今日は娘と久々のお泊まり❣️

今回のお宿は藤三旅館の別邸「鉛温泉 心の刻 十三月」です✨

藤三旅館湯治部側の坂を下ると見えてくる黒と白のシンプルな建物が十三月です。
到着するとすぐに宿の方が出てこられてお出迎えして頂きました✨

外観はとてもシンプルだけど、中に入れば余計な色やモノがない、一見、ビジネスホテルのようなお宿。
こじんまりとしたフロント脇にはimpactのある大きめのアルゴランプが目を惹きます🎵
ロビー全体がとてもスッキリした印象です✨
チェックインはこのスタイリッシュな椅子に腰かけながら行いました。
こんな変わった形状のボールペンにすら、高級な佇まいを感じてしまいます💦
早めにチェックインを済ませ、お部屋へ案内して頂きました✨

温泉らしからぬ廊下もまたスタイリッシュ❣️
部屋のドアも無機質で、ホテルっぽい感じだけは否めません💦
いざ、入室❗
バリアフリーの室内、スリッパやモチーフはデザイナーさんとのコラボだそうです✨

室内はとても広い洋室で、白を基調にしたインテリアも温泉宿とは思えないモダンさ✨
60㎡の室内はリビングやベッドルーム、半露天風呂、シャワールーム、洗面脱衣室など、全てに於てゆとりを感じる造りでした✨
全14室ラグジュアリースイートの十三月は、客室全てに源泉掛け流しの半露天風呂が付いています🎵
個室の湯船としてはとてつもなく大きくて、母娘が一緒に入浴しても、あと大人3人くらいは追加出来るほど本当に大きな浴槽でした🎵

半露天へはベッド側、洗面所側、シャワー室側の3方向から出入り出来ます🎵

洗面台は2台あり、使い勝手も◎

ハンドソープはTHANNの固形石鹸で、香りがとても良く、手だけじゃなく全身にも使っちゃいました🎵
Aromatic Woodの香りが部屋中に漂って、心も身体も芯から癒されていくのがわかります🎵
この女優ミラーはLEDが切れてたので使えず💦

洗面台の引き出しにはヴィダルサスーンのドライヤーやアメニティ、タオル一式が収納されてました✨


シャワールームもこの広さです❗
トイレのコーナーボックスまでおしゃれ(笑)
部屋の入口すぐに設置された背の高いクローゼットには、羽織やポンチョ、浴衣、パジャマ、温泉用籠バッグ&十三月専用スリッパクリップが用意されてます。
私達にはここのクローゼットは背が高過ぎるので、扉の開閉には少しばかり苦心しましたが、収納性は抜群でしたよ✨
このポンチョが超洒落乙━━━━━━っ❣️
浴衣やタオルなどの布製品には全て十三月のロゴが刺繍されています。

リビングにはエスプレッソマシーンがあり。
好きなカップを選んで頂きます🎵

隣の引き出しにはティーセットもありました✨
とにかく備品の引き出しの中に全て収納されているため、本当にスッキリしたお部屋なんですよね✨

ひと通り部屋の探索を済ませ、館内の探索へGO❗

滞在中はこの館内履きを履いて移動します🎵
サンダル?突っ掛けってヤツかな?
十三月のロビーではチェックインから18時までの間、フリードリンクが頂けるんです🎵
ワイン2種、フレッシュジュース2種、そしてエスプレッソが飲み放題✨
せっかくの無料ワインなのに苦手なので飲めず💦
フレッシュジュースはグレープフルーツとオレンジでした✨
▼下が透けてるので恐る恐る上がってみた床(笑)

ほかの宿泊客がチェックイン手続きをしているのを尻目に優雅に寛いでみる(笑)
冷たくて美味しいっ❣️

ラウンジの外には広めの足湯もありました🎵
足湯にはクッションとタオルが常備されています🎵
目の前には高い塀があるので景色までは楽しめませんが、湯加減が丁度良いのでまったり出来ますよ🎵
15分ほど浸かってから本館も覗きに行ってみました✨

この白いドアの向こう側がノスタルジックな本館になります。
十三月の宿泊客は本館の温泉を利用することが出来ます。

畳敷きの廊下を進むと、一番最初に登場するのが鉛温泉名物の立ち湯『白猿の湯』です✨
『白猿の湯』は女性専用時間以外は混浴だそうで、興味はありつつも今回はガマン💦
木造の本館はタイムスリップしたかのような味のある温泉宿といった感じです。
部屋の入り口には花や獅子踊りの絵などが飾られてました。
湯上がり処には種類豊富な自販機やマッサージ機、そして荘厳な赴きの神棚まで❗
本館ロビーに設置された案内板にも赴きがあります。
休憩所も昔懐かしいモノがいっぱいです🎵
朱色の階段とピカピカに磨き上げられた黒い手刷りが印象的な本館旅館部✨
十三月には売店がないので、本館で買い物しようと考えてたのだけど、旅館部の帳場脇にある藤三売店と書かれた学校の購買部のような所には煙草とか簡単なモノしかないようで💧

ネットで見た名物おばあちゃんがいる売店は外を出た湯治部側にあるらしく、結局宿での買い物は断念💦

長い廊下を引き返し、十三月へ戻る途中、旅館部のド派手なエレベーターに遭遇✨
思いっきり花巻って感じが伝わってきます🎵

それにしてもドアひとつ隔てた空間がこんなにも違うなんて❗
古き良き温泉宿側でカードキーを翳し、別邸 十三月へと帰還しました。

夕食までに時間もたっぷりあったので、部屋の露天風呂を満喫することに🎵
窓を開け、自然の風が流れ込むなか、とろみのあるお湯を身体中に纏う。

客室側から冷房も効いてるので、温泉に浸かりながらにしてこの快適度はサイコーです❗
幾らでも、いつまでも入って居られます❣️

お湯から出てソファーとオッドマンで寛げば、気分はまさにリゾート⛵🌴

こんな贅沢な部屋の使い方が出来るのもハイクラスのお宿ならではですね🎵
暖かみのある浴衣に着替えたら、いざ夕食へ🎵

朝夕とも食事はこの『梵(かるま)』で。
黒を基調にした空間にテーブル席のみを配した食事処は個室風に仕切られてます。
宿泊客は朝夕同じ席を使うのだそう。

コロナ対策は万全ですね🎵

既にテーブルには前菜がセッティングされていて、あとはお品書きに沿って一品ずつ料理が運ばれてきます。


宿泊前に予め宿の方から苦手な食べ物やアレルギーの問い合わせを頂いてたので、今月の前菜に使用される旬のホヤや鰻が食べられない私ら母娘は他の宿泊客とは違うメニューを提供して頂きました✨

お酒も飲みやすいカクテルにして貰って大満足❣️

先ずはチャイナブルー🎵
陶磁器のような青のチャイナブルーはライチキュラソーとグレープフルーツジュースがのど越し爽やかなカクテルです✨

お造りも貝アレルギーがある娘は金目鯛に変更して貰いました✨
大粒のホタテや白身の刺身は野田塩をつけて頂くと美味しいとスタッフさんに教えて頂きました🎶

しゃぶしゃぶでは、いわて牛と短角牛それぞれの味を堪能出来ました✨
しっかりした肉質の短角牛と蕩けるように柔らかいいわて牛はどちらも脂のしつこさはなく、さっぱり🎵

しゃぶしゃぶの出汁にウーロン茶を使ったそうです✨

次のカクテルに選んだのはアマレットジンジャー🎵
杏子リキュールとジンジャエールで作られるアマレットジンジャーはとても甘いカクテルで、お酒が苦手な私でもめっちゃ飲みやすかった✨

因みに娘はバナナフィズとグラスホッパーを注文していました✨

特にグラスホッパーはバーカウンターからシャカシャカ聞こえていたのでショットかなとは想像出来ましたが、心配する母を尻目に「チョコミントだ❣️」とはしゃぐ娘💦

私よりアルコール度数高めのカクテルをチョイスするお年頃になってたんですね💦

さてさて、続いて登場した口休めの巨峰シャーベットがこれまた至極に美味しくて❣️
🍀し・あ・わ・せ🍀

感動も束の間、早池峰 三元豚 梅煮は箸が不要なほど柔らかい豚の角煮に梅風味のホクホク根野菜が堪らない逸品🎶
そしてようやく食事らしいご飯や汁物が登場🎵
とうもろこしご飯
香の物
山菜と鶏つくね 正油仕立て
ふわふわの鶏つくねと山菜のすまし汁風がとても優しい味で気に入りました✨

香の物ととうもろこしご飯の味のバランスも良き❣️

食後のデザートはバナナのババロアでした✨
ディナーの締めくくりに相応しい3層仕立てのババロアは驚くほど日本茶とベストマッチでした🎵

全9品、残すことなく美味しく楽しく頂きましたよ✨

食事もさることながら、私達のテーブルを専用にお給仕に就かれた方が藤三旅館からお手伝いに来られたという男性スタッフでしたが、料理の説明や提供のタイミング、私達を飽きさせない話術など配慮がとても素晴らしく、さすがハイクラスのお宿ということは頷けました🎵

食事処を出ると、ロビーではピアノの生演奏中で🎵
生ヴォーカルも入り、とてもムーディーな雰囲気❣️
演奏会仕様に飾られた一角もオシャレ🎵
暫くは着席して生のピアノの調べをき聴いてましたが、奏者の方の休憩を挟んたタイミングで30分ほど足湯にも浸かりました✨
小雨が降ってましたが、アルコールで火照った身体に夜風はとても気持ち良く、子守唄代わりに聴こえてくる生の歌声とジャズ風にアレンジされたピアノの音、そして調度良いお湯加減も手伝ってふわふわ夢心地に🎶
次第に雨が強く降ってきてしまい仕方なく部屋に戻りましたが、あのシチュエーションだったらいつまでも足湯に浸かって居られたでしょう❣️

とはいえ、全9品のディナーを1時間半かけてゆっくり頂いたせいか、あっという間に小腹が空いてしまい、結局ルームサービスを頼むハメに💦
軽食類は本館から提供されるみたいですね。

このミラノ風ピザの食感がまたサイコーでした❣️

お夜食も無事に済ませ、部屋の露天風呂で再び足を伸ばしてリラックス🎵
伸ばしかたが違うだろ❗とツッコミたくなる姿で申し訳ない(笑)

とにかく美容液のようなとろみのあるお湯を専用露天風呂で誰にも邪魔されずに独り占め出来る贅沢たるや❣️

これぞまさにラグジュアリー🎵

わざわざ本館の大浴場へ出向かなくても、部屋に居ながらにして充分温泉を楽しめるんですから🎶

しかも目の前には大きなベッドが待っている✨
パジャマに着替え、そのままベッドへダイブ出来ちゃうのもラグジュアリーならではですね❣️
シーリー社製のベッドは体型や体重に関わらず、常に理想的な寝姿で体圧分散してくれるから、朝までぐっすり眠れました😪💤💤
朝起きて、すぐに朝風呂に直行出来るのも嬉しいですね🎵
ここの温泉は泉質、湯加減とも本当にサイコー❗

湯上がりは化粧水要らずを実感出来るほど、肌は潤ってました🎵

十三月の朝ごはんはゆっくり午前8時から。
一見、小鉢の数が多くてボリュームが凄そうに感じましたが、何のその(笑)

どれも美味しくて箸が休まることはなかったです✨
食後のコーヒーとかはなかったけど、4種のデザートまで堪能出来、全て計算し尽くされた料理の配分には母娘とも大満足でした❣️
朝食後にもう一度足湯に浸かりました✨
部屋に戻ってから露天風呂にも2度入りました。
午前11時のチェックアウトまで、本当にゆっくり過ごすことが出来た十三月✨

滞在中は温泉だけでも露天風呂に5回、足湯に3回浸かることが出来ましたし🎵

これもゆったり寛げるよう配慮されたこの宿のおかげ✨

チェックアウトの際にはGO TO トラベルキャンペーンの事後還付申請書類も準備してくれて、何もかも本当に至れり尽くせりで大満足のお宿でした✨
年末にも違うお部屋プランで予約をしてあるので、今から首を長くして楽しみに待ちたいと思います🎵