自分がものすごく楽しみにしていることがあるとします。
そのことをずっと楽しみにしていた。
そして、ついに叶う。
ところが、直前になって叶わないことが決定。
ちょっとそのときの感情を味わってみてください。
めちゃくちゃショックですよね。
ありえない！
こんなに楽しみにしてたのに
悔しい！悔しい！悔しい！
絶望o(；△；)o
こんな感じになります（笑）
※「世界の果てまでイッテQ！」 日本テレビより
↑大好きな安室ちゃんのコンサートに行けないことが決定した時のイモト（笑）
自分にとってはものすごく楽しみにしていただけに、なかなか立ち直れない。
でも、それ、きっと
もっと楽しみなことに繋がってます。
＊＊＊＊＊＊＊＊
1年前の今日、僕の１つの夢が叶いました。
ブルーインパルスがふるさと函館の空を飛んでくれた日。
いつも「いつか観てみたい」と長年思い続けた念願の夢。
その夢が叶ったんです。
その興奮と感動といったら、もうね、もはや言葉では表現できない。
でも、実は、この夢が叶うまで、すんなりいったわけではなかったんですよ。
実に7年越しの夢だったわけです。
遡ること7年前の2009年、あるビックニュースが飛びこんで来ました。
「『函館開港150周年記念』でブルーインパルスが函館で祝賀飛行を行う」
「うおぉぉぉ！！」
その当時、夢を叶えられなかったことに拗ねていて、思い出すと辛いから、できるだけブルーインパルスのこと見ないようにしてたんですが、
「絶対観なきゃ！」
と、そんなのかんけーなくなって、函館に行くことに決めました。
会社フツーに行ってたら間に合わないから、サボることに決定（笑）
確か、当時新卒で入った東京の会社のまだ新人の頃で、夏休みの直前だったんだけど、
「別にクビになってもいいや、会社なんかよりブルーインパルスが函館を飛ぶのを観る方が大事」
と、空港で、
「具合が悪いので休みます…夏休み前なのにすいません」
って演技して電話かけ終わった瞬間、0.1秒で超ワクワクハイテンションに戻って、いざ函館へｗｗｗ
当時の皆さま、ゴメンなさいm(_ _)m（笑）
でも、それほどまで僕には一大イベントだったわけですよ。
そして、函館へ到着し、「明日はブルーインパルスを観れるんだ」と、綺麗な月を眺めながら超ワクワクして寝ました。
ところが、です。
翌朝、起きてみたら、
「オーマイガッ！！」
なんと、
まさかの濃霧(Ｔ▽Ｔ;)
雲が低くて函館山もまったく見えないくらい視界が悪い。
ブルーインパルスが飛ぶ時間まで天候の回復を天に祈るも、「中止」のアナウンスが…。
･ﾟ･(｡>д<｡)･ﾟ･
その時のショックといったら、もう…。
言葉では表現できない…。
そして、こうなるとどんどんネガティブ思考のスパイラルにハマっていくんですよ。
考えなきゃいいのに、自らさらに追い打ちをかけることを考えるんです。
「もう1日早く会社を休んで帰っていたら予行は観れた…」
ブルーインパルスは本番前の前日に予行飛行を行うんです。
で、その予行は飛んでいたんです。
「あぁーもう！悔しい悔しい悔しい！＼(*｀∧´)／」
悔やんでも悔みきれない・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･｡。
函館をブルーインパルスが飛ぶなんて滅多にないことだから、次はいつになるかわかならい。今回は150周年記念だから、次は200周年記念の50年後か？生きているうちに観れるかもわからない。
このときはホント神さまに文句言ったもんね。
「僕がどんだけ楽しみにしてたか知ってんでしょ？！それなのに！」って。
残念無念(T_T)
それから7年の月日が流れた、2016年の1月。
またしても、突如ビックニュースが飛び込んで来たのです。
「『北海道新幹線開業記念』でブルーインパルスが函館で祝賀飛行を行う」
「来たぁぁぁ！！！！」
しかもそのとき、ちょうどもう一度パイロットの夢へ向かって進もう、と決意したときだったんですよ！
「こんなことってあるんだ！今度こそ！」
と予行が行われる2日も前に函館入り。
てるてる坊主もつくって天にも祈る。
そして、迎えた当日。
ついに、ついに、夢が叶ったのです｡ﾟ(T^T)ﾟ｡
↑ネットからお借りしました
おかげさまで予行も本番も大満喫。
特に本番は晴天の青空を飛んでくれました。
函館の空をブルーインパルスが正式な祝賀飛行として飛ぶのは歴史上初。
その日は北海道新幹線が開業した初日で、函館も盛り上がってて、函館中、大人から子どもまでブルーインパルスを観て
「うわぁー」
「かっこいいー」
って声が上がる姿を観て、これまた嬉しくて嬉しくて。
本当に感動したなぁ。
しかも、それだけでは終わりません。
ブルーインパルスが函館の空を飛んだのを観れただけでなく、
なんと、
航空自衛隊の方に本物のブルーインパルスのパイロットスーツとヘルメットも着せてもらえることに！
※フェイスブックにそのときの写真がありますが、
30を超えた大の大人が子どもみたいに喜んでいます（笑）
夢だったからね。
もう大満足！
たぶんこの日の出来事は、間違いなくこの人生のトップ3に入る。
それくらい本当に最幸の体験ができたのです。
そして気づくわけです。
「ああ、もし7年前に観れていたとしたら、このような感動はなかったんだなー」と。
あのときはまだ観るタイミングではなかったんだ。
条件が整ってなかったんだ。
この感動を味わうための布石だったんだと。
これは断言できる。
7年前、観れなかったときは神さまに悪態をついたけど、
「神さま、ゴメン！やっぱりあんたすごいわ！」
って謝りました。
神さまはこんなにも最幸の脚本を用意してくれてるのです。
最善最幸のカタチになるようにちゃんと演出してくれているのです。
でも7年前、中止が決定したときには、こうなるとは想像もできなかったわけです。
その出来事の意味など、所詮ちっぽけな頭やエゴではわからんのですよ。
だから、考えなくていいんだ。
ただ、最幸の体験に繋がっていると知っているだけでいい。
宇宙は、最善最幸の体験をできるよう演出してくれてるんだから、安心して宇宙に委ねさえすればいい。
あれから1年、僕はもうすぐ、パイロットの夢を叶えるべくアメリカに渡ろうとしています。
やっぱり人生のシナリオは完璧だ。
本日もありがとうございました！
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さて、今日も人生楽しみますか！
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