こんにちは。ヒプノセラピストのSATOMIです。

今日は前世療法で体験する、前世の“見え方“についてです。


“見え方“と言ってしまいましたが、前世イメージの体験の仕方は人それぞれです。
映像のように見る人もいれば、本のようにストーリーが湧いてくる人もいます。周りの声や音が聞こえてくるという人や匂いが感じられるという人もいます。


人にはそれぞれ得意とする感覚があって、視覚優位か聴覚優位かあるいは嗅覚などの体感覚優位かによって体験の仕方が変わってくるのではといわれています。

(が、、そうとも限らない、と私は思ってます。ちなみに私は体感覚優位なのですが、前世体験は映像で見える派です。。)


では、見える派・ストーリーが浮かぶ派聞こえたり匂いを感じる派、それぞれの体験の仕方についてご紹介したいと思います。

と言っても、前世療法での体験の仕方は人それぞれで、100人いれば100通りの体験の仕方があるので、これからご紹介するのはほんの一例。そんなケースもあるんだ〜くらいに思ってくださいね。


まずは見える派。“映像のように見える“とはどういう感じかと言いますと・・

前世療法中は催眠状態に入っているので、そもそも目はつむっている状態です。目をつむっているのに“見える“というのはどういう感じかというと、まぶたの裏に映像が浮かんでくる感じです。

私の場合、まず色が浮かび上がってくることが多いです。

まぶたの裏をスクリーンに紫色がカーテンのように揺らめき出して、それを眺めているうちに近くにいる人たちの表情が浮かんできて、輪郭が徐々にはっきりしてきて、最初に見えた紫色が自分がこれから着ようとしている衣装の色だと分かっていって・・みたいな入り方をします。

そして全体が見えてきたら、もうストーリーは自然に流れていきます。映像を見ている感じです。

“見える“派にもいろんな見え方がありますが、まぶたの裏に浮かぶ人が多いようです。


次にストーリーが浮かぶ派。これは私は体験したことがないのですが、時々いらっしゃいます。

映像が全く浮かんでこなくて、ただ筋書きだけがポンポンと舞い降りてくる感じという方もいれば、前世の自分の顔だけが見えていて、その前世の自分がストーリーをインスピレーションのように伝えてくるような感じという方もいました。

このタイプの場合、潜在意識の記憶じゃなくて自分の頭の創作なんじゃないかとはじめ不安になる方もいますが、ストーリーが展開されていくにつれ、とても創作とは思えなくなって納得されることがほとんどです。


最後に聞こえたり匂いを感じる派、です。このタイプの人はたいてい音や匂いから入っていって、徐々に映像も見えてくることが多いですが、まれに最後まで聞こえるだけで見えなかったという人もいます。

私の個人的な考えですが、こういうケースは潜在意識がその前世の映像を見せることを選択していないんだろうな、と思います。

その映像があまりに残酷であったりする場合、その映像を見ることがその人にとって良いことではないと潜在意識が判断することはあり得ます。


その他にも、いろんな体験のケースがありますし、“見える派“にもぼんやりとしか浮かばない人もいれば映画のようにはっきりと見える人もいます。


最初のセッションの時はぼんやりとしか浮かばなかった人が、回数を重ねるにつれすごくリアルな映像を見られるようになることも多いです。

催眠は回数を重ねるごとに深く入れるようになる性質があり、深い催眠状態での体験はよりリアルなものになります。


前世の体験の仕方、ほんの一例ではありますが、イメージできましたでしょうか?

また私の前世療法体験談なども次回以降でお話しできたら、と思います。

こんにちは。ヒプノセラピストのSATOMIです。

今回は前世療法についてです。


前世療法って響きがちょっとあやしいかも?しれないですね(笑)なんかの宗教か?とはじめて聞く方は思ってしまうかもしれません。


が、前世療法はもちろん宗教ではありません!


前世療法はアメリカの精神科医ブライアン・L・ワイス博士によって世界中で認知された催眠療法のひとつです。ワイス博士は多くの患者に催眠療法を行う中で前世の記憶を持つ人々がいることに気づき、前世療法について研究を重ね学会で発表までしています。現在ではアメリカを始めとして、ヨーロッパや日本でも徐々に認知されるようになっています。


成り立ちはここまでにして。


では、前世療法ってどんな事をするのかというと。
催眠下において潜在意識にアクセスし、潜在意識に保管されている記憶を呼び起こし再体験します。


この呼び起こしてくる記憶が、意識上では忘れていた自分のこの人生の幼少期の記憶や胎児期の記憶であれば、「年齢退行」というヒプノセラピーのテクニックになります。


そして、呼び起こしてきた記憶が明らかに今回の自分の人生のものではない、別の人物としての経験にもとづく記憶の時があるのですが、これが「前世療法」と言われるものです。


この明らかに自分ではない、別の人物の経験なのに自分の記憶として出てくるイメージが本当に前世の記憶なのかは分かりません。証明する手段がありません。


私はそのイメージが本当の前世なのかどうかより、潜在意識がそのイメージを私たちに見せてきたことに意味があると思っています。


でも。ここからは、私の個人的な意見ですが。
前世の記憶としか説明がつかないことがよくあるのです。前世の記憶だという解釈をすることが最も合理的と結論づけるケースがたくさんあるのです。


私自身が体験した前世療法でも、私が再体験し映像で出てきたイメージは自分の思考で創作したものとは思えなかったのです。実感として、このイメージは前世なんだろうなと感じました。

私の前世療法体験談はまた別の機会に♬


実際の前世療法のセッションでは、いま直面している問題の原因となる前世ある人との繋がりにフォーカスした前世の記憶を呼び起こし、再体験します。


そしてその体験が否定的な影響を今に与えているのであれば、認識をシフトさせることでその記憶による潜在意識へのプログラミングを書き換え、その記憶にもとづくネガティブな思いや感情などのエネルギーを解放し、否定的な自己イメージを手放す、といったセラピーを行います。


次回以降で私が体験した前世療法について書きたいと思います!


ヒプノセラピーは日本語に訳すと「催眠療法」です。催眠って、なんかちょっとあやしくないですか?私はあんまり良いイメージなかったです。。


「1,2,3であなたはおサルさんになります」みたいなイメージ(笑)ないですか?バラエティ番組の影響受けすぎかもしれませんが、、でも、〝催眠にかけられると意志を失って催眠術士の言いなりにされてしまう"そんなイメージが私にはありました。


でもこれ、99%はテレビの演出です。1,2,3でおサルさんになっちゃった芸人さんは催眠状態には入っているかもしれないけど、入った上で現場の空気を読んで、おサルさんやってます。自分にとって良いことと判断した上で、おサルさんになっています。


あれが「1,2,3であなたは番組のスポンサーの悪口を言いまくります」って言われても、絶対言わないはずです。なぜなら、催眠状態でも意志は失わないし、善悪の判断ができるからです。


催眠状態というのは、普段あまり意識することができない潜在意識の領域にアクセスしやすい状態のことです。トランス状態とも言いますが、体感としてはただリラックスしている状態です。瞑想中のような意識状態です。


私たちのココロは10%の顕在意識と90%の潜在意識でできていると言われていますが、普段は10%の顕在意識だけを自分のココロと思って日常を生きています。90%の潜在意識は眠った状態なのですね。


私たちが潜在意識に気づくことができない、アクセスできない理由の一つとして、顕在意識と潜在意識を隔てる壁の存在があります。


この壁は「判断のフィルター(critical faculty)」と呼ばれ、現実と非現実の区別を判断する役割を果たします。


催眠状態というのは、この判断のフィルターが外された状態のことを言います。一時的に顕在意識と潜在意識を隔てる壁を外すことで、潜在意識にアクセスしやすくするのです。


ここが大事なのですが、催眠状態に入るために外されているのは〝判断のフィルターだけ"です。催眠状態に入っても顕在意識はそのままですから、顕在意識で普通に善悪の判断などもできるのです。


もし催眠状態において「銀行強盗をしなさい」と言われても、顕在意識は普段の私たちどおりに「ありえない!」という判断をします。そして自分が危険な事態にあると認識した瞬間に判断のフィルターが再現し、催眠状態を維持できなくなります。つまり、催眠はその瞬間に覚めるのです。


催眠というのは、かける側(セラピスト)とかけられる側(クライアント)の信頼関係がないと成立しないのです。熟練のセラピストがどんなに秀逸の催眠誘導をしたとしても、クライアント自身が催眠を拒否していれば、催眠に入れることはできないのです。


ヒプノセラピーとは催眠状態を作りだしたうえで、潜在意識から必要な記憶データを引き出したり、ポジティブな概念を入れたり・・潜在意識に働きかける様々なセラピーを行うテクニックですので、催眠状態に導くのは手段であって目的ではありません。


クライアントの方の信頼を得て、安心して催眠状態に入っていただくところがスタート地点です。


✴︎次回以降はヒプノセラピーで行うセラピーの内容(前世療法や年齢退行やハイヤーセルフセラピーやインナーチャイルドセラピーなどなど)についてお話ししたいと思います。
こんにちは。
ヒプノセラピストでEFTプラクティショナーのSATOMIです。

おもに青山のサロンで、ヒプノセラピーとEFTセラピーをやっています。
(スケジュールによって神楽坂や代々木上原での施術もしています)

ヒプノセラピーもEFTも、どっちも聞いたことなーい!という方が多いかもしれませんね。

一言で説明すると、ヒプノセラピーもEFTもどちらも、潜在意識といわれる、心の深〜いところに溜まっているネガティブな感情や思いを手放すテクニックです。

潜在意識には「私」に関するありとあらゆるデータが蓄積されていると言われています。
「私」の生まれてから今までの全記憶はもちろん、もっと昔他の人物として人生を歩んでいた頃の記憶も、この魂の歴史のすべてが「潜在意識」の中に保管されているのだそうです。

また記憶だけではなく、「潜在意識」にはその記憶に関連する様々な感情・信念・思いも記憶にくっついて一緒に保管されています。

この「潜在意識」に保管されいている記憶や感情・信念・思いがネガティブなものであれば、そこから上がってくる思考もネガティブなものになってしまいがちです。

例えば、「潜在意識」に“親から十分に愛されなかった”という記憶やそれに伴う悲しみ、寂しさ、不信感などのネガティブな感情、“私は愛されない存在だ”という思い込みが保管されていると・・・

そこから上がってくる思考は「どうせどの職場に行っても私は受け入れられない」とか「他人と関わっても良いことなんてない」といった後ろ向きのものになってしまうのです。

ヒプノセラピーでは、この潜在意識に蓄積された記憶を掘り起こしてイメージ化して、その記憶の解釈を変えることで、それにくっついていたネガティブな思いや感情を手放します。

EFTでは、体の所定のつぼをタッピングすることによって体の中にブロックされていたエネルギーを流し、潜在意識にあるトラウマなどの記憶やそれに伴う身体症状、ネガティブな感情などを解放します。

どちらのセラピーも、ずっと長い間心の奥深くに押し込めてきた、悲しみや怒り、絶望感、寂しさ、孤独感、喪失感などの感情や、「私はダメな人間だ」「私には価値がない」「私は幸せになれない」といった思い込み、否定的な自己イメージを手放すのに、とても効果的なテクニックです。