今日一日、新聞とニュースとネットとにらめっこして

この大きな大きな出来事をしっかりと心に焼き付けた。


そして、ぽん、と膝を打つ。


被災地に居ない自分は何ができるか?


募金、やった。


節電、やった。


祈り、続けてる。


あとは?


そして私は?


そう、女優吉田羊だった。


よし。


私にしか出来ない励ましを送ろう。


被災地の皆さんがこのブログを見ることは

まだ出来ないと思うけど、

もし、何かでここを訪れることがあったら


「また明日も覗きに来よう」


そんな、前向きな気持ちになってもらえる、


「元気の種」を蒔いて行きたいと思います。


そんな訳で、


先週アナウンスしていた、


舞台「国民の映画」の日々のコネタから。


羊が舞台上手奥でオフ芝居をやる話はしましたね。


そこで私エルザとオフ芝居を展開するのは、


小日向さん扮するゲッベルス。


芝居中に、彼と上手奥に行くのは2回。


1回目は第1幕の小林勝也さん扮する

グリュンドゲンスが現れる前。


2回目は第2幕の「演技論」のあと。


そこでは日替わりで、芝居に関する話だったり、

そうでない話だったりをしています。


以下、初日の1幕オフ芝居。


エルザ「ねえ博士。グリュンドゲンスってだあれ?」


ゲッベルス「ん?うんとねー文学座の人。」


エ「・・・え?ブンガクザって・・・日本の?」

(ドイツの設定なので。あくまで芝居を続ける羊)


ゲ「そう。酒飲みなんだ。」


エ「(素で大笑い)」



2幕では、エルザがゲッベルスに「演技論を教えて」と

おねだりして上手奥のソファーへ腰を下ろすのですが、


以下、2幕のオフ芝居。


エ「ねえ、博士、演技論って他にもある?」


ゲ「恐れずに、ゆっくり台詞を言ってみたら意外とイケた」


エ「(素で大笑い)」


これはですねー


初日のこの日、コヒさんは非常に緊張して、

台詞が走っていたようなのです。

周りは全然気にしてなかったんですが、

ご本人はいたく気にされており。

どうしても誰かに報告したかったんでしょうね(笑)。


しかし、そうなるともはやそれは演技論というより、


・・・感想(笑)?


日替わりで飛び出すコヒさんのアドリブを独り占めする

この幸せ。えっへっへ。


明日はまた違う日のやりとりをお話しまーす。