はい、こちら阿南健治（あなんけんじ）さん。
羊は密かに東京サンシャインボーイズの太陽と
呼んでおります。
阿南さんが稽古場にいるのと居ないのとでは、
全然温度が違います。
なんか今日は稽古場が暗いなーと思ったら、
決まって阿南さんが居なかったりします。
その存在感たるや、その場に居ないのに、
居ないという事を実感させるのですから凄いですよね。
もちろんそれは阿南さんの人柄に他ならない訳ですが、
ではなぜ彼はここまで人を引き付けるのだろうと思い、
阿南さんのホームページにお邪魔しました。
そしたらあなた！！
すんごい経歴の持ち主。しかも多彩。
こりゃチーム三谷に入る筈だわと。
面白かったのは(人の経歴を面白いと思う事はそうない)、
日本で俳優養成所に行ったのに、何故か突然単身アメリカへ
飛んでいること。
しかも理由がカウボーイになりたかった（笑）。
なのにステイ先の牧場には牛しか居なくて叶わなかったん
だって(爆笑)
そして牧場で貯めたお金でニューヨークへ飛び、働きながら
自由な生活を送っていたところへ、日本全国どさまわりの
お誘いが。（この時代の写真は絶品です！！）
眩いばかりのニューヨークから一転、時代劇三昧の日々を
送るも、やはりここではないと脱出後何故かチーム蜷川へ。
東京サンシャインボーイズに出会うまで、こんなにも多様な
日々を送られて来たとは、いやはや恐るべし行動力。
「じゃあ阿南さん英語ぺらぺらなんですか？」と聞くと、
「全然。」と即答（笑）。「ぺらくらいかな」と付け加えて
続けるには、「俺はものおじしないからアメリカでもやって
行けたんだよ。」と。
なるほどー。
阿南さんのお芝居の魅力はそこが原点かもなーと思ったり
しました。遠慮せずいつも全力でお芝居されるその様が、
なんとも愛おしく感じられるのです。母性本能をくすぐら
れるというか・・・（年上だけど…笑）
ところで阿南さんは、とにかくスタンバイが早い。
誰よりも先に衣装に着替え、誰よりも早く控え室へ向かう。
羊より後に出るのに、私よりも遥か前にスタンバイする。
こないだも、まだ開演まで一時間もあるというのに、
今にも舞台へ飛び出しそうな態勢。
時計を見てなかった私は、阿南さんを見、
「え？え？もうそんな時間？？？」と大いに焦る。
そして時間を確認して安堵し、阿南さんに懇願。
「阿南さんお願いですから、そんなに早くスタンバイ
しないでください。羊焦っちゃうんで（笑）」
「ああ、ごめんごめんごめん。」と照れ笑いの阿南さん。
ほんとだよー！！と賛同したのは共演者の皆様。
焦っちゃうよねえ、と皆さん口を揃えて仰るのを聞き、
それからというもの阿南さんは、周りが焦らない程度の
早いスタンバイをされるようになりました（笑）
思えば、阿南さんにも「ペース」というものがおあり
だったろうに。なんだか申し訳なかったかな、なんて
思いながらも、「早すぎるスタンバイ」でこれだけ
注目を集めるのも阿南さんならではなんだろうな、
と思ったりもしました。
阿南さんの面白経歴と、趣味だと仰りながら
その感性には驚くばかりの阿南画伯の作品展をご覧に
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ああ、また一人でこんなに書いてしまった。
どうも羊は纏めるのが下手だなあ。
読みづらくてごめんなさいね。。。
明日からはコンパクトに、二人ずつがんばるぞ。
小原雅人さん、甲本雅裕さん、以上お二方を
明日はクローズアップします。
お楽しみにぃ。
おまけ。
最初に撮った写真。阿南さん主役やのに
半分切れとるがな。どんだけ自分中心なのかと
私は問いたい。
これ阿南さんめっちゃいい顔や