昨日は、自分の産土神社へたぶん初めてお参りして来ましたさくら。

 

私の場合、氏神様は引越しをする都度確認をしたので知っておりました。

ちなみに今住んでいる所の氏神様は文京区の簸川神社です四葉


 

 

産土神とは、自分が生まれた時の、その土地を守っている神様の事です。

 

 

生まれてから死ぬまで、自分を一生守ってくれる、大事な神様らしいですキラキラ

一方の氏神様はその土地に住む者を守る神社なので、引越しをするとその都度変わっていきます。

 

私は小さい頃に大宮市の三橋という所から日進町へ越しているので、一番最初の氏神様(=産土様)を知りませんでした。そもそもその近くに神社らしい神社がなかったので、お宮参りなどは武蔵一ノ宮である大宮の氷川神社に行っておりましたし~ウサギ

 

余談ですが、私が生まれた家の場所には今は叔父が住んでいるのですが、その叔父に氏神様の事を聞いたところ

「氏神様?うちは○○寺だからなぁ。あ、初詣とかは大宮の氷川神社に行くよ。」

・・・という感じで返って来たので、それ以上は話が続きませんでした苦笑あせる

 

産土神社をちゃんと調べてみようと思ったのは、少し前に買った「妻に龍が付きまして・・・」という本を読んだのがキッカケでした。龍神様も「産土神は大事」と言っており、まずは産土神社にお参りしない事には始まらない、という感じだったんですウサギ

 

産土神社は各都道府県の神社庁に電話をし、大まかな住所を伝えると教えてくれます。

意を決して埼玉の神社庁へ電話しましたでんわ

親切な男性の方が丁寧に教えてくれました四葉

 

私の生まれた三橋六丁目の産土神社は、さいたま市西区三橋6-411にある

「大倭神社(おおやまとじんじゃ)」という神社だそうです。

(そんな神社があったなんて、知らなかった~)

そして現在神社には神職は常駐しておらず、祭祀の際にのみ、浦和の調神社(つきじんじゃ)からやってくるのだそうですお~

 

ナゼに浦和の調神社??

調神社は「つきのみや」として有名な神社。

狛犬ならぬ、狛うさぎの居る可愛い神社うさハート

れむも以前行った事がありますよ⇒http://ameblo.jp/hitsujimoe/entry-11140966262.html

 

詳しい事はわかりませんが、なにか関係があるようですさくら

 

こうして自分の産土様が「大倭神社」と判明したため、すぐにでも行ってみたかったのですが、いかんせんその頃は旦那のお父さんが亡くなって間もない時期でウチはまだ忌中。

少なくとも四十九日を過ぎるまで鳥居をくぐってはいけません(神域を穢すため)

ちなみに旦那の家は100ケ日を過ぎないと・・・という感じでしたので、6月6日までは神社禁止な感じでした☆

もともと神社巡りは大好きなのに、去年からの不幸続きで行けない期間の長いこと涙

 

・・・前置きが長くなりましたが

いざ、「大倭神社」へぶーぶーぶーぶー

 

いつものように、旦那と参りました。

 

場所は、新大宮バイパスの「三橋六丁目」交差点の割と近く。

大宮西警察、というか、雷おこし工場の裏手の方というか。

比較的実家からも近く、徒歩圏内の場所ではありました。

 

こちらです↓

 

 

赤い鳥居の先に、小ぶりな拝殿が見えます。

左手前にある石碑は日露戦争なんたらと書かれておりました。

 

入って右手に

 

 

よくわからない祠がありましたが

左手の小さな石祠は

 

「水神宮」とあります花

 

 

こちらが拝殿。

小さな神社ではありますが、ちゃんと境内も掃き掃除がされていて、拝殿にもお米など供えてありましたきらきら!!

手水舎が使えない状態でしたので、そのままご挨拶です。

 

自分の名前、生年月日、住所を伝え

三橋六丁目で生まれたのに今までこちらが産土様と知らず、今回初めてお参りさせて頂いたこと&それに対するお詫びと感謝を心の中で伝えましたWハート

 

こういう時は混雑した神社でなくて良かったと思います音符

後ろを気にせず長い間お参り出来ますからべー

 

 

「御由緒」によると、もともとは氷川神社だったそうなのですが、明治40年に地域の17社を合祀、明治43年に「大倭神社」に改称したという事です。

 

御祭神は素戔嗚命はじめ15柱。けっこうな神様のオンパレードです。

 

 

そして

 

こちらの拝殿の後ろ側には、珍しい庚申塔がありました。

 

 

これですが

 

 

大宮市の時に、市指定の有形民俗文化財というものに指定されていました。

 

この庚申塔は「市内で最も優れた」ものだそうで

 

 

この二童子の上に鎮座している

 

 

笠の上の青面金剛像が特に珍しいらしいです花

よく見ると笠には雲の模様が彫られていて、太陽と月のマークも見えます目

 

 

・・・私としては小さな神社ながら初めて訪れた自分の産土神社なので、もっとゆっくり境内を見たかったのですが、この庚申塔を見ているあたりで現れた人物がおりました・・・

 

自転車に乗って現れたのはおしゃべり好きで、ちょっと歯のない白髪の老人。

わたくし的には「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドク。

旦那的には仮面ライダーの死神博士。

 

・・・まぁ、そんな感じの人物だったのですが、この神社についてあれこれ説明し出した訳なのです苦笑

ちなみに境内を掃除したり、供物を供えたり、植物を植えたりしていると言っていたので、氏子代表の方なのかなぁと思ったのですが、「こちらを管理されてる方ですか?」と聞いても「いや、違う」と言います。

 

じゃ、誰汗???

 

賽銭箱を壊して持っていく輩がいるので箱を拝殿にガッチリ付けた、とか

境内を掃除して落ち葉が何袋にもなるから、軽トラで持って行って貰う、とか

拝殿の屋根瓦が落下するのを防止する為にネットを被せたり、瓦屋根を保護する為にトタン屋根を被せたり、とか

自分が植えた紫陽花がこんなに大きくキレイに咲いた!と言っておりました。

 

あなたは一体ダレ???

 

 

掃除をしている方なので悪い方ではないと思うのですが

そのまま境内にいてもずーーっと付きまとわれる感じでしたので(汗)

仕方なく退散する事にしました苦笑

 

 

ほとぼりが冷めたら、また来てみよう

 

・・・と、思いましたウサギ

 

ちなみに旦那はもう充分と言っております(笑)

 

 


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