日ごと、枝をどんどん伸ばしている鉄線。
クレマチス、ともいいます。
今、西側の塀をきれいな紫色の大輪の花が覆い始めました。
春先に支柱を立てました。
今やっと、これらに巻きつきながら、大きく生長し始めました。
クレマチスは鉄線(テッセン)とも呼ぶその名の通り、つるが丈夫でしっかりしています。
花言葉は「甘い束縛」「縛り付ける」「高潔」など。
しっかりとした「つる」、「清らかな大きな花」に由来するものが多いようです。
鉄線は、400年ほど前、日本に渡ってきたとされており、家紋にもよく使われています。
家紋には、植物紋という、たくさんの植物がデザインされた紋があります。
古い調度品にも度々見られます。
また、鉄線は江戸時代からお茶会用の挿花にもよく使われました。
自作の夏の挿花でも使いました
それほど、古くから多くの日本人に愛されてきた花なのです。
お茶会の生菓子でも。
品種改良により、今は、多種多様な鉄線を手に入れられます。
なんと言っても、丈夫で育てやすく、大輪で美しい、というのが魅力☆
今は、ブルーや紫が優勢ですが、ちがう色の株もそのうち開くでしょう。
これから長く楽しめるとよいですね。