(6/10~11)
出雲大社で今回の旅は終わり
あとは帰るのみ!なのですがーーー
出雲から東京方面に帰るのに
「電車の乗り換え、面倒くさいよねー」
「飛行機もちょっとねー」
・・と、アレコレ考えた結果、ひらめきました
出雲市ー東京をダイレクトで繋ぐ
「サンライズ出雲」がありました
阪急交通サンライズ瀬戸・出雲の案内ページ⇒
http://www.hankyu-travel.com/kokunai/train/sunrise.php?9752&xadid=9752
人生初の寝台車です
どんなものでしょう?
サンライズ出雲はネットで予約状況の確認や切符の購入が出来ません。
みどりの窓口で直接相談しながら購入しました。
ただ、ツインの部屋は既に空きが無かった為、B個室のシングルを2部屋予約しました。
シングルの部屋は1Fと2Fに分かれているのですが、窓口の人が勧めてくれた2Fの並びの部屋にしました
最初、空きの部屋はドアが全て開いております。
こちらが、今回の私の部屋
行った事はないけれど、多分カプセルホテルってこんな感じ?ですか?
殆どベッドのみ。
頭の方にかろうじて荷物置きのスペースがあります。右上に少し見えているのはハンガー。
2階の窓は車体に沿ってカーブしております。
今回1週間分の荷物なので、スーツケースを転がして来たのですが
上に置くのもなんなので、ドアの前の狭い床スペースに置きました。
ただ、そこにスーツケースを置いてしまうと備え付けのビニールのゴミ袋が隠れて使えなくなってしまいます
適宜、荷物を移動させながら作業する感じでした
ドアの前、足側には棚があって、プラスチックのコップがありました。
歯磨きの時などに使います。
ちなみに歯ブラシやタオルはついていないので、事前に用意しておいた方が良いです
あと、車内は食べ物類の販売は一切ないので、夕飯も買っておくと良いです
私はコンビニでサンドイッチを買って来ました
棚の下にあるのはカバーのかけてある毛布とパジャマ
パジャマ着て寝ようかとも思いましたが、トイレとかに起きてパジャマ姿でフラフラするのも嫌なので
結局は翌日用のTシャツで寝ました☆
内側から見たドア周辺。
鍵と、嬉しい事に電源があります
電車に乗った時にはスマホの電池がほぼ無かったので助かりました
右側に鏡があるの、お気づきでしょうか?
縦長の鏡があるので身支度などに重宝します
実にコンパクトに出来ております
ちなみにドアの鍵は、どこか部屋の外に出掛ける時は都度設定の4ケタの暗証番号でロック出来ます。
これなら安心~~
事前にネットで調べたところによると
サンライズ出雲に乗ったらまず最初にシャワーカードを購入した方がいいとありました。
枚数が限られているそうなので早めが良いかと。
私達の部屋は2号車でしたが、最寄の3号車のシャワーカードの販売機を探しに行きました

そんな事をしている間に電車は出雲市駅を出発~~

販売機、発見
1枚320円です。最初私は
「電車でシャワー?それはちょっと・・・」
・・と思っていたのですが、念の為2枚購入
正面のドアは4号車へのドアで、開けるとすぐにトイレと洗面があります。
2号車に戻る前に、ラウンジにいたところ、車掌さんと遭遇
しまったーーー
そういえば電車発車してから車掌さんが各部屋に切符改めに来るんだったーー
その時に部屋にいないと妙な時間に来られて恥ずかしかったりするっていう口コミを見ましたよ
・・・が、その時私は切符を持っていたので、そこで確認は完了。
旦那は手ぶらだったのですが、「隣の○○番の部屋です」と言ったら
「ああ、お部屋鍵かかってましたね」と言って、それでチェックしてくれました
これは途中駅で停車した時。
お隣に「特急やくも」がおりました
ちなみに外から見られたくない時はシェードを下げればOK 
寝る時はシェードを下げて電気を消せば真っ暗になります
21時を過ぎ、シャワーがすいていたら少しだけ行って来ようかと思い、お隣の旦那の部屋を訪問。
狭いのでドアをノックすれば気づいて開けてくれます。
ドアが開くと、具合の悪そうな旦那がー

えっ?どうしたの
?
・・・電車の揺れで酔ってしまったそう
船酔いするっていうのは聞いておりましたが、あーー電車のこの揺れもダメなんだー
私は車には酔いますが、電車は余程体調が悪いとかでない限り大丈夫です。
シャワーは行くというので一緒にシャワー室まで行きました。
具合の悪い旦那が入っている間、私は隣のラウンジ(長椅子があって外の景色の見れる場所)で待つ事に
しばらくして
出てきた旦那はグッタリ
「気持ち悪い〜〜」
・・・部屋に帰って貰う事にしました
私はシャワー室へ
中に入るとまず脱衣場があります。
ドライヤーの下にカードを入れる場所があり、そこにカードを設置。
ステンレスのカゴがついているので、脱いだ物や着替え等を入れて、お隣のシャワー室に入ります
写真撮っておけば良かったですねー
シャワーは6分間だけ使えます
シャワーの脇にデジタルの表示が〔あと
分
秒〕という感じであって、ボタンを押してお湯を出している間カウントダウンしてゆき、ストップボタンを押してお湯を止めるとカウントも止まります。頭洗ったりしたら結構ドキドキものなんじゃないかしら?
ちなみに一度入ってからドアを開けてしまうと、そこでカウントがゼロになってしまうそうなので要注意です
シャワー室にはリンスインシャンプーとボディソープが置いてあります
私はただ汗を流す位にしておきましたが、6分という時間は結構使えるようです。
シャワーが済んで脱衣場に戻り、清掃ボタンを押すと、シャワー室がものの数秒で清掃されます 
音的には
ジャーッ、シュバーッ、プシュウッ
・・・みたいな轟音が響きます
サッパリして部屋に戻ると、旦那は気分の悪さがMAXのようでトイレに駆け込んではリバースしていたみたいです
そこまでなる
?
本人は
「俺、もしかしたら閉所恐怖症かも」
・・と言っておりました。
うん、そうかもしれないね
わたし的には寝台車の狭い個室感はちょっと楽しい空間だったのですが、相棒がこれではねぇ
朝は7:08に東京着の予定だったので、寝坊しないようにしなきゃと思っていたら6時前には目が覚めました
旦那はー
?
・・と少し心配でしたが、珍しく早起きして歯磨きしてました。
いつも家では寝坊がちなのですが、気分が悪かったのが幸いしたようです
横浜に着く前あたりで「皆様、おはようございます」という車内アナウンスも入りました。
そりゃ終点に着いても寝てる人がいたら大変ですものね
途中駅で何かあったのと、新橋手前で前の電車が遅れていたのとで、東京駅には10分遅れで到着しました。
出雲市18:51発で東京駅7:18着
初めての寝台車、(私は)思ったより乗り心地は悪くは無かったです

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やっと今回の旅行のブログが書き終わりましたー
帰って来てから既に10日経ってしまいましたよ
でも、ブログで残しておくと、後で見た時に
「ああ、あの時はこんな所に行ってこんな事してたんだ」
と忘れていた事を思い出す事が出来るのでとても良いです
帰って来た日は洗濯が山のよう
疲れもしましたが、全体を通して楽しい旅でした









