【♈︎】こんばんは。6回目の更新です。だいぶ日が空いてしまいました。ちなみに喉は完全復活マンです。


課題で忙しかったのです。忙しかったと言うと、あたかも全て片付けて解放された感がありますが、全く終わっていません。2022年残りは課題で終わりそうです。

 

 


昨日、「ネオ・トゥリーズ」と「イトー・ムセンシティ部」がBiSを脱退するとの発表がありました。私はがっつり研究員ではなく、マスター寄りのスレイヴなので泣き叫ぶようなことはありませんが、ひたすらに悲しいですね。

 

2人とも大好きでした。本当に替えの利かない声で、無邪気な感じが愛おしくて、逆行にもがく姿が眩しかったです。諸行無常ですね。

 

トギーさんの強さってどこか狂気的で、不気味というか怖さがあるんですよね。それは魅力なんですけど。強がりも程々に無理はして欲しくないですね。彼女こそWACKの魂を継承して、これからを作る存在なのだと楽しみにしております。

 

 

 

WACKのファンをやっているとアイドルの定義について考えさせられる場面がたくさんあります。アイドルとは何をもってアイドルなのでしょうか。

 

 

 

例えばの話です。作詞作曲、振り付け、ライブ演出、これらを全てセルフプロデュースで完結するパフォーマーが自らを「アイドル」と称した。その場合、彼女らは「アイドル」でしょうか。それとも「アーティスト」でしょうか。




明確な定義の無い以上、自称してしまえば誰でも「アイドル」になれる。私はそう思います。多種多様なパフォーマーが「アイドル」になれるのです。故に「アイドル」という言葉の持つ意味はとても広く、一括して語ることは難しいのではないでしょうか。


明確な定義を持たない一方で広い意味を持つ「アイドル」という言葉。厳正な議論のためには「アイドル」という言葉を気軽に主語に使うのは控えた方がいいのかもしれません。




ここからは私の愚痴にお付き合いください。アイドルオタクを生業とする方には特に読んでいただきたいです。




私は「アイドル=疑似恋愛商法」という世間の認識が大嫌いです。もっと言えば秋元グループ(4846グループ)の商法が嫌いで仕方ないです。あくまで商法・運営が阿漕だという話で、所属するメンバーを悪く言うつもりは一切ありません。誤解の無いようお願いします。

 

 

 

まず、「恋愛を禁止させて処女性を売りにする」これ自体は問題ないと思います。時代遅れだ何だと言われていますが、価値観は人それぞれです。

 

「夜が好きだから夜勤で働く」

「平日休みでも問題ないから土日は働く」

「恋愛に興味がないからアイドルになる」

 

たまたま自分にとって必要の無いモノが世間では需要があった。だから自分は労働者としてそれを供給しよう。ごく自然な賢い生き方じゃないですか?

 

「恋愛こそ人生の幸福だ」という価値観の人からすれば、理解できないのも当然です。「日光を浴びることが一番の幸福」という人には、好んで夜勤に就く意味がわからないでしょう。

 

ですが現代社会では個人の価値観は個人に委ねられ、自己責任の範囲内で自由が尊重されます。何より彼女たちは自ら望んで恋愛禁止のグループに入った訳ですから、人権侵害を指摘するのは論外です。

 

 

 

私が阿漕だと指摘するのは、「恋愛禁止」のルールを曖昧にしている点です。

 

 

 

先月、AKB48に所属する「岡田奈々」さんの熱愛が報道され、アイドルの恋愛禁止について議論される場面が多々ありました。そんな中AKBグループ総監督「向井地美音」さんからこのようなツイートがされました。

 

 

 

「AKB48グループに恋愛禁止のルールはない」とされたのです。確かに公式サイトにもルールの明記は無く、出典は過去の秋元康の発言がほとんどでした。つまり「恋愛禁止のルール」は世間の誤解だったとのことです。


 


となると、熱愛報道をされたメンバーが謝罪文を掲載するのは間違いではないでしょうか。「恋愛禁止のルール」が無いならば謝罪の必要は一切なくむしろ不自然な行為です。本来であれば、誤解を防ぐため謝罪をさせない措置を取るべきです。

 

丸刈りなんてのはもっての他。あれだけのことをさせておきながら「恋愛禁止のルールはありませんでした」こんな言い分がまかり通ると思いますか?

 

 

 

私にはどうしても、「利益のためにこの誤解を利用している」ように思えて仕方ないのです。

 

 


運営は世間の一般認識が「AKB=恋愛禁止」であることを把握していたはずです。それなのに「処女性」が利益に繋がっていることも理解しているため、誤解を解くことなく、むしろ積極的に誤解を煽ってきたのではないか。そう思わせる程に運営は無責任です。

 


 

 粗を探し出すと切りがありませんが、その一例がこれです。



2012年10月31日の「AKBINGO!」の番組説明では明確に「恋愛禁止」と書かれています。


冠番組でこの有様です。企画に目を通した全てのスタッフが「恋愛禁止では無い」事を知らなかったのでしょうか。杜撰極まりない管理体制です。

 



当然これは間違った情報なので、運営は公のメディアで訂正するのが筋です。しかし、そんなことは一切しないのが秋元グループです。

 

あまり聞こえは良くありませんが、メンバーは商品です。その商品について無いはずの付加価値が存在するかの様に放送された訳ですから、偽装表示であり詐欺にあたります。

 



何より、これによって熱愛報道を受けたメンバーへのバッシングが正当性を持ってしまうのです。本来恋愛禁止で無いならばSNSで暴言を吐かれる筋合いは無いのです。


運営が一言「恋愛は禁止されていない」と言えばメンバーを暴言から守ることができるでしょう。メンバーに暴言が向かおうが自らの利益を優先するのが秋元グループなのです。




これまでも誤解について弁明できるタイミングはいくらでもありました。それでも尚無言を貫いて来たのは、誤解を解かれると困るから。そう思われても仕方がないものです。




これらが「秋元グループ」の商法が阿漕だと主張する所以です。メンバーに対して愛が無さすぎやありませんか。あまりに無責任で都合がよすぎる立ち回りだと思いませんか。




アイドルとは自らを商品とする繊細な生き様です。彼女らに魅せられた我々こそ、現状の矛盾に目を背けてはいけないと。私はそう思います。


ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。読みにくい文で申し訳ないです。もっと明るいブログを目指します。


【羊のなうぷれ】

LOVE/BiS