高木様のニューアルバムを聴きながら・・・・
私は音楽家でも芸術家でも無いので感じた事を言葉にする事しかできません。
一曲目のショパンが何となく幻想即興曲に思えて「高木アレンジ」で原曲わからねぇな、と思ってしまいました。Scherzo No1を一曲目に配置した高木さんはクラッシック出身だったりするのできっとショパン一番大好きな音楽家なのではと思いました。
二曲目: ベサメムーチョで直結した松平健さんw、確か徳川家だった様なきがします。暴れん坊将軍、実在&実存! 流石は徳川センスが良い。日本で初めてのエリートヤクザが家康様だったに違いないと思います。w
三曲目:美しいです。オリジナルが一番輝きを魅せる高木様の特徴が表れていると思います。
五曲目:きっと自然光のあるバスタイムなんだろうと思いました。窓のあるバスタイムは案外重要です。
六曲目:クジャクなのか地名なのか・・・、私にはカイコ蛾のダンスに思えてしまいました。月明かりの下で踊る蛾は月を指標として夜空で踊っています。成虫になると捕食せず生体エネルギーの全てを賭けて種を残すカイコ蛾、いつか蝶になって昼間のダンスを楽しみたい、その希望を将来に託した彼らが残した指標は”芸術は長し、人生は短し”なのではないでしょうか?きっと生まれ変わったら八拍子になるんでしょう。
十曲目:必要なピース、探しているものなどそこには無い、そんな儚さと空虚感が描かれている気がしました。その中で幸せを紡いでいる人の謙虚さと苦しみ・・・、「美しい」
十一曲目:多分ピアノには11個のオクトがあったと思います。そこで描かれたアルバム最後の曲に描かれた風景は、「霧が晴れたら出発しよう」希望に満ちた創造で構想された世界への旅立ちでした。残念ながらまだ出発はしていない感じがしました。
このアルバムでアーティスト:高木里代子が描いた世界に到達できるならきっと・・・