↓ちょっと前の記事になりますけど…


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【御前崎市長選に村松氏出馬表明】

(2012/3/ 8 07:31)

 元小笠掛川民主商工会事務局長で、観光業村松晴久氏(60)=御前崎市新野=が7日、市役所で会見し、任期満了に伴う御前崎市長選(4月8日告示、15日投開票)に無所属で出馬することを表明した。共産党の推薦を受ける。

 村松氏は全炉停止中の浜岡原発(御前崎市佐倉)について「廃炉を宣言することが今後の御前崎のスタートとなる」と強調し、「浜岡原発は再稼働させない」と明言した。

 村松氏は同市新野出身で、愛知大卒。1977年に小笠掛川民主商工会に入り、2003年から同商工会事務局長を務め、11年5月に退職した。
 

市長選には現職の石原茂雄氏(64)、元市議で建築士水野克尚氏(57)が立候補を表明している。

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↑石原氏と水野氏は、今まで原発の恩恵を受けて来た原発推進派。

この選挙は、御前崎市民が今後も原発の恩恵を受けたい為に危険極まりない浜岡原発を再稼働させたいか、恩恵は無くとも生活の安全を守りたいと考えているかが問われる選挙となります。

もし、御前崎市以外の静岡県民が投票出来るのなら、ほとんどの人が浜岡原発廃炉を唱える候補者に一票を投じると思います。


そして、最近…


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中部電力は30日、昨年5月に停止した浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)5号機の復水貯蔵槽底部に、少なくとも11カ所の貫通穴を確認したと発表した。同日、国と静岡県など地元自治体に報告した。水の漏洩はなく、外部への放射性物質による影響もないと説明している。原因を究明し、穴の補修を実施する。

 復水貯蔵槽は発電所の運転に必要な水を貯蔵するタンクで、わずかな放射性物質を含む。昨年10月に厚さ約4ミリのステンレス製の内張材を点検したところ、溶接部分など40個の穴を確認した。漏れの有無を確認する試験では、少なくとも11カ所の貫通が確認された。

 5号機は昨年5月の政府要請を受けて停止した際、復水器内に海水が流入するトラブルが発生。海水は貯蔵槽にも流入していた。

【2012.3/30】


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↑中部電力は、この海水流入によりステンレスが腐食したのが原因ではないかと発表しています。

そんなに脆いステンレスを使用していたのか?

そもそも、海水でステンレスに複数の穴が開くのか?

この貯水槽に中性子が混ざっていたら可能性はありますけど…

中部電力の説明・見解は、国民をナメ切っています。


更に…


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【最大津波34メートル 南海トラフの巨大地震で新想定 浜岡原発で想定超】

産経新聞 [3/31 16:54]


南海トラフの巨大地震モデル検討会の会議後、会見する阿部勝征東京大学名誉教授 =31日午後、東京・霞ヶ関(三尾郁恵撮影)(写真:産経新聞)

東海・東南海・南海地震が起きる南海トラフ(浅い海溝)の巨大地震について内閣府の検討会は31日、3つの地震が連動する最大級の津波と震度の新たな想定を公表した。津波を起こす地震の規模はマグニチュード(M)9・1となり、津波高は高知県で最大34メートルと推定。震度7の強い揺れの範囲も約20倍に拡大するなど従来の想定を大幅に上回った。

停止中の中部電力浜岡原発(静岡県)の津波高は想定を超える21メートルと予想され、新たな安全対策を迫られる。

津波高は静岡県から紀伊半島、四国の太平洋岸で20メートル以上となり、高知県黒潮町で最大の34・4メートルに達する。

九州東部は約15メートルで、関東でも東京・新島で29・7メートル、神奈川県鎌倉市で9・2メートルと推定した。

国の中央防災会議による平成15年の想定と比べ、津波高が10メートル以上の自治体は9倍の90市町村、20メートル以上はゼロから6都県23市町村に増えた。

東海地震の想定震源域に位置する浜岡原発の津波高21メートルは東日本大震災後、経済産業省原子力安全・保安院が電力各社に指示した緊急安全対策の水準(15メートル)を上回る。同原発で建設中の防波壁(18メートル)も超えて敷地内に浸水する高さで、安全対策の抜本的な見直しが不可欠になった。

瀬戸内海に面する四国電力伊方原発(愛媛県)では3メートルで想定を下回った。

一方、震度7の地域は兵庫、香川、愛媛、宮崎の4県を新たに含む10県153市町村に増えた。

静岡、愛知、三重、高知の各県で増加が目立ち、特に愛知は名古屋市が新たに含まれるなど都市部で大幅に拡大。関東は横浜市で震度6弱、東京都心で5強と予想した。

検討会は大震災で想定外の巨大地震と津波が起きた反省を踏まえ、同様の海溝型地震が起きる南海トラフの想定を見直してきた。トラフ付近で震源断層が大きく動き、津波が巨大化する大震災タイプの津波断層域(M9・1)を新たに導入したほか、断層面を東西方向や陸側に広げ、強い揺れを起こす強震断層域を従来のM8・7からM9・0に上方修正した。

新想定を受け中央防災会議は、6月をめどに死者数や家屋倒壊などの被害想定を新たに作成。年内にも住民の避難を軸とした防災対策をまとめる。


15年の被害想定は死者2万5千人、全壊90万棟、経済被害81兆円としたが、これを上回る公算が大きい。

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↑中部電力浜岡原発で進められている防潮提は18m。

鉄筋の柱の間にコンクリートブロックを並べていきます。

柱とブロックは、かなりの強度が保たれる事になりますが、ブロックとブロック、柱とブロックの繋ぎ目は21mの巨大津波の水圧に耐える事が出来るか疑問です。

中部電力は、21m(新想定)-18m(防貯)=3mの浸水と考え、3mの浸水でも大丈夫と発表しました。


浜岡原発の前に以前の浜岡原発防潮提とされた高さ1原発0m~15mの砂丘があります。

これがジャンプ台となり、更に巨大津波は勢いを増し高い(遡上)津波が押し寄せる事になるのを分かっていないのか?

分かってて黙っているのか?

(この砂丘、台風で一番高い所まで流木が打ち上げられています)


東日本大震災でも街中を襲った16mの津波が山の斜面まで到達し遡上高34mを記録しました。


浜岡原発を襲う21mの津波が手前の砂丘をかけ登り何mの遡上をするか?

その先にあるのは、山では無く原子炉です。

もう1つ、この砂丘と現在建設中の防潮提の間は数mです。

津波の第一波で、この隙間が海水と砂で埋まれば、第二波からは、そこをすんなり乗り越えます。

18mの高さから、一気に原子炉や配管などを直撃する事になるのです。

現在建設中の防潮提が「アダ」となる可能性さえあります。

そうでなくとも軟弱地盤の上に建てられた耐震不足、手抜き工事の浜岡原発ですから震度7強の強震でダメージを受けながら巨大津波の直撃を受ける訳です。

福島第1原発は震源域から遠く離れていたにも関わらず最悪の事態となりました。


東海東地震の震源域真上に建つ浜岡原発…


相変わらず、「大丈夫ですよ」 と、言い切る中部電力…


今年の夏、電力不足が懸念される中、中部電力は関西電力に電力供給をします。

浜岡原発が全原子炉停止状態であっても電力を融通する余力があるのならば、危険極まりない浜岡原発は必要無いのでは無いでしょうか?


中部電力が保有する原発は、浜岡原発のみです。

浜岡原発が廃炉になれば、国からの補助金も降りない、今まで掛かった原発建設費・維持費や廃炉に伴う費用など、損得勘定で浜岡原発を廃炉にする事を拒み続ける中部電力。


しかし、いくら防潮提を増設しても津波対策をしても東海・東南海・南海地震で必ず浜岡原発は最悪の事態に陥ります。

史上最悪の浜岡原発事故を防ぐには、直ちに浜岡原発を廃炉にして貯蔵されている核燃料と使用済み核燃料を移動させるしかないのです。



浜岡原発を永久停止・廃炉にすれば済む話しです。



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