読書感想文を書くために読んだ本

学生だったのはずいぶん前ですが・・

覚えているのは、多分高校生だった頃の夏休みの読書感想文に読んだ本。

何冊か選ばれている本の中から、自分で1冊選んで読んで書くという課題でした。

選んだ本は・・

『母は枯葉剤を浴びた』です。


ベトナム戦争で撒かれた枯葉剤が原因で

妊娠してもすぐ流産してしまう女性たち

手足の関節以外の場所で曲がってしまって産まれてきた子供たち

産まれたけど脳が無くてすぐ死んでしまう赤ちゃんたち

産まれた直後なのに髪もフサフサに生え歯も生え2本足で歩いてしまう赤ちゃん(歩いた直後に死亡)

元気に産まれたけど、成長と共に脳に水が溜まってしまう子供たち

体がつながった状態で生まれてきた双子の赤ちゃん

子供以外でも・・

戦場に居た兵士だった人たちはガンと戦ってる

文字と共に写真も多く載っていてかなりの衝撃を受けました。


ベトナム戦争でもその後の事は考えず枯葉剤を使った結果その後ずっと苦しむ人がいる事実。

地雷も同じく。

今、日本では放射のうの事も・・・政府も直ちに人体に影響を及ぼすものではありませんって言ってる事も多いけど、先のことは誰にもわからない。

人間が作って事故が起こった時に人間が対処できないものは造らないほうがいいと思う。

そう思うのはひつじ妻だけではないと思う・・・