はい。次のお客様は小原雅人 さんです。



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小原さんは、ご存じの通りもんのすごく声がいいんです。

その素敵な声を買われてか否か、所属も青二プロダクション。

事務所HPの小原さんページ を覗いてみると、

小原さんのすんごいセクシィな声でバー○リーのおすすめ

ラインナップを、聴くことができます(笑)

思わずバー○りーへ行きたくなりますえ。


でも。

あんなにいい声なのに喉は余り強くないんですって。

一度稽古場で、「すいません、僕今日喉の調子が悪いんで

ちょっとセーブして喋らせてもらいます」って言ったその声が

もの凄くいい声で、「どこが調子わるいんだよ!!」って

皆に突っ込まれてました(笑)


舞台初日、小原さんの声の秘密を探ろうと聞いてみました。


「小原さんは、何か特別なボイトレをやってらっしゃるんですか?」


すると意外にも

「いいや自己流だよ。だから時々潰しちゃうんだろうね。」

との答え。


自己流でここまでいい声になるとは!

まあ、元々の素質もあるのだろうけど、実に素晴らしい、

そして羨ましい限りです。


因みにお薦め自己レッスンを聞いてみると

「毎日の腹筋は欠かさないけど…」



腹筋。



羊も毎日やっております。。。

なのにこの違いはなんだ(笑)

やっぱり元の作りが違うのだなあ泣き1


今回の舞台での(羊的)ツボは、

めっちゃいい声で言う「世田谷近辺を流してます」。

小原さん扮するタクシーの運転手さんが言うセリフ。

なんでそんなにかっこいいのか、と(笑)。



おっといけねえまた長くなった。



お次は甲本雅裕 さん。



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TVや映画でよく見かけるお顔ですね。

実は羊も大ファンでしたぽけ~


今回こうしてご本人を紹介するにあたり甲本さん情報を

調べたところ、なんと!

甲本さんって甲本ヒロトさんの実弟さんなんですね。

いやーびっくらこいた。ぜんっぜん知らなんだ。

兄弟で表現活動、しかもお互いに第一線で活躍されているとは、

甲本さんのご両親はさぞや鼻高々、自慢の息子たちであること

でしょう。


甲本さんは、稽古初日から近い距離でお話をしてくれる方でした。

羊が往生しているとさりげなく「どうしたひつじ!」と大きな声で

声を掛けて下さったり、ストレッチをしていると「ひつじ!」と名前を

呼んで隣に座り、何か用事かしらと次の言葉を待っていると、

「ん?なんでもない。呼んでみただけ。」と笑うぼー

ああ、初参加の羊を気にかけてくださっているのだな、

と実感することしきりでした。


また、お芝居については実に真摯に取り組んでおられます。

羊が今回、この作品に関われたことで今後また出会いが

広がっていくといいんですけどねえ…と話していたところ、

甲本さんはうーんと頭を掻きながらひとこと。


「あんまりそういうの気にすることないよ。仕事なんて来るときは

来るし来ない時は全然来ない。俺だって、近々一緒にやろうね、って

あるプロデューサーと話して5年待ったことあるもん。

とにかくね、与えられた場所で一生懸命やる。

それしか出来ないんだって俺達役者って職業は」


甲本さんらしい、温かくそして力強い言葉でした。

ありがとうございます。


いつも一生懸命、そして正直。そんな人間味溢れる甲本さんは、

今回のお芝居で、唯一私の言う話を心底信じてくれる、という役柄です。

心強い味方ですにこ





ちょっと裏ネタ・・・


お芝居が始まってすぐ、配布した紙を甲本さんが私の代わりに集めようと

してくれるのですが、その時必ず「あ、おれ代わりに後ろ集めようか」と

小さな声で(台詞として)言ってくれるのです。その「後ろ」のアクセントが

いつも「うしろ」の「う」におかれていて何だかとてもホッとするのですよ。

甲本さんは西の出身でらっしゃるので、きっとふとした時に訛りが出るの

でしょうね。あいや、もしかしたら甲本さん演じる「関」という男が実は訛りの

抜けない関西出身という甲本さんの役作りかもしれないな…

だとしたら、益々甲本さんは凄い役者さんだ!!