大塚国際美術館の続きです。
僕が個人的に印象深かったのは、ゴッホのひまわりです。
ひまわりが7点、展示されていて、これらは1888年に移り住んだ南フランスのアルルにて描かれたものです。
僕の記憶が確かなら、この7点は半年で描きあげたものです。
余程、ひまわりに思い入れがあったのでしょうか。
どうやら僕、7点すべてスマホにおさめたつもりでしたが、すべてではありませんでした(笑)
でも、どのひまわりも特徴があり、ゴッホの内面を写しているように感じます。
そしてこちらのひまわりですが、1920年に大阪の実業家、山下顧弥太氏が武者小路実篤ら白樺派に頼まれ、当時金2万円で買い上げ、兵庫県芦屋市の山本氏の邸宅にありましたが、1945年の空襲により焼失してしまいました。
その後、東京都調布市の武者小路実篤記念館所蔵の画集写真をもとに、大塚国際美術館が再現しています。
そのひまわりがこちら。
大塚国際美術館、さすがだなと頭が下がる思いです。
ゴッホのひまわりのうちの1点を見事に再現した功績は大きいでしょうね。
そしてこちらは、ゴッホがひまわりを描いている様子を、ゴーギャンが描いたもの。
ゴッホのうつろな表情、なぜか気になります。
大塚国際美術館をたずねて数日が過ぎますが、僕自身、現在休暇中のせいか、ゴッホのことが頭から離れません。
ゴッホは自ら自分の耳を切ってしまったり、最期は自ら命を絶っています。
彼の心境はどんなものだったのか、思わずにはいられません。