捻挫して五日。
パンパンにはれた左足を引きずりながらなんとか過ごしています。
「みちのくあかね会」のことを少し。
羊の毛を染色して、紡いで糸にして、機織りをして、マフラーやショールにしたり、生地にしたりの手仕事をしている所です。
以前から、その工程が見たくて、ずっと憧れていた所です。
📺「美の壺」等で紹介されていて、手紡ぎと手編みを趣味にしている私としては、どうしても行きたい所でした。
道に迷い、うろうろして辿り着いたら、昼休みで、それでも係の方が、作品見せてくださいました。
柔らかく軽い手織りのショール、マフラー、余り生地をパッチワークして作られたブックカバー、手編みの帽子、手袋etc.
どれも「あかね会」が長い歴史の中で育んで来た確かな技術に裏づけされて、素敵でした。
やはり、もう一度伺って作業を見て、何か、お気に入りを求めたい、、、
今回は、連絡もせずお邪魔したので、次回は、ちゃんと連絡をして、見せて頂こうと思います。
また、いつか行く、そんな楽しみを持っていると幸せです。
ドライブがてら行ったので、私の今回の寸暇お供(モバ編み)は、手紡ぎ糸で編むアラン模様の帽子。
私のこだわり。
編み始めの作り目。
別糸の鎖目の後ろを必要目数の半分拾って2段編んで目と目の間を拾って、ゴム編みにする方法。
セーターも、帽子も手袋も、ゴム編みがないものも全部これ。
伸縮性があって、作り目がきれい。
ただ、大きな難点がひとつ。
ゴム編みから始めるので、全体を編んでから、サイズを調整できない事。
出たとこ勝負なので、ゲージをしっかり計算してからでないと失敗もあります。
私の作品を手にしてくださる同年代の編み物好きな方に、作り目を褒めて頂くと、嬉しくなります。
もうひとつ、アラン模様の帽子を編む時、ゴム編みからではなく、アラン模様から編んで、折り返すのが好きです。
編み物が好き過ぎて、他の人や物事にほとんど興味を持たない私ですが、編み物のお陰で、後半の人生も豊かに過ごせています。