GUNSLINGER GIRL(ガンスリンガーガール)


たまたま気まぐれに借りたアニメDVD。

 アニメの評価の五割はアニソンで決まる(と思う)。アニソンと煌びやかなムービーがストーリーを彩り、ファンを魅了する・・・本作で言えば、OPテーマ、EDテーマ共に英語歌詞で、異国情緒を意識した作りになっている。



 そんな通り一遍の解説はさておき、女の子たちが可憐だが・・・観ててだんだん不憫になってくる。身寄りのない少女を組織が引き取り、義体に改造され、過去の記憶も失う少女たち。一見どこにでもいる学園の少女たちに見えるのに、その戦闘力で大勢の人間を屠る。





 第5話のクラエスのエピソードなんか、あまりに不憫で・・・


 ジョゼのヘンリエッタに対する愛情が微笑ましい。


 彼女たちは強いが、仕事は危険で、過酷だ。なのにそんな殺伐とした雰囲気がなく、作品全体の少女の穏やかな空気がまた感情移入を誘う。



 そんな中での家族愛や、仲間うちでのささやかな友情が描かれていて。そんな無機的な冷酷さと人間的な暖かさの対比が、より両者を際だたせる・・・



 こういう作品を観てて思うが、なぜ少女だけなんだろう。倒錯したフェチシズムと思える。女の子だから面白くて心温まるってのはあるけどさ汗

 オレなどは余計に酷だと感じてしまう・・・


 義体なんて用語、どこかで聞いたな汗