【活断層の危険性 適切評価なく原発再稼働容認できぬと専門家】

NEWS ポストセブン [7/24 16:06]

原発周辺で見過ごされている活断層をいくつも指摘し、「評価をやり直すべき」と訴えてきた渡辺満久・東洋大学教授(変動地形学)。

そして今、全国で唯一運転が再開された大飯原発の敷地内に、活断層の存在が疑われている。

6月末に現地を視察した渡辺教授が、新たに判明した重大な事実を報告する。


* * *
原発の危険性ばかり訴えているため誤解されがちだが、私は再稼働に絶対反対ではない。

代替エネルギーの少ない日本の現状を慮れば、原発の即全廃は非現実的だからだ。

しかし、活断層の専門家としては、その危険性が適切に評価されない限り、再稼働を容認することはできない。

それは、既に稼働した大飯原発も例外ではない。

大飯の敷地内には1、2号機と3、4号機の間をF-6という破砕帯(断層)が南北に走っていることが判明しているが、これは後述する理由から活断層の疑いがある。


しかも、6月27日に行なった現地視察では、新事実が判明した。



施設の耐震設計上、最も重要度が高い「Sクラス」に位置づけられ、事故発生時に3、4号機の原子炉を冷やすための水を運ぶ非常用取水路がF-6断層を横断していたのだ。

いくら耐震構造を強化しても、地盤そのものがずれると建築物は破壊されてしまう。

F-6断層が動けば、これを横切る直径数mの取水管が壊れて3、4号機の原子炉が冷却できず、原発事故がより深刻化する懸念がある。

この事実がわかってピンときた話がある。

2年ほど前、原子力関連施設の耐震安全審査の手引きを作成する会議で、活断層の専門家である広島大学の中田高名誉教授と名古屋大学の鈴木康弘教授が「活断層が疑われる断層の上に重要構造物を建てない」という主旨の一文を加えることを提案すると、他の多くの委員は「活断層の真上にSクラスの建物・構築物を設置することは想定していない」として、強硬に反対した。

察するに、彼らは今回のような大問題の発覚を恐れていたのだろう。

実は今回、F-6断層が活断層である疑いが明らかになったのは関西電力作成の資料を見てのことだった。

1985年の3、4号機の設置許可申請に際し、関電はF-6断層のトレンチ(掘削)調査を行ない、坑内の南側断面図を示して「活断層ではない」と判断。

原子力安全・保安院も2010年の耐震安全性調査(バックチェック)で関電の評価結果を「妥当」とした。

ところが、ここに陥穽があった。実は、1985年の調査では南側だけでなく、同じ坑内の北側断面図も存在したが、関電は今回の再稼働をめぐる保安院の安全確認調査に南側の断面図のみを提出し、北側断面図をなぜか出していなかったのである。

今年5月末、市民団体が発掘した1985年当時の資料で北側断面図を見た私は心底、驚愕した。

破砕帯を境にして地層の壁面が50cmほど隆起し、その起伏に沿って砂利層など新しい地層が堆積していたのだ。

一見して「地層のずれ」が読み取れる図だった。

さらに、岩盤がずれて擦れる際に生じる「断層粘土」が破砕帯との隙間に存在する様子も描かれていた。

柔らかい断層粘土は地層が比較的最近動いた証しとなる。

北側断面図が示すのは典型的な活断層の兆候だったのだ。

不思議なことに、関電が提出した南側の断面図には「地層のずれ」や「断層粘土」は一切見られなかった。

同じF-6のはずが、北と南でなぜ大きく食い違うのか。

この疑問は、もう一度掘削調査をして地層断面を確認すれば判明する。

この断面図が作成された地点の上には建物が建っているが、私は先の現地視察で、敷地内に掘削可能な場所が3地点あることを確認した。

関電側は「物資搬入車両の通り道のため工事は困難」などと言うが、掘削調査は数日~1週間で完了するので一時的に車両用の別ルートを設けるなど対応方法はあるはずである。

今からでも、掘削調査をすべきだ。

※SAPIO2012年8月1・8日号



↑電力会社が提示した資料のみで保安院が「妥当」とする構図は、全国の原発でも同じ。

国民に甚大な被害を及ぼし兼ねない事項も原発推進の二者が馴れ合いの上、簡単に容認されて来た。


この事が福島第一原発事故を招いた原因(人災)なのだが、未だに同じ事を続けている。

このままだと、再稼働した大飯原発も福島第一原発の二の舞となるであろう。


4号機のフル稼働で牧野経産副大臣は


「ほっとした」


と、もらした。


何を「ほっとした」のか?


これで、やっと家に帰れるから「ほっとした」のか?


国民からしてみれば、「ほっと」するどころか、政府と関電によって放射能汚染のリスクが高まった。

「ほっと」するどころでは無い!!

この関電による隠蔽工作と保安院によるいい加減な「妥当」は、到底見逃すべき事では無い。


各電力会社から提出されたストレステストも電力会社が都合の良い様に作成して身内の保安院が「妥当」と判断している事から、何の効果も意味も無い。


大飯原発3・4号機をフル稼働させ、気を良くさせた↓このお方


電力は足りていると言うのに…


【関西電力の八木社長が“次の再稼働”は「高浜3、4号機が最有力」と発言。「審査を早く」とも。】


調子に乗るのもいい加減にしろ!!


関西電力の「虜」となった牧野経産副大臣の次なる出張先は…


と、その前に


この「虜」さん

滞在中は、さぞかし当事者から接待三昧を尽くしてもらったのでは?と、個人的な疑惑!


【保安院、原発再稼働へ現地調査 高浜3、4号機 福井】

産経新聞 [7/25 07:55]

経済産業省原子力安全・保安院は24日、再稼働の条件となるストレステスト(耐性検査)の1次評価を審査するため、関西電力高浜原子力発電所3、4号機(高浜町)の現地調査を始めた。

25日まで。

保安院と原子力安全基盤機構の担当者計11人が訪れた。

調査に先立ち、保安院の門野利之・総括安全審査官は「安全向上の取り組み状況を確認したい」とあいさつ。

関電原子力事業本部の森中郁雄副本部長は「これまでもハード、ソフトの両面で対策に取り組んできたが、ご指摘があれば、すぐに改善したい」と応じた。

門野審査官らは、電源喪失時の冷却用給水や電源確保の訓練を確認。施設の浸水対策の状況や津波による漂流物対策なども点検する。



↑肝心な審査を省いている。


上の記事にもあるように、いくら耐震補強をしても安全対策を取っても地盤が動いたらひとたまりもない!


日本のストレステストで重要視しなくてはいけないのは、原発敷地内の地層や断層なのだが、電力会社や保安院にとって、そこは触れたくないところ。


だから

「安全向上の取り組み状況を確認したい」

と、だけで「妥当」と判断する。



【原子炉建屋直下を掘削へ=志賀原発「活断層」指摘で―再調査計画を提出・北陸電】

時事通信 [7/25 17:51]

北陸電力志賀原発1号機(石川県志賀町)の原子炉建屋直下に活断層がある疑いが指摘された問題で、同社は25日、原子炉建屋の下に調査用のトンネルを掘り、断層の状態を直接観察するなどの調査計画を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。

31日に開かれる専門家意見聴取会で了承が得られれば、今秋に掘削を実施。

来年1月をめどに最終報告をまとめる。

保安院は、志賀原発の建設時などに提出された資料を再確認した結果、1号機原子炉建屋南西部の地下を走る「S―1断層」が、耐震設計審査指針で活断層とみなされる、後期更新世(約12万~13万年前)以降に活動した新しい断層の可能性があると指摘。

同社に再調査を指示していた。



↑この「同社に再調査を指示」が問題だ!

独立した地質調査機関を設置して調査しなければ、また電力会社に雇われた調査機関が雇い主に都合の良い調査結果を提出する。


電力会社も原子炉を廃炉か存続の瀬戸際に立たされる為、無理してでも結果を偽装しかねない。


万が一、活断層が見つかったとしても蓋をして見なかった事にしてトンネル内の活断層で無い別の場所の写真を保安院に提出して保安院が「妥当」と太鼓判を押すのが目に見えている。

今後、この様な事が無いよう規制するのが新しく設置される「原子力規制委員会」なのだが、委員長から委員まで原子力推進派が勢揃いの「原子力推進委員会」では、まともな判断は出来ない。






パブリック・コメント


※締め切り間近!!
(7月末締め切り)

【原発の是非を考える国民の声を内閣府へ…】

パブリックコメント


※拡散・転載お願い致します※

政府のエネルギー政策について、政府が国民から意見を聞く聴取会が全国各地で始まりましたが、東北地方の聴取会で「やらせ」が発覚しました。

全国各地の聴取会でも政府の「やらせ」が行われると思います。



将来の原発比率

0%か15%か20~25%か…


真の国民の声を政府に届けましょう!



国が、原発についてのあなたのご意見(パブリックコメント)を募集しています。



これは国のパブリックコメント(意見公募)という制度です。

方法は3つ。

○ 国のWEBのフォームから

https://form.cao.go.jp/aec/opinion-0027.html

(携帯からでも投稿出来ます)


○ FAXで

03-6368-9460


エネルギー・環境会議事務局

「エネルギー・環境に関する選択肢」に対するパブリックコメント受付係

○ 郵送で

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エネルギー・環境会議事務局

「エネルギー・環境に関する選択肢」に対するパブリックコメント受付係

2500文字以内(もちろん、短くてもOK)

100文字を超える場合は100文字で概要もつける

※締切は7月末日です。

ご協力お願い致します。



【7.29脱原発国会大包囲】

日時:2012年7月29日(日)
集会開始:15:30 デモ出発:16:30 
19:00:国会包囲(集会 /キャンドル・チェーン)
集合場所:日比谷公園中幸門(日比谷公会堂裏)
主催:首都圏反原発連合
協力:さようなら原発1000万人アクション / 原発をなくす全国連絡会 / ザ・アトミックカフェ/ 脱原発世界会議 / WISE Amsterdam


さよなら原発1000万人アクション

オンライン署名

http://sayonara-nukes.org/



全国脱原発デモ情報拡散


http://demojhks.seesaa.net/pages/user/m/index




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