ナオカナのロケで大阪に来ております。
大阪久しぶりだなぁ。
朝ドラ『純と愛』で通ってたのがあり、私にとって大阪は馴染みの深い街。
今回も、ロケで大阪と聞いたときは小躍りしたものです。
さて。
約束通り日本アカデミー賞のお話を。
当日は、朝からなんだか緊張していました。
その証拠に、
メイク中の写真はなんだか真顔。
アカデミー賞前にアップしようと撮った写真も、やはり真顔 笑
この5年間、ずっと願い続けてきたあの場所に自分が立つことに、ここへきて尻込みしていたのかもしれません。
まだまだ自分の未熟さを痛感する日々ですし、もっとお芝居がうまくなりたいと願う日々。
けれどその一方で、『ビリギャル』で演じたああちゃんが、私にとっては本当に運命的で、
『ああちゃんになるために、自らの思考を全て飛ばす』という演技的アプローチを初めてさせてくれた役でした。
結果そのことで、これまで見たことのなかった自分に出逢えましたし、映画自体も多くの皆様に愛して頂き、ああちゃんの底知れぬ愛に涙が出たという嬉しい感想も頂きました。
だから、心の奥の方で、贅沢にも少しだけ期待していたのだと思います。
自分の心だけでなく、観たもの全ての心を余すことなく震わせた『ビリギャル』が、最高の評価を頂くことを。
結果はみなさまご存知の通りですが、よくよく考えれば、昨年作られた2千を超える映画の中の、アカデミー賞選考基準を満たす167作品のうちのトップ5。
それは恐らく想像を遥かに超えた快挙で、あそこに行けただけでも良しとすべき出来事だったのだろうと。
そして何より、あの結果を知ったみなさんが、『私の中ではああちゃんが一番です』と言ってくださったこと。
それは、あの映画をみた皆さんがああちゃんの愛を感じてくださった証に違いないのです。
だから、心から感謝します。
『ビリギャル』を観てくださった皆様に。
ああちゃんを演じた私を選んでくださったアカデミー会員の皆様に。
あのステージからの景色を見せてくれた『ビリギャル」に。
本当に本当にありがとうございました。
またあの場所に行けるよう、これからまた日々を励んで参ります。
みなさま、どうかついてきてください。期待してください。皆様の期待が、私の原動力です。
吉田羊を応援してくださる皆様に、心からの感謝をこめて。
以下、アカデミー賞スナップ。
本番前、Twitter用の撮影。
本番中のひつこ。
『scoop』でお世話になった大根監督に頼まれて撮ったツーショット笑