この記事はなぜか書いたような気がしたが、書いていないようなのでアップ。
近所の商店街で、ときおり托鉢をされているお坊さんがいる。
ちりーんちりーんと小さな鐘?をならして、この暑さにいてとても涼しげである。
鐘の音があまりに美しいので、そのお坊さんがいらっしゃる時は、お金をちりんと入れるようにしている。
そもそも托鉢とはなんたるかを知らなかったので調べてみると、目的はお金や食べ物を集めることではなく、恵まれない人々が、施しをする機会を与えるためのものらしい。
つまり、托鉢は富裕層のいる場所で行うのではなく、貧しい人々の前で行うものなのであるという。
貧しい人々が施しを与えることで、徳を積み、その結果豊かになることを願ってのことらしい。
ありがたいことである。
さすが、想像の斜め上をいっている。
ちりーん、ちりーん、という音は、かなり遠くから聞こえるため、この音が聞こえると、ごそごそと五百円玉を用意する。
そして、今日も私は徳を積ませていただくのであった。