玄海原発の再稼働には、絶対反対を表明します!! | 宇宙の風 天照王子 のブログ

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今、身近にある取り返しのつかない危機!! 

うちの家の風上にとんでもないモノがある!?! 


ひつきのひかり 太陽のブログ-玄海原発
九州電力 玄海原子力発電所

 友人が近頃、九電の本社前でストライキをやったり、天神で原発いらないデモをやったりしています。福島原発の事故に触発されてあんなことになったら大変だと騒いでいるのかなと、気になって玄海原発のことを少し調べてみました。そしたら、ナント!、うちの家の風上にとんでもないものがあることが分かりました。

 地図で見ると位置関係が分かりやすいと思って、地図を集めて少し加工して見ました。そしたら、これは人ごとでは無いことが分かりました。

ひつきのひかり 太陽のブログ-我が家の位置
玄海原発と我が家の距離

ひつきのひかり 太陽のブログ-危険距離
危険距離

 ナント!うちの家の風上60キロ圏内に今日本で一番危ないと言われる玄海原発があることに改めて気付きました。友人に言わせれば、気付くのが遅いと言われるでしょうね。

そして、専門家が玄海原発について、何と行っているのかをインターネットで調べてみました。

2011年7月1日(朝日新聞)
「九電の株主総会会場に入る脱原発を訴える株主たち」

九電推計「根拠不明」の指摘


 九州電力が6月28日に福岡市内のホテルで開いた株主総会には、過去最多の1287人が詰めかけた。「脱原発」を要求する議案が出されて否決されるなど緊迫感が漂った。大分のNPO法人「九州・自然エネルギー推進ネットワーク」代表の小坂正則さん(57)も株主として脱原発議案に賛成した。
 福島第一原発の事故を受け、各地で脱原発を訴える市民グループの仲間と九電本店前に座り込み、原発の安全性や地震対策の情報開示を求めてきた。1975年運転開始で九州で最も古い玄海原発(佐賀県玄海町)1号機の廃炉を強く訴えている。原子炉圧力容器の劣化が進んでいる可能性が指摘されているのだ。
 
 鋼でできた圧力容器の内側は核分裂によってウランが放出する中性子を浴びて次第に金属が硬く、壊れやすくなる。もろさを示す指標「脆性遷移(ぜい・せい・せん・い)温度」は鋼の場合は本来0度以下だが、劣化に伴って上昇する。
 1号機の圧力容器内に置かれた鋼製の試験片の脆性遷移温度は2009年の九電の測定時に98度もあった。これは国内最高値で、前回測定時(1993年)の56度から大幅に上昇した。一方で炉を新設する場合の業界基準は、運転末期の圧力容器本体の予測値を93度未満と規定している。
 
脆性遷移温度の上昇は、何を意味するのか。
 
 井野博満・東大名誉教授(金属材料学)によると鋼は脆性遷移温度以下になると強度が急に落ちる。地震や故障などで緊急炉心冷却装置が作動した場合、急激な温度変化に耐えられず、陶磁器のように割れる危険性があるのだという。
 井野さんは「最悪の場合、爆発の可能性がある。破裂の仕方によっては気圧の高い圧力容器内の放射性物質が勢いよく飛び出し、旧ソ連のチェルノブイリ事故や福島を超す被害になる」と指摘する。
 
 一方で九電は、この測定値は圧力容器内の炉心近くに置いた試験片のもので、圧力容器そのものの現在の脆性遷移温度は推計で80度だと説明。想定運転年数(60年)いっぱいの2035年でも業界基準値内の91度にとどまる計算だと強調する。井野さんは「80度とする根拠が不明確だ。98度という観測データを尊重し、劣化を徹底的に調査すべきだ」と主張する。
 
 1号機は現在稼働しているが、2、3号機は定期検査で停止している。6月29日には海江田万里経産相が佐賀県の古川康知事に再開への理解を求め、知事は「安全性が確認された」と前向きな姿勢を見せた。


玄海原発は爆発する
九州から大阪まで壊滅 井野博満東大名誉教授が警告(週刊現代7月2日号)

チェルノブイリ以上の大爆発


 週刊現代7月2日号に驚嘆する見出しの記事がある。「玄海原発は爆発する」。「もっとも危険な原発--それは疑いなく、この玄海原発だ。もし事故が起きれば、その被害は福島第一の比ではない。予想される「大爆発」は人々の命も、日本の未来も、根こそぎ吹き飛ばしてしまう。」 いやはや大変なことだ。週刊現代では詳しく解説されているので、その一端をご紹介したい。

 「原子炉は老朽化するにつれ、圧力容器が中性子線によって脆化(ぜいか)=劣化していきます。すると、ある条件に陥った場合に、容器がバリン、と割れてしまう危険性があるのです。
 圧力容器の破壊は、原発にとって究極の大事故と言うべきものです。圧力容器が割れたら核反応の暴走を防ぐ手立てはほとんどなくなります。原子炉が、福島第一原発でも起きなかったような大爆発を起こすのです。その危険が、いま玄海原発(佐賀県・九州電力)に迫っています。」 そう指摘するのは、金属材料学の権威で、東京大学名誉教授の井野博満氏だ。

 「日本は、“原発老朽化の先進国”です。・・・・ '75年に稼働した玄海原発1号機は、いまや日本一危険な原子炉であるといっても差し支えありません。・・・もし、この150気圧の圧力容器が壊れ、爆発したらどうなるか。容器内の放射性物質はすべて噴出し、空高く舞い上がり、広大なエリアに降り注ぐことになります。福島第一どころか、チェルノブイリ以上の大惨事になるのは間違いありません。」

 「原発の老朽化をはかるうえで重要な指標に、圧力容器の「中性子照射脆化」というものがあります。中性子線によって金属の柔軟性・弾力性が失われて"硬く"なり、壊れやすくなる、ということです。人体にたとえれば、動脈硬化によって血管が破れやすくなるのをイメージしてください。金属の場合、劣化が進むと、「ある温度」(脆性遷移温度と言います)より低くなると、まるで陶磁器が割れるように、小さな力であっさりと割れてしまうようになります。この現象が、玄海原発1号機のような老朽化原子炉では進んでいるのです。」

 「玄海原発1号機の場合、この(脆性遷移温度)温度が、なんと「98度」になっているのです。ガラスのコップに熱湯を注ぐと、割れてしまいますよね。これはコップの内側と外側の温度差によって生じる力に、ガラスが耐えられなくなるからです。原子炉の場合は、これと逆になります。高温の原子炉の中に、緊急冷却のために水を入れる。すると、それによって圧力容器が破壊されてしまう。「脆性遷移温度」が高いということは、その際、より早い段階で容器が壊れる危険性が出てくる、割れやすい、ということになります。」

 「ちなみに九州電力が公表している玄海原発1号機の脆性遷移温度は、76年が35度、80年が37度、93年が56度でした。ところが最新の09年の調査で、それが一気に98度へと跳ね上がりました。なぜこれほど急激に上昇したのか原因は不明です。」

 「もしも玄海原発1号機が爆発を起こした場合、周辺にどれほどの被害を及ぼすのか。元京都大学原子炉実験所講師の小林圭二氏は、こう語る。
「原子炉の脆性破壊は、いまだかつて世界が経験したことがない、巨大な事故になります。福島第一の事故は深刻ですが、それでも放射性物質の9割は圧力容器内に残っていると思われます。しかし、脆性破壊で爆発が起きれば、圧力容器は空になり、ほぼすべての放射性物質が放出されてしまいます。被害は玄海原発がある九州だけでなく、東は大阪にまで及ぶでしょう。大阪は現在の福島県の一部のように、避難区域になって住めなくなります。しかも、事故の進展が早いので、退避することも難しい。さらに、被害は中国など近隣のアジア諸国はもちろん、欧米にまで及ぶことになるでしょう」

 「呆れたことに、原子力安全・保安院は、玄海原発1号機の異様に高い脆性遷移温度のことを、昨年12月に私たち「原発老朽化問題研究会」が指摘するまで、把握していませんでした。・・・福島第一原発の事故で、原子力の管理・監視態勢がまったく機能しなかったことが問題になっていますが、ここでも同じことが起きている。」

ひつきのひかり 太陽のブログ
西日本の風の流れ

ひつきのひかり 太陽のブログ-玄海原発からの風
玄海原発爆発後の核物質の拡散方向

 玄海原発が爆発したら、九州北部はもちろん山口、広島、四国、大阪までの人々が放射能を浴びてしまい、西日本は間違いなく人の住めない土地になってしまいます。

 玄海原発を稼働させると言うことは、原子力で出来た時限爆弾にスイッチを入れることです。こんなことは、絶対に許してはいけません。


私と家内は近くに住む住人の一人として、玄海原発の再稼働は絶対に反対します!!