【♈︎】こんばんは。四回目の更新です。

 

寒いですね。私は風邪気味です。絶賛喉ぶっ壊れマンです。声が出ないと不便ですね。お喋りな者でして。皆様はお体大事になさってください。

 

 

 

前回の「月の満ち欠け」から続きまして、今回は「水曜どうでしょう」の話をしたいと思います。

 

 

 

最近ではNetflixで配信されているので、まだ見たことないという方、是非とも見ていただきたいです。これに関しては本当に是非ともですね。

 

私自身記憶を消してもう一度みたい回が沢山あるんですよ。これから初見で見れるあなたが羨ましくて仕方ないです。

 

 

 

そもそも「水曜どうでしょう」とは、北海道テレビ(HTB)で放送されたローカル番組です。「金曜ロードショー」をもじったタイトルのため、正式なイントネーションは「金曜ロードショー」ね。という面倒くさいファンもいます。

 

 

 

レギュラー放送はとっくに終了していますが、次回作も撮影済みであることが発表され、約2年半ぶりの「水曜どうでしょう」が2023年春に放送されます。発表されるや否やTwitterのトレンドを独占し、依然変わりなく大人気番組であることを見せつけました。

 

 

 

番組の内容は、説明するのが野暮というか。文字に起こすと意味不明というか。もちろん紹介するつもりで書いているのですが、見てくださいとしか言えないんですよね。


とりあえず一言で説明すると、「大泉洋さんをみんなで騙して楽しもう」って番組です。これだけ聞くと大泉さんが可哀想に思えますが、騙す側も一緒に酷い目に合うことが多いので、最終的には「何やってんだこいつら」という感想で落ち着きます。

 

 

 

レギュラーの出演者は、大泉洋、ミスターこと鈴井貴之(大泉所属事務所社長)、魔人こと藤村D(チーフディレクター)、うれしーこと嬉野先生(カメラ担当ディレクター)の4人です。

 

大泉さんを除く3人が番組を企画し、大泉さんは撮影が始まるまで企画を説明してもらえません。撮影が始まっても「企画説明が嘘」なんてのはざらです。


こうして、かの有名な「またしても何も知らない大泉洋」が誕生したわけです。

 

 

 

他に類を見ない番組構成で、何にも属さない確立した魅力を持っています。中でも「ヨーロッパ制覇」「原付の旅」などの旅企画は尖った構成が目立ちます。


旅番組として本来メインになるであろう、観光地や名物などのシーンはほとんどありません。「原付の旅」に関してはタイトルの通り移動がメインです。彼らの旅を見れば「どこに行くか」ではなく「誰と行くか」が大切なのだと。「旅」の本質に気付かされるはずです。

 



 他にも、料理企画での異例の長期ロケ、真っ暗な画面にテロップだけで放送するなど、他の番組では絶対に見れない企画がほとんどで、彼らの軽快な罵り合いが癖になるはずです。

 

 

 

 頭で理解するより体で感じるタイプの魅力であります故、まずは見て頂きたいです。どの企画も面白いのですが「水曜どうでしょう」のチュートリアルとしては「ヨーロッパ制覇」がおすすめです。


「原付の旅」も「水曜どうでしょう」の代名詞となる企画で、当然おすすめしたい所なんですけど、Netflixに東日本編、西日本編が無いんですよね。もちろんベトナム編から見ても十分に楽しめますし、完結編は比較的新しく見やすいです。問題なく笑えるとは思いますが、まずは「ヨーロッパ制覇」が無難かと。




「ファン同士が無条件で仲良くなれる」というのも魅力の1つです。今でこそ圧倒的な知名度ですが、もともとが深夜ローカルというニッチなコミュニティであったため、ファンだと分かれば仲間意識が芽生えます。「水曜どうでしょう」のステッカーを貼った車を見た事ありませんか?あれはこの仲間意識が根源にあってこそだと思います。


深夜ラジオにも言えることですが、ファンを名乗る事で「これを面白いと思える感性」の持ち主なのだと互いに認識することができるんです。本来会話を重ねて確かめるはずの物をすっ飛ばして笑い合えるんですね。どうでしょうの話題で友達が増える事だってあるでしょう。




長々書きましたが、PR活動はこれくらいで終わります。とりあえずまぁ見てください。お願いします。


PR活動は終わって、ここからは藩士に向けてです。




藩士の方に向けて嬉野先生のエッセイを紹介したいです。特に8月に発売された「思い出リゾート」では、彼の人間の部分が細かに書かれています。


演者2人と藤村Dが目立つ一方、嬉野先生は控えめに映り、番組だけでは嬉野先生を理解することは難しいでしょう。そんな彼の生き方、考え方がまったりとした文体で綴られています。


彼のガッツかない人生観は、目まぐるしく息の詰まる様な現代社会でこそ必要な価値観だと。私はそう思います。嬉野先生のエッセイは、どれも藩士の方なら買って後悔しないと思いますよ




長く語りすぎましたかね。こんなん誰が読むんですかね。4回目の更新ですけども、回を追うごとに長くなってますね。読みにくい文を長々と本当に申し訳ないです。ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。


西表で会いましょう。おやすみなさい。


【羊のなうぷれ】

心解く/湯木慧

結婚おめでとうございます。