後ほど!と言ったからにはアップしなくちゃね。


シアターコクーンで「12人の怒れる男」を見てきました。

羊が心からリスペクトしてやまない中井貴一さんが出演されて

いる、今月一番楽しみなお芝居。


舞台は裁判所の会議室。12人の男たちは陪審員。ある事件の

16歳の被告の有罪・無罪を、観客が見る同じ時間をかけて討論

していく。「人が人を裁くことの難しさ」を見事な展開で表現した

素晴らしい作品です。


中井さんが演じるのは、(ネタばれになるので抽象的に)

「石を投げこむ」陪審員8号の役。

実は羊もこの8号の役を演じたことがあります。しかしその時は

筒井康隆さんの「12人の浮かれる男」が元になった台本でしたから、

どちらかというと、「揺れまくる」役どころ。今回の舞台で言えば、

田中要次さんのポジションですね。場に慣れようと飴を配ったり、

検証のモデルに率先して立候補し、挙句の果てに気絶してみたり、

なかなか盛りだくさんの遊べる役どころでした。


そんな昔のことを思い出しながら中井さんに用意して頂いたお席へ

行くと・・・・・



ベンチシートの正面ど真ん中!!!



まじですかっ!!!!

勿体ないようなお席に、開演前から羊大興奮。

しかし後ろの列にはTV局のプロデューサーさんたちがずらり。

更にその後ろには、富良野で中井さんの娘役を演じたあの彼女。

勿体ないを通り越して申し訳ないような気持ちになりつつも、

開演するとぐいぐいと舞台へ引き込まれて。


それぞれ素敵な俳優さんを揃えているだけあって見ごたえは充分。

時々台詞が聞き取りづらかったのが残念でしたが、全体的には

無駄のない、シンプルかつストレートなよいお芝居でした。


あ、そうそうちなみに。陪審員2号は、傍聴マニア第1話のゲスト、柳憂怜

さんだったんです。芝居中、ユーレイさんがドロップを取り出して勧める

シーンがあるんですが、そこで、はたと、羊と目が合った。

気づかれたかな?いやでも舞台からは暗くて見えないよねと思って

見ていると、その後何度も目線が合う(笑)。

終演後楽屋へお邪魔すると「やっぱり!すぐ解った~♪」って!

星川を覚えてて頂きまっこつ感激ですばい。


お芝居は明日(6日)のお昼までやっています。

ご興味ある方は、(前売り完売なので)当日券でぜひ。




と、ここまで打って何を血迷ったかわたくしパソコンの「更新ボタン」を

ぽちっとやって、気づいた時には後の祭り、記事は綺麗さっぱり消えて

しまいました。うああ!!!と叫ぶも記事は戻らず、しょうがなく

もう一回最初から打ちなおしたのでありました。

以前も同じ失敗をやったのに、なぜ繰り返すのだ・・・嗚呼、サル以下。


東京は雨が降り出しました。本降りになる前に汐留方面から帰宅し、

今夜は何をして過ごそうかと思っていたらば、ちょいと素敵なお誘いが。

わーい。


てな訳で、今夜もまた出掛けてきまっす。