汚染が数百年間続く、との試算もあった。

 検討会では、専門家が「地下水をくみ上げても汚染されているなら(海へは)流せない。土壌汚染が百年単位で続くなら、汚れた土壌を調べて取り除くべきだ」と指摘。

東電は、井戸水の水質分析で調べる放射性物質の種類を増やすなど、監視態勢を強化することで対応していく考えを示した。

予測の精度を上げるため、池周辺の土壌を採取し土の中での放射性物質の広がりやすさを分析するという。


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廃炉まで40年と言われている福島第一原発。

しかし、これは計画通りに行った場合で事故から2年、既にトラブル続きで廃炉までに何十年掛かるか分からない。

廃炉が出来ても土壌・水質汚染は、数十~数百年続く。

原発事故が残した傷痕は、決して浅くは無い!!



その福島第一原発が今、どうなっているのか…



【福島第1原発の現状】 手探りの作業現場

 トラブル警戒、24時間 第1原発事故2年

47NEWS


 水素爆発、放射性物質の大量放出―。

世界を 震撼 (しんかん) させた事故から2年が経過。

東京電力福島第1原発では今も敷地全体が高い放射線量に包まれている。

貯水槽から大量の汚染水が漏えいしたことも明らかになった。

再び海を汚染することはないのか。

保管燃料の安全性は。

トラブル警戒の監視は24時間体制。

40年後ともいわれる1~4号機の廃炉に向け、手探りの作業が続く現場の「今」を見た。

▼遠隔操作と原子炉監視

 事故対応の中枢、免震重要棟と廊下でつながる旧事務本館の1階に、大型モニターとコントローラーが並ぶ部屋がある。

遠隔操作室。

3号機原子炉建屋上部に残った鉄骨などを撤去する重機を、大手ゼネコンのオペレーターがここから操っている。

 画面に映っているのは、500メートル離れた3号機建屋周辺や大型クレーンのアーム先端に取り付けた計38台のカメラから送られてくる映像。

遠隔操作室は2011年8月ごろから運用を始め、現在は大小10台の重機を動かしている。

 一見ゲームセンターのようだが、遠隔操作には集中力と微妙な力加減が必要。

実際の操作の取材は「気が散るから」と許可されなかった。

昨年9月にはがれき撤去中に、鉄骨が使用済み核燃料プール内へ落下してしまった。

「同じミスはもう許されない」と担当者。

 免震重要棟2階に上がると 緊急時対策本部室 がある。

東京の本店や柏崎刈羽原発などを結ぶテレビ会議システムの巨大モニターが壁に埋め込まれ、円卓には所長を中心に医療、資材、復旧など各班の責任者が座る。

 隣接する集中監視室では、光ケーブルを経由して原子炉の温度や圧力、注水量などのデータを把握できる。

室内には常に当直員十数人が待機。

今年3月、停電をきっかけに燃料プールの冷却が長時間停止した際は、一部のデータが受信できず、作業員が現場まで行って状況を確認した。

▼汚染水処理制御

 4号機南西の高台に、大型コンテナを「コ」の字につなぎ合わせた平屋の施設がある。

原子炉への循環注水をコントロールする水処理制御室。

原子炉建屋が見える方向には大きな土のうがいくつも積み上げられていた。

建屋側からの放射線を少しでも 遮蔽 (しゃへい) するためだ。
 制御室に入るためには、放射性物質が付着していないか厳重な身体サーベイ(検査)を受ける。

問題がなければ、全面マスクと防護服を脱ぐことができる。

敷地内で防護服を脱げる場所は、免震重要棟以外ではごくわずかだ。

 1人通るのがやっとの狭い通路を抜けると、タッチパネルの付いた制御盤やパソコンモニターがずらりと並び、東芝などの汚染水浄化装置「サリー」の稼働状況が映し出される画面を、担当者2人が見入っていた。

仏アレバ社や米キュリオン社の装置の制御盤もあった。

 汚染水処理の切り札として期待される多核種除去設備(ALPS)は第1原発敷地の西側にある。

汚染水から約60種類の放射性物質を取り除くALPS内部は、タンクや複雑に入り組んだ配管で埋め尽くされ、まるで化学工場のようだ。

 約30万トンの汚染水を今後5年程度で処理する計画で、試運転を始めたばかりだが、取材当日は担当者の誤操作で停止。

東電の責任者は「操作の習熟も含めての試運転だ」と苦しい言い訳だった。

▼乾式キャスク仮保管設備

 使用済み核燃料を「乾式キャスク」と呼ばれる筒状の鋼鉄製容器に入れて屋外で仮保管する設備の運用が始まった。

第1原発敷地の西側、かつてグラウンドだった高台は高いフェンスに囲まれ、保管設備の土台が橋型クレーンのレールに沿って並ぶ。

 取材した4日は、敷地海側にある乾式キャスク保管建屋のキャスク1基(全長5・6メートル、重さ96トン)が仮保管設備に移送され、初めて屋外での保管が始まった。

中には37体の燃料が入っている。

 「写真にはフェンスの形状や監視カメラの位置が写り込まないようにしてください」。

取材を前に核物質防護の担当者がカメラマンに求めた。

 仮保管設備には、ほかに空のキャスク11基も届いていた。

今後も次々と到着する予定だ。

これらは共用プールという建物にある使用済み燃料6377体のうち2500体を屋外保管するのに使われる。

共用プールの空いたスペースには今年11月から、4号機プールの燃料が運び込まれる。

 キャスクは1基ずつ、コンクリートの壁で仕切られた区画に保管される。

この日、キャスクが移送された区画にはコンクリート製のふたが取り付けられ、防護服姿の作業員たちが慎重に設置作業に当たっていた。

 乾式キャスクは空気を自然循環させて燃料を冷却させる方式。

電源喪失のリスクがあるプールでの保管に比べて安全性が高いとされる。

仮保管設備には最終的に50基が並ぶ予定だが、いつまで仮保管するかや仮保管後の移送先は決まっていない。

▼4号機

 水素爆発でぼろぼろになった4号機原子炉建屋の壁沿いを作業用エレベーターがゆっくりと上っていく。

地上約30メートルの建屋最上部に出ると視界が開けた。

東京電力が「オペフロ(オペレーションフロア)」と呼ぶ5階部分はがれきが取り除かれ、使用済み核燃料プール越しに真っ青な海が広がっていた。

 建屋南側では、プールから燃料を取り出す設備を備えた建屋カバーの建設が進む。

土台が約50メートルまで組み上がり、オペフロには既に取り出し用クレーンのレールも敷かれていた。

1533体の燃料が保管されているプールは鉄骨などが落ちないよう鉄板でほとんど覆われていた。

 「長くとどまることはできません。もうここを離れましょう」。

同行の東電社員から声をかけられた。

オペフロの放射線量は毎時262マイクロシーベルト。

北側で無残な姿をさらす3号機建屋の線量が極めて高く、約100メートル離れているのに影響を受ける。

オペフロでは、作業員数人が全面マスクに防護服姿で黙々と働いていた。

 4号機はかつて、爆発で建屋の強度不足が問題視された。

プール真下の2階部分は、プールが崩壊しないよう鋼鉄の支柱とコンクリートで補強されている。

 オペフロから2階までは、狭くて急な仮設階段が続く。

階段の幅は30センチ程度。

建屋内は薄暗く、今も残るがれきの山や壊れた機器が水素爆発のすさまじさを物語る。

 4号機では燃料を別棟の共用プールに移送する作業が11月に始まる。

 (2013年4月8日、共同通信)


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福島第一原発廃炉は、まだまだ先が見えない。

廃炉までに何度も何度も予期せぬトラブルも発生するだろう。

実際に福島第一原発の現場で作業に従事している人達には頭が下がる思いだ。
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…だが、福島第一原発の現場から遠く東京であれこれ指示を出している東電経営者陣には、頭が下がる思いは無い!!

柏崎刈羽原発再稼働を考える前に福島第一原発を集中的に考えろ!!と、言いたい。












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