【大飯原発見切り再稼働に対し静岡県内の反応は…】

(一部重複する記事があります)



「生活、経済守るため」 大飯原発再稼働で御前崎市長 静岡

2012.6.17 02:03

 政府が関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を正式決定したことについて、政府の要請で全面停止している浜岡原発を抱える御前崎市の石原茂雄市長は16日、「国と地元が管内の住民生活、経済活動を守るために今回の決定に至ったもの」と一定の理解を示すコメントを発表した。

 一方、川勝平太知事は同日、県庁で記者団の取材に応じ、「政府は安全性から安定供給に軸足を移したという印象を持った。関電に押し切られた感じがする」と述べ、政治的判断だとの認識を示した。

浜岡原発の再稼働については「大飯原発のプロセスを模範にすることはない」と、従来の考えを改めて示した。

 地元自治体として中部電力と安全協定を結び、浜岡原発の永久停止を決議している牧之原市の西原茂樹市長は「政治判断で再稼働に至ったことは非常に残念」とコメント。

同じく安全協定に加わる掛川市の松井三郎市長も、「政府の決定は拙速」と批判した。



~静岡~

【大飯再稼働 川勝知事「浜岡は別」】

6月17日



 中部電力浜岡原発が立地する静岡県の川勝平太知事は県庁で記者団の取材に応じ、大飯原発の再稼働に「政府は安全性から安定供給に軸足を移し替えたという印象」と指摘。

「一昨年の猛暑を基準に15%の需給ギャップというのもおかしい。
今回は明らかに政治判断。
安全性の観点からみると非常にあやしい」と疑問を投げかけた。


 浜岡原発については「大飯原発の再稼働は何の模範にもならない。同じ経過をたどるとは受け止めていない。

安全性を抜きにして安定供給はありえない」と強調した。


 御前崎市の石原茂雄市長は「国と地元が関電管内の住民生活、経済活動を守るために決定に至ったと理解している」とコメント。

浜岡の再稼働には「すべては中電が進めている津波対策が完了してから。

国のエネルギー政策なども示されず、現時点では議論する段階に至っていない」と従来通りの慎重な立場を示した。

 隣接する菊川市の太田順一市長は「安全性に不安があり、防災対策にも解決すべき問題がある。

現状では市民の理解も得られるとは思えない」と浜岡の再稼働に否定的だ。

 掛川市の松井三郎市長は政府に「新エネルギー政策、原子力規制庁、電力需給、使用済み核燃料の最終処分など総合的な説明が欠けている」と注文を付けた。


【大飯再稼働、意見分かれる】

2012年06月17日

 「拙速」「安全より安定供給に軸足を移した」との批判が多数を占める一方、「経済停滞を考え、やむを得ない」との声も――。

政府が16日に決定した関西電力大飯原発(福井県)の再稼働について、川勝平太知事や中部電力浜岡原発(御前崎市)から30キロ圏内の11市町長の意見は分かれた。

 川勝平太知事は同日午後1時過ぎ、報道陣に対し、「昨年の夏も冬も乗り切ったにもかかわらず、今回の再稼働の判断は基準がおかしい。安全より安定供給に軸足を移しかえた、明らかな政治判断だ」と述べ、さらに「福島第一原発事故の被災者の現状などを想像できない政治家はだめだ」と批判した。

 藤枝市の北村正平市長も「福島第一原発事故の検証がなく、将来のエネルギービジョンもない中での再稼働は性急。
国民に不安を呼び起こす」と厳しく批判。

磐田市の渡部修市長も「再稼働ありきで進んでおり、拙速だ」

焼津市の清水泰市長は「原発は人間がコントロールできない。原子力発電は推進すべきでない」などとした。

 ◇浜岡の場合、厳しい姿勢 

 一方、政府判断を容認したのは、「夏の電力需給の厳しさを考慮した」とした菊川市の太田順一市長と、「経済活動の停滞を考えた判断はやむを得ない」と答えた島田市の桜井勝郎市長。

浜岡原発の立地する御前崎市の石原茂雄市長は「関西電力管内の住民生活、経済活動を守るために今回の決定に至ったものと理解している」とした。

◇「原因究明ないまま再稼働はおかしい」

 

また、浜岡原発再稼働の是非を問う住民投票実現を目指す「原発県民投票静岡」の鈴木望代表にも今回の政府判断について聞いたところ、「福島第一原発事故の原因究明もないままの再稼働はおかしい」と批判。

「県民の大多数は浜岡原発再稼働に反対ではないか。県民の意思を政治に反映させたい」と話した。


【大飯再稼働を批判/脱原発をめざす首長会議】

2012年06月18日

 全国の首長や元首長らで旗揚げした「脱原発をめざす首長会議」の三上元・湖西市長らが17日、東京都内で会見し、政府が関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を正式決定したことについて、「脱原発依存への手順を示さないまま、周辺住民の合意を得ることなく再稼働を決めたのは誠に遺憾」などと批判した。

 首長会議は野田佳彦首相に対し、「暫定的な安全判断基準で決めた」「原発から100キロ程度の広域の住民同意を得るべきだ」などとする再稼働決定への抗議文書を18日に届ける。

 同会議の世話人を務める三上市長(静岡県湖西市)は「再稼働は、新しい原子力規制組織が判断するべきだ」としたうえで、「事故の補償を明らかにするため、万一に備える保険に入らなければ再稼働は認められない」と主張。

東海第二原発がある村上達也・茨城県東海村長も「大変失望している。再稼働ありきのでたらめなプロセスで、茶番劇だ」と厳しく批判した。

 首長会議は5月、政府に「安易な再稼働」をしないよう申し入れていた。


【署名3万7791人分に/原発県民投票】(静岡)

2012年06月17日



署名数が目標の半分に達したことで片目が入っただるまと鈴木望代表=静岡市葵区のサールナートホール

 浜岡原発再稼働の是非についての住民投票を実施することを目指す「原発県民投票静岡」の署名活動開始から1カ月が過ぎ、16日現在で3万7791人分の署名が集まったことがわかった。

住民投票条例の制定を直接請求するのに必要な約6万2千人の半分を超えた。

 約2カ月の署名期間の半分が過ぎたことを受けて16日、静岡市葵区のサールナートホールで折り返し集会が開かれ、関係者らが意見を交換した。

 鈴木望代表は「署名活動が広く知られていないのが課題。

ただ、署名を求めると反応は良く、ほとんどの人が応じてくれる。

他の署名活動ではあまりなかったことだ」と、活動の手応えを強調した。

同団体スタッフの静岡大学4年、中矢秀(しげる)さん(24)は「時代が変わるかもしれない瞬間に立ち会えている。

もっと若い人の署名を集めたい」と話した。




【浜岡原発の再稼働は県民投票で】


チョキ署名期間パー
5月13日~7月11日

「原発県民投票静岡」は、浜岡原発の再稼動を「県民投票」で決めようという市民活動です。県議会に実施を求めるために、署名活動を行います。


http://kenmintohyo.com/


【※追記】


牧之原市が「脱原発」の議案賛成へ

共同通信 [6/19 13:55]

静岡県牧之原市の西原茂樹市長

静岡県・浜岡原発地元の牧之原市が中部電力株主総会で脱原発議案に賛成の方針。再稼働にも影響か。



↓静岡県の反応と別の記事



【大飯再稼働に抗議・離党!】




民主・平氏が離党届=原発再稼働に抗議

時事通信 [6/18 18:29]

民主党の平智之衆院議員(京都1区)は18日付の自らのブログで、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に抗議し、執行部に離党届を提出したことを明らかにした。

当面は無所属で活動するとしている。

民主党内では、野田佳彦首相の消費増税方針への反発から複数の議員が離党したが、原発再稼働問題を理由とした離党届の提出は初めて。

平氏は2009年の衆院選で初当選し、鳩山由紀夫元首相のグループに所属。

平氏はブログで「16日に政府で再稼働の決定がなされた時点で離党を決意」したと説明するとともに、再稼働について「新しい文明の転換点に対峙(たいじ)する国民の行動権を剥奪する愚行」と批判している。


平智之公式ブログ


http://t-taira.net/blog/2012/06/post-606.html


平氏の離党以前のブログを見ると野田総理・政府の矛盾と変貌が伺えます。

やはり原子力ムラか原発推進官僚が政府を動かしてるとしか思えません。

これでは「決められる政治」を目指しているのでは無く「決められている政治」を目指している…様です。

平氏も離党するのであれば、再稼働に疑問を持つ議員を集め新党を立ち上げて本腰を入れて脱原発に動いてもらいたいですね。

もっとも、消費税増税に反対している議員でも自分の身を掛けてまで反対に徹底する議員はいませんけどね。



平氏も離党するだけでは、一線から手を引いただけとなってしまいます。

それでも、脱原発を掲げる数少ない政治家として今後の活動を見守りたいと思います。




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