原子力規制委員会は、7月までに新安全基準をまとめる。
その骨子案の中にテロ対策と航空機(自爆テロ)による攻撃なども含まれている。
しかし、テロや航空機よりも可能性が高い核攻撃対策は含まれていない。
核攻撃に対して対策も補強も無意味だからだ。
【北朝鮮核ミサイル 「原発攻撃すれば日本消し去れる」】
〈週刊朝日〉
[2/18 16:03]
北朝鮮が3回目の核実験に「成功」した。詳細は不明だが、核の小型化を実現したとみられている。
日本のほとんどはすでに、北朝鮮が保有する射程1300キロの中距離弾道ミサイル「ノドン」の射程内にある。
仮にノドンに核弾頭が搭載された場合、どの程度の「破壊力」があるのか。
日本エネルギー経済研究所の黒木昭弘常務理事が言う。
「今回の核実験の爆発規模は、高性能火薬換算でも6キロトンから7キロトンと言われています。広島の原爆が約15キロトンですから、その半分程度となります」
実験では、通常の原爆よりもエネルギー効率のよい「ブースト型核分裂爆弾」が使われたという見方もある。
この爆弾は、核融合技術を使い、威力を保ちながら小型化することが可能で、弾道ミサイルへの搭載が容易になるという。
では、「標的」となる可能性が高いのはどこなのか。
防衛省・統合幕僚監部等の元情報分析官で軍事アナリストの西村金一氏はこう指摘する。
「北朝鮮が日本を狙うとすれば、東京などの大都市、在日米軍基地、そして原発でしょう。 韓国メディアが昨年報じたところによると、朝鮮労働党の宣伝扇動担当書記が『原発1カ所を攻撃すれば広島の原爆の320倍の爆発が起こり、日本を地球上から消し去れる』と講演で発言したようです」
そして、その危険極まりないミサイルが北朝鮮で発射された場合、日本に届くまでの「到達時間」は「最短で7~8分とみられています」(同前)
※週刊朝日 2013年3月1日号
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日本の迎撃システムを用いれば北朝鮮のテポドンを迎撃する事など容易い。
これまでも北朝鮮によるロケット(事実上の長距離弾頭ミサイル)の発射に対して迎撃ミサイル・パトリオットを沖縄、石垣島などに配備し迎撃体制を取って来た。
しかし、配備までに数日掛かっている。
これは、北朝鮮が発射予告をして来たからこそ配備出来たのであって、いざ有事となれば予告無しに発射される。
勿論、監視衛星で常に発射基地を監視しているが、それは、大型ロケット発射台で常備の何十箇所、何百発ある中距離弾頭ミサイルなど把握仕切れない。
突然発射され標的も軌道もわからなで7~8分で着弾する中距離弾頭ミサイルを迎撃する事は不可能なのだ。
今、懸念されるのが韓国と北朝鮮の間で開戦した場合だ。
北朝鮮は、何処かの国が北朝鮮に攻撃を加えたらアメリカ・韓国・日本を攻撃すると公言している。
韓国が北朝鮮へミサイルを撃ち込めば韓国は勿論、日本も攻撃対象となる。
アメリカへの直接攻撃は、北朝鮮にとっても核のお返しを懸念するので脅し程度にとどまるだろう。
核を持たない韓国と日本への攻撃は、何のためらいも無いハズだ。
これらは、全く有り得ない話しでは無い!!
そして、原発を核攻撃から守る手段は何も無い!!
【火砕流が原発襲ったら「完全にお手上げ」 専門家が吐露】
〈週刊朝日〉
[2/13 16:03]
地震大国の日本は、火山大国でもある。
怖いのは地震だけではない。
福島第一原発は地震による津波で大事故を起こしたが、噴火による火砕流でも影響がありそうだ。
東京大学地震研究所火山噴火予知研究センターの中田節也教授がこう警告するのは、泊原発(北海道)、伊方原発(愛媛)、玄海原発(佐賀)、川内原発(鹿児島)の4つ。
原発が火砕流に襲われるとどのような事態になるのか。
日本の原子力政策に深くかかわっていた“原子カムラ”のある重鎮に話しを聞いた。
「原発が火山から直接の被害を受けるという想定は聞いたことがないな」。
最初は首をひねっていたが、火砕流の説明をすると、匿名を条件にこう話した。
「原発と火山災害について、これまで本格的に論じられたことはないと思います。しかし、その破壊力を考えると、火砕流を想定して対策を考えるのは不可能。完全にお手上げですよ。火砕流が届く恐れがある場所には、原発を建てるなということに尽きますね」。
原発が火砕流に襲われるとどのような事態になるのか。
この重鎮が続ける。
「火砕流で原子炉建屋が壊されると、燃料プール内の核燃料が燃えながらまき散らされます。仮に建屋が大丈夫だとしても、周囲が壊滅してインフラが止まり、人が近づけなくなれば、冷却できなくなった炉心と、燃料プールの核燃料が燃えだして建屋は崩壊する。いずれにしても大量の放射能を放出することになる。
仮に、泊原発が火砕流に巻き込まれれば、泊原発から70キロしか離れていない札幌は、全市民が避難しなければいけなくなるでしょう」。
※週刊朝日 2013年2月22日号
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原発を火砕流が襲うと言うのは、北朝鮮の核攻撃よりは可能性が低いかも知れないが、全く可能性が無い訳でも無い。
ここで指摘されている4原発。
北海道の泊原発は、羊蹄山が懸念される。
富士山に似た成層火山の羊蹄山は、約40万年の火山寿命から、まだ若い火山に分類される。
羊蹄山火山の歴史
約10万年前から5万年前にかけて古羊蹄火山が活動し、現在の羊蹄山の活動は約5~6万年前から始まり火砕流や山体崩壊も起きた。
約1万年前以降は側火山の活動が中心となり、約6千年前以降は活動していない。
(Wikipedia)
成層火山のほとんどが爆発的噴火によりカルデラを形成する。、
この時に大火砕流を発生させる。
泊原発から羊蹄山まで、かなり距離があると思われるが、箱根火山がカルデラを形成した時、火砕流は横浜まで達している。
箱根火山も3000m級の富士山に似た成層火山だった。
羊蹄山は、火山活動を終えたのでは無くお昼寝をしているに過ぎない。
北海道は、石狩山脈を除きほとんどの山々が火山と言っても過言では無い。
羊蹄山でなくとも他で噴火が起こる可能性もある。
次に愛媛県の伊方原発だが、元々、瀬戸内海周辺から和歌山に掛けて「瀬戸内火山帯」と言って火山活動が活発だった。
山口県には、火山活動で出来た山が沢山あり四国にも溶岩台地が存在する。
更に阿蘇火山の火砕流が伊方原発を襲う可能性がある。
阿蘇は世界最大級のカルデラを持ち、過去に大火砕流が発生している。
再び爆発的噴火をする可能性はある。
そして九州・玄海と川内原発。
玄海原発は阿蘇火山の火砕流が懸念される…のだろうと思われる。
これから4原発の中でもっとも火砕流の危険性があるのが川内原発だ。
川内原発のある鹿児島は、桜島が有名だが、今も活発な火山活動を見せる桜島は、鹿児島湾と言う巨大カルデラの隅にある側火山に過ぎない。
本元は鹿児島湾の地下にある。
桜島が爆発的噴火を起こせば大火砕流が川内原発まで到達するが、鹿児島湾内で火山活動が復活すれば、とんでもない被害を及ぼす。
桜島をヤカンに例えるなら、沸騰したヤカンの蓋にあいた小さな穴からピーと湯気を噴いているだけなのだ。
鹿児島湾を海だと思っている人も多いと思うが鹿児島湾は、姶良カルデラと言う紛れもない巨大カルデラだ。
【姶良カルデラ】
姶良カルデラ(あいらカルデラ)は、鹿児島湾北部において直径約20kmの窪地を構成しているカルデラである。
加久藤カルデラと阿多カルデラの間に位置する。
従来2万5000年前~2万年前と考えられていた姶良大噴火は、近年の研究で、約2万9000年前~2万6000年前であると推定されている。
(Wikipedia)
大火砕流は九州南部に達し、火山灰は日本各地に降り積もり、関東にも10㎝降り積もった。
姶良カルデラで大噴火が起これば川内原発などひとたまりもない。
もっとも、これらの火山が爆発的噴火を起こし大火砕流が発生すれば原発事故が起こる前に周辺は壊滅してしまうが…
ようするに、原発を襲う危機は津波や活断層だけでは無い、と言う事。
そして、この2つの話しは、100%有り得ない話しでは無い!!
原発が無ければ危機も100%無くなる。
使用済み核燃料を何とかすれば………
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