このところ雨が降ったり止んだりの日々。

その合間を縫って一昨日、止んでる間に草むしりをした。

 

 

雨上がりで引き抜きやすくなってる内にと

黙々と作業を続けていると手首にチクッ!と痛みを感じた。

 

 

何だろうと見てみると蜂がくっついていたので

慌てて手首を振って蜂を振り払おうとしたが、

すぐには離れなかったので、

おそらく針が刺さっていたからなのだろう。

 

 

まさか引き抜いていた草の所に蜂が潜んでいるとは思いもよらず、

手袋のすぐ上の皮膚部分に直接刺されてしまった。

 

 

すぐに水で洗い流しながら針を抜いたが、

刺された部分がみるみる赤く腫れ上がってきて痛みも出始めた。

 

 

しかし市販の薬を使わず、

鉢で育てていたアロエを切って皮をむき、

ゼリー状の部分を患部に当てて、

ズレたり落ちたりしないように輪ゴムで止めてとりあえず簡単処置。

 

 

 

 

すると一時間も経たない内に

腫れも痛みも、すっかり引いてくれた。

 

 

アロエは殺菌や消炎作用があることは知っていたが、

まさかこんなにも早く効果を発揮してくれるとは思わなかった。

 

 

以前、足の指をムカデに噛まれた時には、

ヨモギとドクダミを漬け込んでいた

手作りエキスがあったので湿布していたら、

翌日には腫れが引いたことがある。

 

 

その時にも、

もしかしたらアロエの方が腫れの引きが早かったかもしれないと思った。

 

 

 

 

山の麓にある田舎で暮らしていると色んな虫たちと遭遇する。

 

 

病院で診てもらうことが必要な場合もあるが、

非常時の応急処置法を知っておくのも必要かもしれない。

 

 

身近な薬草で対処できるなら、それに越したことはない。

 

 

前日に中断して取り残した場所の雑草を、

昨日も再び抜いていて初めて気付いたことがある。

 

 

それは一昨日刺されたのがスズメバチだったということ。

 

 

その時は慌てて振り払ったので何の蜂だったのかを確認する間もなかった。

 

 

昨日、巣作りをしている蜂が何匹もいるのを見つけ、

写真を撮って主人に見せたら

「これスズメバチやん、よく無事やったよね〜〜!下手したら攻撃してくるよ」

と言われた。

 

 

 

 

巣はまだそれほど大きくはなかったが、

昨日も巣のすぐ前や横の草むしりを気付かずやっていたので、

それを知ってゾッとした。

 

 

もしかしたら気付かず、

巣に直接手を伸ばしていたかもしれない。

 

 

早速、完全防護して家にあった殺虫剤で

その巣に向かって連続噴射してスズメバチの駆除をした。

無事駆除完了!!

 

 

 

 

それにしてもスズメバチに刺されていたのに、

腫れの引きが早かったアロエの薬効の凄さを改めて認識した。

 

 

特にこれからの夏は多くの虫たちが出てくるので、

今回の体験から、

備えとして一家に一鉢アロエを常備しておくのをお勧めする。