また後ほど、と言いながら続きをアップしなかったのは

はい、私です。


昨夜は、9月にお世話になった座組みの打ち上げでした。

総勢40名くらいのこじんまりとした、プライベートパーティ

のような雰囲気。

それは、監督とスタッフ陣が馴染みのメンバーだからかも

しれませんが、そういや撮影現場でもそうでした。


終始和やかな空気で、勝手知ったる安心感と、知ったる間

だからこそ要求される更なる高み。仲間だからと甘えない

ところが、プロです。当り前ですが。

羊は初参加の座組みでしたが、監督がむかーしの羊の

舞台を実は観てくださっていたりして、どんな作品でも、

どこで誰が観ているか解らないなあと再認識。


ところで、昨夜の打ち上げ会場で素敵な方に出会いました。

マネージャーさんなんですが、聞けば羊と同い年。

初対面の羊を、ごく自然に会話に巻き込んでくれ、

フラットな立場でものを言う。

驚いたのは、その会話力を支える豊富な言葉たち。

世の中、話し上手な方って沢山いらっしゃいますけど、

中には、自分の価値観を押し付けるだけだったり、

気づけばこっちはひとことも発していない一方通行の会話に

なっていたりという方も多いですよね。

話し終わったら、なんかどっと疲れた、みたいな。


しかし彼女は、全くそういう要素がない。相手の投げるボールを

ちゃんと見つめながら、そのボールが自分のところに届くまでの

間に、そのボールを返すのに最適な方法を見極め、確実に

その方法で返す。


そんな彼女の魅力を探るべく、この一年毎日つけているという

彼女のブログを覗いてみました。


1か月分読みだめしましたが、いやいや、脱帽です。

一日として手を抜いた記事はなく、というより、毎日自分と、

自分を取り巻くものたちと真摯に向き合い、心と頭と体を

フル稼働させている。オフの時でさえも。

毎日これだけ「整理」しながら生きているのだもの、会話力、

高いはずだわと。


「魅力的な人」。

久しぶりに会いました。

そんな人に会うと、一方自分はどうなんだい、と

つい顧みちゃいますね。

しっかりしろ、おれ。


吉田羊オフィシャルブログ「放牧日記」Powered by Ameba-091010_162204.jpg


傍聴マニアの撮影スタジオで見た空。

さて、これは朝でしょうか夕でしょうか。