僧侶のパンツ | 落ちる夢

先日、本を読んでいて偶然、生まれて初めて知った事がありました。

なんとうちのお坊さんの宗派の僧侶(て書くとなんか表現が変ですが、まあ『うちのお坊さん』てのは彼のあだ名だから)は、下着は必ず白いものをつけなければならないらしい。

 

えー!!! そんな事今まで知らなかったよ!! だってあなた、いっつもポールスミスとかアーノルドパーマーとかアウトドアとか、色とりどりの派手なボクサーパンツばかり穿いてるじゃない!!

(買ってくるのは私だが)

(だって男性の下着って大好きなのだものーどうしてあんなに可愛いのでしょう)

と、うちのお坊さんへ言う私。

 

「そうだよ。だから本山に研修とか修行で泊まる時は真っ白な下着つけてるもん」

えーそうなの!?

「昔、一回、その真っ白な下着つけてるところ、あぷさん(私)に見られてめっちゃ笑われた事あったよ…」と顔を歪めて薄ら笑ううちのお坊さん。

えーそんな事あったっけー? 覚えてなーい。(やった方は往々にして覚えていないもの)

 

ちなみに真っ白だったら、下着はなんでもいいそうです。ボクサーでもトランクスでもふんどしでも。

 

えーでもあなた、じゃあいっつも規則破ってるって事じゃない。ダメじゃない。バレたら審問院にかけられるよー?

「うるせーわ!! 笑ったのはあぷさんじゃん。どーでもいーわ。毎回、お参りに行く度に檀家さんにパンツ見せる訳じゃなし!!」

 

…そのお坊さんの反論にめっちゃ笑ってしまいました。確かに。

 

でも毎回パンツを見せてくれる僧侶。それはそれで人気も出るような気がするが。面白くて。癒しで。

 

そして昔の私はあざ笑ったらしいが(ほんとぜーんぜん覚えていない)、うちのお坊さんの白のブリーフ姿、それはそれで今なら萌える気もしますが。いつもはお洒落な人のださい姿って。