先日、人生初めての文楽体験をしました。
文楽とは。
文楽(ぶんらく)は、本来操り人形浄瑠璃専門の劇場の名である。
しかし、現在、文楽といえば一般に日本の伝統芸能 である人形劇 、
人形浄瑠璃(にんぎょうじょうるり)を指す代名詞的存在である。
(wikiより)
きっかけは、先日登場した頭職人M子。
彼女はかねてより「文楽がいかに面白いか」を熱く私に
語っていて、聞くより見た方が早いと早速足を運んだのでした。
M子の計らいで、開演より30分早目に劇場入りし裏を見せてもらいました。
人形の首を片手に説明してくださる人形操り師の
吉田一輔さん。ここを引っ張ると口が開く、とか
鼻が動くとか。実際に持ってみると結構ずっしり。
頭が重く不安定なのは人間と同じね。
「お福」と呼ばれる、おかめ(お多福)の人形。
表情ゆたかな愛嬌者。町娘や女郎仲間など
幅広く脇役に使われる名コメディエンヌ。
本番は、監視室というところからゆっくり見せて頂きました。
本番が始まると簾をするすると上げるのですが、
それがまるで皇族の、あの正月参賀のようで。
羊がそう言うと、「ここはもともと天皇皇后両陛下の鑑賞用に
作られた部屋なんです」だって!いっちょ手でも振っとくかと
客席に手を振るも誰も留意する人はおらず(当たり前)。
皇族への道は遠い(笑)。
つづく・・・