スキンを変えて | 羊雲

スキンを変えて

このブログの背景を「夜明けまで」というスキンに変えてみました。全体的に森の中みたいな雰囲気です。

このスキンを見ていて思い出した映画があります。ブレア・ウィッチ・プロジェクトという映画ですが、学生3人がハンディカムを片手に魔女伝説の残る森に入り、その後3人は行方不明に。数年後に発見されたビデオテープを編集した、という設定の映画なのですが、このスキンの雰囲気がその映画の雰囲気に似ています。

基本的に私の中で、薄暗い森のイメージが、ブレア・ウィッチ・プロジェクトのイメージに直結しているので、仕方がないのです。でも去年、青木ヶ原樹海に行った時は全然思い出さなかったですね。むしろイメージとしての樹海は、深くて暗い森ですが、実際に行ってみると、すがすがしいし、土の上を歩いていて気持ちが良かったという思いでいっぱいでした。

まあ、そんな話はさておきですね、ブレア・ウィッチ・プロジェクトですが、貞子以降の最近のホラー映画って、「怖い」というイメージを熱心に研究したり、人を恐がらせる為に何をしたらいいのかって事ばかりを考えているとしか思えないくらい怖いですよね。コマーシャルだけでちょっと、イヤな感じになるし、羊姫なんてテレビの方を向きません。なので劇場に行ったり、あえて DVD 買ったりって事もしないのですが、そういった映画は、衝撃的な視覚イメージに頼っているような気がしてなりません。「怖い」というイメージと記憶にすり込むイメージがあいまって、恐怖感の相乗効果が生まれているんだと思います。

ブレア・ウィッチ・プロジェクトは、そういうホラー映画とは違ったホラー映画で、幽霊とか、モンスターとかは出てこないのに雰囲気や臨場感がたまらなく怖いのです。学生時代に映画を撮っていた私としては、インディーズ映画という事もあって、思い入れみたいなものがある好きな映画の一本なので、人によってはかなりつまらなく退屈な映画なのですが、一応お薦めの映画です。