~【2019年本屋大賞受賞】
『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ~
半年くらい・・・
いやそれ以上待った
昨年の2019年本屋大賞を受賞した
瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』
今週は、お仕事での移動や
病院での待ち時間もあり2日で読み終えました
主人公、高校二年生の森宮優子。
彼女には、父親が三人、母親が二人、
現在は、ニ十歳しか離れていない父と暮らしています。
継父、継母と血のつながっていない人と暮らしですが
あふれるくらいの愛情を注がれて不満なく生きています。
血の繋がらない親との間をリレーされながらも
自分が伴侶を持つときの優子は・・・。
家族の在り方はそれぞれですが、
人を愛する気持ち、お互いを思いやる気持ち、
子供を思う気持ちは、こんなに人の心を
温かくさせてくれるのだなぁと思いました
電車や病院の待合室で読んでいた私は、
途中で涙が溢れそうになる時が何度かあり、
こらえながら読んでいました
終盤は、自宅で一人読んでいたのですが、
途中から涙が止まらなくなってしまいました
全編を通して、
一つ一つの言葉が優しく、
とても心が温まるストーリーです
読み終えた後、
改めて家族っていいなと思える物語でした
分かりやすく読みやすいので
息子にも読めるかなと思って、今読ませています
どう感じるのか気になるところですね・・・・
今日書店に行ったら
文庫も発売されているんですね
息子が二週間で読み終えなければ文庫を買います(笑)