人間の反応を決める、その土台は観念です。
実は、
何かを信じていなければ、
感情も思考も行動も生じません。
たとえば、僕があなたにこう言ったとします。
「あなたは本当に『ほんずない』ですね」
何か感じました?
「???」
ですよね。
でも、こう聞いたらどうでしょう。
『ほんずない』とは、
僕の故郷函館の方言で、
「まぬけ」とか「どうしようもない奴」という意味です。
こう聞いて、あなたの中で観念(=定義)ができあがったとき、
はじめて感情がでてきます。
「バカにしやがって!ムカつく!」
なのか、
「なんでそんなこと言うの…あー(TдT)」
なのかはわかりませんが。
このように観念なしにはまったく何も感じないんです。
観念があるから
感情が起こり、
感情が起こるから、
行動(思考)が起こります。
観念→感情→行動(思考)
の順です。
土台になっているのは観念ですね。
もうひとつ例をあげます。
ケースA
「黒猫を見ると不吉なことが起こる」
という観念を持っているとします。
今日は大事な初デートの日。今日のデートしだいで今後が決まる!
そんなデートに向かう途中、黒猫が前を横切っていった…。
「な、なんて不吉なんだ…。ああ、きっとうまくいかないに違いない」
不安や怖れいっぱいでデートに臨み、見事撃沈する…。
ケースB
「黒猫を見ると幸運なことが起こる」
という観念に変えたとします。
今日は大事な初デートの日。今日のデートしだいで今後が決まる!
そんなデートに向かう途中、黒猫が前を横切っていった…。
「あ、幸運のサインだ!きっとうまくいくな~♪」
ポジティブな気持ちで臨むから、見事うまくいく。
以前、僕は
「黒猫を見ると不吉なことが起こる」
という観念を持っていましたが、
「黒猫を見ると幸運なことが起こる」
に変えましたわ。
最初の観念は、
自分にとって何の役にも立たないですから。
アホらしいですからね。
このように、
観念(定義)が変わると、
感情も態度(行動)も変わってくるんです。
だから、やっぱり観念は非常に重要!
だと僕は思うのです。
あとですね、
感情は観念から生じるのだから、
もしケースAのように、
嫌な気持ちになったらとしたら、
それは、
「自分にとって役に立たない観念がある」
というサインです。
こういうときは逆から攻めてみましょう。
「こんなネガティブな気持ちになるということは、私はいったいどんなことを信じているのだろうか?」
と、自分に質問することは、
自分にとって役に立たない観念を見つけて
選び直す方法として、
とても有効ですよ。
黒猫のケースで言うと、
「黒猫を見て嫌な気分になった。
嫌な気分になるということは、
自分の中にいったい
どんな観念があるからだろうか?」
「黒猫を見ると不吉なことが起こる」と信じているから嫌な気分になった→観念はただの自分の選択→だから観念は選び直すことができる→だったら自分にとって役に立つ観念を選ぼう→これからは「黒猫を見ると幸運なこおが起こる」を信じる
って感じですね。
ぜひお試しあれ。
★★★★★★★★
↓↓ランキングに参加しています。
自分にいいことが起きる1番簡単な方法は他人を応援すること^^
今日の記事よかった!と1ミリでも思えたら「ポチッ」とプリーズ!
あなたと僕の幸せのために♪↓↓
★★★★★★★★
さて、今日も人生楽しみますか!
ヒッツ