私にとって大きな大きな事実でして。
それは、私の叔母が卵巣がんで亡くなっているということだったんですけれども。
叔母は標準治療を一通り受けて、それでも命は助からずに亡くなりました。
大好きな叔母でしたから。大切な人でしたから。
私も叔母が卵巣がんになったと知った時、色々調べました。
お見舞いにも行って、話も聞いて、いろんな治療法を探したり、話したりしました。
卵巣がんの予後はあまりよく無いということや、
再発したらやばいということ、
遺伝性の要素も少なからずあるということなどはその時になんとなくわかっていました。
でも、まさか自分が卵巣がんになるなんて、その時は思ってもいなかったですけど。
でもでも、だから卵巣が腫れてきた時、すぐにその可能性が頭をよぎりました。
でもでもでも、叔母の経験があったから、
標準治療の選択をしなかった。選択の幅をうんと広く持てた。これもまた事実です。
そのおかげで、今こうして卵巣のがんさんはまだお腹にいらっしゃるだろうけども、元気に過ごしている。
仕事もしてるし、遊びにも行くし、家事も全部出来ています。
ついでにいうと、畑もしてるし、エッチもするし、犬の散歩もしています
標準治療である手術、抗がん剤をして、再発して亡くなった叔母。
それを近くで経験して、どうしてもその選択は出来なかった私。
どっちが正解かはわかりません。
標準治療をして元気な方もたくさんいます。
なので、あとは自分で納得した方法を選択するだけ。
人生、何が功を奏するかはわかりません。
叔母が身をもって教えてくれていたのかなとさえ、思います。
全てのことが何かを教えてくれている。そんなふうに思いますね。