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Apple創業者 ,スティーブ・ジョブズ氏死去

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 Appleの創業者、スティーブ・ジョブズ氏が亡くなりました。享年56歳でした。
ミスター・スティーブ・ポール・ジョブズ、ありがとうございました。
貴方からは、夢と希望とロマン、そして多くのものを頂きました。
心からご冥福をお祈り致します。

 Apple 公式サイトはトップページをジョブズ氏の写真を出して、その死を報じています。写真をクリックすると次の言葉が書かれています。

Apple has lost a visionary and creative genius, and the world has lost an amazing human being. Those of us who have been fortunate enough to know and work with Steve have lost a dear friend and an inspiring mentor. Steve leaves behind a company that only he could have built, and his spirit will forever be the foundation of Apple.
 
訳:アップルは、明確なビジョンをもった創造的な天才を失いました。そして、世界は素晴らしいひとりの人間を失いました。
 スティーブを知り、十分すぎるほど幸運にも彼と一緒に働くことができた我々は、親愛な友人と人を感動させられる師を失いました。
 スティーブは、彼だけが築くことができた会社を残しました。彼の魂は永遠にアップルの基礎となるでしょう。
 さらば、スティーブ・ジョブズ。アップルを作り、そして育てた男。

(転載終り)
 
 長年、彼の作ったMacとともに過ごしてきました。Appleの先進的で人にやさしいパソコン作りの考え方に出会い、共感し、世代を重ねて十数台のmacを使ってきました。Macは、すでに身体の一部となっています。

 ブルームバーグの記事に、スティーブ・ジョブズ氏の簡単な略歴が書かれていましたので、興味のある方は読んでみて下さい。

(以下Bloomberg.co.jpより転載)

 10月5日(ブルームバーグ):コンピューターから音楽、携帯電話産業に革新をもたらし、消費者のデジタルライフを一新したアップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏が5日死去した。56歳だった。
 
 ジョブズ氏は2011年8月24日にアップルの最高経営責任者(CEO)を辞任した。カリフォルニア州クパティーノに本社を置くアップルが同日発表した。同氏は2003年にすい臓がんの一種で珍しい型の神経内分泌がんと診断され、09年には肝臓移植手術を受けていた。
 
 同社取締役会は「スティーブの才能と情熱、エネルギーはわれわれすべての人生を豊かにし、改善する無数の技術革新の源だった」と述べ、「世界はスティーブによって計り知れないほど良くなっている」との声明を発表した。

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 大学中退後の1976年、エープリルフールの4月1日に実家のガレージでアップル・コンピューター(当時)をスタートさせたジョブズ氏は、長髪のテクノヒッピーといった反体制的スタイルで、シリコンバレー企業家の象徴的存在となった。テクノロジー関係の本格教育を受けたことはなく、ビジネス経験もなかった。
  
 その代わり、テクノロジー特有の優雅さを理解する心と、コンピューターは単なるおもちゃや仕事の道具にとどまらないとの信念があった。コンピューターは人生に欠かせないツールになり得ると-。同氏は自ら起こしたテクノロジー革命によってこれを実現した。

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市場席巻
 アップルはジョブズ氏の指揮で新しいデジタル時代を築き上げた。コンピューター「マッキントッシュ」に始まり、後にメディアプレーヤー「iPod(アイポッド)」、そして多機能携帯端末(スマートフォン)の「iPhone(アイフォーン)」、さらにはタブレット型コンピューター「iPad(アイパッド)」と、アップル発の波を次々と起こし、市場を席巻した。
  
 ジョブズ氏はアップルの価値を高め、エクソンモービルに続き時価総額で世界第2位の企業に躍進し、単にハイテク世界の預言者ではなく、経営の巨匠として称賛されるまでになった。
 
 ジョブズ氏の波乱万丈の職歴の第1幕は、76年から84年の上昇期。コンピューター「アップルⅡ」の成功で始まった。80年には新規株式公開(IPO)にこぎ着け、約3年後にはグラフィックを多用した「マッキントッシュ」を送り出した。

 秘密主義と完ぺき主義
 第2幕は挫折を味わう84年から97年まで。取締役会との権力闘争の末、85年にアップルを追放される。ジョブズ氏はNeXTコンピューターを創立。映画プロデューサーのジョージ・ルーカス氏からデジタルアニメーションの制作スタジオを買い取り、これが後のピクサーとなった。
  
 アップルによる97年のNeXT買収から第3幕が始まる。古巣アップルに舞い戻ったジョブズ氏は、経営に苦しむ同社を立て直し、ビジネス史上最大の復活劇とまで言われるほどの成功を収めた。

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 努力を傾ける対象がマックであれ、アイフォーンであれ、あるいはヒットメーカーのピクサーのアニメーション支援であれ、ジョブズ氏が証明して見せたのは、複雑なテクノロジーでもシンプルで美しい製品に設計することが可能であり、消費者の絶大な支持を得ることができるということだった。
 
 アップル製品へのきめ細かい目配りはやがて、ジョブズ氏自身のイメージに投影され、同氏の存在はアップルというブランドと切り離せなくなった。公の場では黒いタートルネック風シャツとジーンズというスタイルが同氏の定番となった。
             
 駐車場でのエゴ
 めったにインタビューに応じないことで神秘性を醸したことも、ジョブズ氏のカリスマ性をさらにかき立てた。また独特の新製品発表のスタイルも、ジョブズ氏のオーラを強めた。念入りなリハーサルを重ねたプレゼンテーションでは、最後の最後まで一切の妥協も許さなかったという。
  
 こうした完ぺき主義が奏功し、アップルの売上高はジョブズ氏のCEO退任前の2011年4-6月期に286億ドルを達成。82%という大幅増収を成し遂げた。株価は8月24日に376.18ドルで引け、時価総額は3488億ドルに膨れ上がった。
  
 ジョブズ氏の場合、成功の大きさに負けない強いエゴがあったことが知られている。駐車場の身障者用スペースに停められたシルバーのメルセデスベンツ「SL55 AMG」にナンバープレートをかたくなに付けないため、アップル本社の駐車場ではすぐにジョブズ氏の愛車だと分かる。
  
 人を褒めた口の渇かぬうちに同じ人をけなす--。アラン・デウッチマン氏著「スティーブ・ジョブズ氏の再臨―世界を求めた男の失脚、挫折、そして復活」では、この性質を「英雄から大ばか者へのジェットコースター」と表現している。
           
シリコンバレーの申し子
 スティーブン・ポール・ジョブズ氏は1955年2月24日、サンフランシスコで生まれた。大学を卒業したばかりで未婚のカップルに誕生した子供は、後にシリコンバレーの中心地となるロスアルトスでジョブズ夫妻の養子となった。
 
 当時からテクノロジーの雰囲気を漂わせていた環境で育った少年は、周波数カウンターを自作しようと、ヒューレット・パッカードの共同創業者であるウィリアム・ヒューレット氏に電話をかけてあれこれ質問を浴びせるなど、高校進学前からテクノロジー起業家の片鱗をのぞかせた。
  
 オレゴン州ポートランドの進歩的アートスクールであるリード・カレッジに進学したジョブズ氏は6カ月で中退。その後も友人宅を泊まり歩き、空き瓶回収で生活費を稼ぎながらキャンパスに残った。聴講したカリグラフィー(西洋書道)の授業で、その後の生涯を通じて追求していくことになるエレガントなデザインへの息吹を感じ取った。

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「心の導くままに」
 ジョブズ氏はこのときの体験について、2005年にスタンフォード大学での卒業生向けスピーチで振り返り、美的センスを養うことと技術的な理解を深めることの「点と点がつながった」と語った。テクノロジーと芸術性は相互を補うものであり、コンピューターの新しい世界は創造性への新たな橋渡しになれると実感したという。
  
 すい臓がん手術の翌年に行われたこのスピーチでジョブズ氏は、「何かを失いたくなくて固執するという罠にかからないためには、人はいつかは死ぬということを忘れないでおくのが一番だ。すでに裸の身なのだから、心の導くままに行動しなくてどうする」と卒業生らに語った。
 
 コンピューターのOSの分野でアップルの挑戦を受けたマイクロソフトのビル・ゲイツ会長は、07年のイベントでジョブズ氏についてこう語った。「スティーブのセンスが買えるのなら、巨額を払っても欲しい。彼のやり方はとにかく違う。魔法のようだ」。

記事に関する記者への問い合わせ先:Jim Aley in New York at jaley@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ先:Tom Giles at tgiles5@bloomberg.net

転載元
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aQlDy8_AC2_E
(以上転載終り)

 私達の生活スタイルと人生さえも変えてしまった、一人の天才が亡くなりました。

 ミスター・スティーブ・ポール・ジョブズ、ありがとうございました。
 
 心からご冥福をお祈りいたします。