バグトラッキングツール | 羊雲

バグトラッキングツール

2日連続で鍋料理の記事をエントリーし、読者ニーズに全く応えない羊雲です。申し訳ありませんでした。手前が何を食ったかなんて誰も興味ないですよね。でも、毎週、鍋料理のエントリーは欠かしません。負けません。(何に?)

というわけで、今日は仕事ネタでバグトラッキングツールの話でもしようと思います。

バグトラッキングツールというのは、

(1) あるソフトウェアで発生したバグ(不具合)を記録しておいて
(2) その内容に対して修正したり、仕様変更したら、その内容を記録しておく

ツールだと思います。突き詰めると「Ver.2.4 で発生したバグは、Ver.2.6 で直しましたよ」と記録するツールだと思っています。

ここまでが基本で、記録する情報としてバグを発見した人、日付、バグを直した人、修正した日付等の細かい内容と、更に、ソースコードとの関連付けとか、Web ブラウザからの閲覧とか、バグの発生率や依存性などの統計情報が見れたりする機能が付いていたりします。

ウチで使っているのは、つい最近まで Excel 表や Access を駆使して独自ツールを作っていたのですが、我らが Mozilla の Bugzilla を使う事になりました。

まず、最初の感想としては、

(1) なんか英語ばかりで分かりにくい?
(2) Web で見れるのはいいけれど、配置が気持ち悪い?
(3) バグが多すぎて、ブラウザの画面に収まりきらない?

とか、そんなネガティブな感じでした。使っていくうちになれていくのでしょうが、最初の印象がいまいちでした。この程度の事であれば、自分で CGI 書いた方がいいと…。Bugzilla の評判を聞くと、きっとそんなことは無い。もっとブレイクスルーをもたらしてくれるはずだ。とも思うのですが、ちょっと、余計に面倒臭くねぇ?という感じです。今のところ…。

で、ですね。こういう風に私がネガティブな意見を書いているのには、原因があってですね、この Bugzilla 、何の為に導入したのか良く分からないという所が原因なんですよ。少なくともなんらかの新規ツールなり、仕組みなりを組織に導入する際には、事前に「~という目的を持ってやりますんで、各自意識しといてくださいね」って説明があってしかるべきだと思うのです。そうすりゃ、「おっしゃ、分かった。その目的の為には、Bugzilla が持ってるらしいこの機能を使って、~という情報を~にまとめて~」なんて感じでモチベーションも上がるってもんだと思うのですよ。今回の件で言えば、「何か Bugzilla っていうバグトラッキングツールがはやってるらしいよ?ちょい使ってみる?」みたいな感じで導入されているような気がして、私的にかなりゲンナリなのです。しかもなんで、このタイミングで Bugzilla なんだと…。

海外開発拠点との連携とか、そういうのがあればいいのですけれど、今の私の仕事の場合全然そんなの無いですしね。大体、Bugzilla の項目が英語なのに(AuthorとかDateとか…)、中身が日本語なので、本当にこれでいいのかと…。そんな風に思うわけです。