農業体験農園 始まる
3月4日、今年の農業体験農園が始まりました。曇り時々小雨のあいにくの天気の中、今年最初の作業は昨年から年を越した野菜の収穫と農地の畝作り、そして、春ジャガの植え付けです。今月からは、先に有機農法の農地から作業が始まりました。自然微生物農法は、農地の準備を終えて4月から開始します。
畝作りが終わった時点で、春ジャガの植え付けの指導がありました。畝立てした畑に、30cm間隔に20cmの穴を掘って、まず、ぼかし肥料をスコップ半分くらいを入れて種芋を植えて行きます。
ジャガイモの種芋は、あらかじめ半分に切って、切り口が腐らないように灰を付けておきます。芋を植える向きは、ジャガイモの切り口を上に向けても下に向けてもかまいません。芽はジャガイモの丸い方から出てきます。
春ジャガは、3月に植え付けて5月下旬から6月初めに収穫します。芋類は、葉物野菜と比較して収穫に時間がかかります。しばらくすると芽が出て、春の穏やかな季節の中で太陽を一杯受けて、人の愛情によって美味しいジャガイモに成長して行きます。
微生物自然農園の農地は、2月に堆肥と土壌改良菌を入れて土壌改良を行っています。暖かくなるとともに、微生物が活発に働き、植物にとって必要な栄養やミネラルを作り上げてくれます。有機農法の農地と自然微生物農法の農地を平行して作る事で、作物の出来具合を1年をかけて比較して行きます。
国の農業政策が東日本大震災を機に、有機農法や微生物農法などのより安全な作物作りを応援する機運が生まれているようです。これからの農作物は、安全・安心がキーワードになるでしょう。安心・安全な農作物を作る技術を学び、収穫した野菜を家族で食べる事が出来る農業体験農園に一緒に参加しませんか。
豊かな大地の上で太陽の光と爽やかな風を受けながら、1年を通して四季折々の野菜の育て方(30種類)を学んで行きます。農業体験農園と自然微生物農法の進行状況は、このブログで報告して行きます。お楽しみに。
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