その日は朝起きてこなくて、会社を休むと言った。
いつもと違う雰囲気に心配だったけど、私は仕事へ。
会社に着いてから何度も電話。
出ない。
メールの返信もない。
午後になってメールの返信。
よかった、無事だ。
夕方家に帰ると、彼は私に泣いて謝った。
ごめん、死のうとした、と。
あぁやっぱり。
私も泣いた。
次の日、私も仕事を休んで旦那の会社の保健師さんに電話。すぐに病院を受診するよう指示があり、病院に電話。
旦那が通っていたのは大学病院なので、予約がないと診察してくれないが、緊急ということで診てくれることに。
病院には保健師さんも来てくれて、しばらく入院することをすすめられる。
翌週から入院することが決まり、彼の両親に連絡。
保健師さんのすすめで、入院までの間彼をひとりにしないよう、しばらく彼は実家に戻ることになった。
その後約1ヶ月半入院。
前半は閉鎖病棟だった。
体外受精の説明会もキャンセル。卵管造影検査後2周期目はタイミングをとることもできなかった。