
7月18日
奈良に行った
上の空は京都から奈良に向かう京奈和自動車道から見た空
この頃は晴れていた
3rd Movement: Mozart Serenade for 13 Winds - 'Gran Partita'
久しぶりの独り旅
全然予定して無かったんやけど・・ネットで気になる記事を見て衝動的に出掛ける事にした
ある人が奈良について書いてるブログに奈良国立博物館で開催されている法隆寺金堂展の記事を見たからだ
気が付いたのが10日過ぎやったから終了まで日にちが無い
仕事の都合が付きそうなのは18日のワンチャンスやったから仕事を残業で片づけて18日の早朝から出掛ける強行スケジュールになってしまった
翌19日は家族と姉弟家族と伊良湖へメロン狩りの予定
20日21日は仕事をしなきゃならないから体力的な心配も有ったけど・・こうゆう機会は一生のうちで何度も有る物ではない
昨年の八月に法隆寺に行った時
金堂はそのままやったけど・・内部は真っ暗で懐中電灯の灯りで内部を拝観するしか出来なかった
今回は照明の中・・間近で観る事が出来る
金堂内の改修のために持ち出されて展示される事になったのだそうだ
前日、前々日、仕事を片づけるために深夜まで残業
疲れてるはずなのに・・・目覚まし無しで目が覚めた
妻を起こさないように・・そぉ~~っと用意をしてたんやけど・・・
結局妻が気が付いて起きてきてしまった
妻はこの数日咳がひどくて眠れていない
起こさないように出掛けるつもりやったけど・・上手く行かなかった
雨は降ってないけど湿っぽい空気と何となく嫌な感じの空
それでも西に向かって車を走らせる
案の定雨が降り始めた
奈良に行くのには東名阪から亀山を経由して名阪国道を西に向かう事が多い
でも今回は以前から考えてたルートを実行する事にした
亀山JCから第二名神に入り信楽ICを目指す
雨は小降りになったりどしゃ降りになったり落ち着かない
道は空いてるけど・・広くて三車線の区間も多く走りやすい
鈴鹿トンネル内は凄く広くてまっすぐでアクセルを思いっ切り踏み込んで走ってみた
スピードメーターは時速180kmを超えている
路面も奇麗で全然振動は無い
ただ・・・西向きはけっこう登っていて185km以上の速度は出なかった
東海北陸自動車道の関美濃間の直線では190kmまで刻んであるメーターを超えて振り切っていたけど・・
いつかこのトンネルを東向きに走ってみたいな

ひどいどしゃ降りでも撥水加工のお陰で前が見にくくなる事は無い
むしろ小雨の時が粒が小さくて困る
雨量が多いと粒が風で走って行くのが気持ち良い

信楽ICを降りてしばらく走ると紫香楽宮跡の表示を見つけて立ち寄る
信楽やけど、ここは奈良とも関連が有るので以前から寄ってみたかったからだ
紫香楽宮跡
信楽の山中に整備された公園風の紫香楽宮跡を見学
誰も居ない山中の遺跡を独りで巡ってみた
雨なのに・・こんな寂しい所見に来る人なんて居ないよな
・・・って一人居るけど










僕は歴史家でもなんでも無いので・・特に感慨は無かった
車を止めた横にこんな物発見

ご自由にって言われても・・・・・
こんな帽子要らないよね
え?・・・・・・
帽子の事や無いの???
国道307号線に戻って少し走ると「タヌキ村」の看板発見
もちろん今日の目的のひとつでもある信楽焼のタヌキを観に寄る
着いて車を降り写真を撮り始めたら、またどしゃ降りになってきた
店の中に避難
外はバケツをひっくり返したような雨
単車の若者が一人やっぱり避難してきた
なんか好きなんやこのタヌキ
店の前にはでっかいタヌキ
左に記念撮影用のボード
穴から顔を出して撮る奴ね
大きさ比較してみて下さい

もう・・・タヌキタヌキ
タヌキがいっぱい

店の中もタヌキでいっぱい
店内にはベートーヴェンの弦楽四重奏曲が流れていました
店じゅうに並ぶタヌキの焼き物と・・
屋根を叩く激しい雨音とベートーヴェンの音楽が異質な空間を作り上げていました


タヌキ村で雨が通り過ぎるのを待って出発
国道307号線を次の目的地、宇治の平等院に向かう
沿線沿いに何軒も信楽焼の店が在ってやっぱりたくさんタヌキが並んでる
なんか微笑ましい感じやけど平日のせいか雨のせいか客は居ない
よく見ると店だけでなく窯元らしい工場があちこちに点在している
道ばたに在る工場では女性が作業してるのが見えた
雨は小降りになったけど相変わらず降っている
道の両側に「お茶」の看板を見かけるようになった
田原茶とゆうブランドらしい
お茶畑も目立つ
黒く覆ってあるのは確か玉露を栽培してるんやないのかな

県境を越えて京都府に入った途端
前方が濃い霧に

更に進むとつんぼり高い藁屋根にトタンを被せた民家が目立つようになった
京都の周囲の田舎に見られる建物の特徴かな
途端で覆ってなかったら日本昔話に出て来そうな風景や

宇治に入ると更に茶畑が目立って来た

山間のだらだら道を下り山が開けると同時に陽が出てきた
と思ったらいきなり目の前が開けて右側には宇治川の流が見えてきた
と思う間もなく平等院の看板
空は晴れて来て・・とんびがくるりと輪を描いていました
ハァ、ホーイのホイ♪

最初に目に付いた駐車場に車を入れて・・これからどうしようと・・考える間もなく道の正面の土産物屋からおばちゃんが出て来て
「はい、700円ね・・平等院はこの先右側ね・・」
手際の良い事^^;
まだ止めようかどうしようか迷ってたのに
って事で駐車して少し歩く
すごく晴れて暑い暑い^^;


ここが入り口
小学校の修学旅行以来やけど・・・
ずいぶん奇麗でイメージが違う感じ
40年以上も前の事やから変わってもおかしくないけどね
右側のガラスの建物は鳳翔館
平等院にまつわる資料の展示館や

入り口からだらだら坂を降りていくと右側に数件の寺院が在る

あちらこちらに大きな蓮の鉢植えが置かれていた




段々になった寺院の中を降りて行くと鳳凰堂の屋根が見えた
ここは裏手になるらしい

鳳凰のアップ
僕のカメラではこれが限界

鳳凰堂の裏手に出る

鳳凰堂を回り込むように眺めながら正面に向かった
これはあまり見られない鳳凰堂の後ろ側

真横に出ると案内所が在って三十分ごとに内部を解説付きで案内してくれる
これは別料金
暑い所で待つのも嫌だったし・・時間もかかるし・・まぁいいやって思って通り過ぎようと思ったら・・
ちょうど10時30分の組に間に合う所だったので速攻でチケットを買って並んだ
待ち時間ゼロで入る事が出来た

約二十分の見学の後
更に正面に回って全景を観る


お決まりの正面から観た鳳凰堂
十円玉の意匠そのままやん

左から観る鳳凰堂

蓮の花やけど
間近で見ると花びらのスジスジがよく有る作り物の蓮の花と同じやって事に気が付いた
いつも遠目に見てて分からなかったけど・・逆にこれも作り物かって思えたぐらい

左側から見る鳳凰堂
建物の様子がよく判る
奥に人が居るけど・・扉絵の修復をしてる学芸員の皆さんです
なんかそうゆう仕事・・・
憧れちゃうよねぇ
って俺だけかな


順路に従って歩いて行くと最後は鳳翔館に入って彩色再現のCG映像なんかも観る事が出来ます
屋根の鳳凰も展示してあるので間近で観れました
扉絵の修復のコピーが原寸で展示してあるし
創建当時の美しさを知る事が出来ます
CG映像は以前NHK特集で放送されたものと同じだと思うけど、ダイジェスト版で三分ほど
ここの彩色は他に観られない特徴が有って・・とても好きなんです
下のチケットにも彩色と模様の一部が使われてるけど・・・
僕が感じるのは白が基調にされている事と緑と青が多用されている事
模様と色の感じはトルコの寺院を思わせます
白は大理石や漆喰の白を思わせるし模様や色遣いがタイルのモザイクに似ています
日本的な感覚とは違う
そんな気がします
日本の他の所では日光東照宮の陽明門にも白が目立つけど鳳凰堂のような清々しさは在りません
平安時代は既に日本独自の文化が根付いていたにも関わらず西方の影響が感じられる事にロマンを感じます
ってホントはなんにも知らんから勝手にそう思ってるだけやけどね・・
思いっ切り見当違いかも知れません・・ハイ^^

変わった蓮の花が有りました
この蓮の鉢植えは花屋さんが軽トラックで運んで来ていました
明日からの連休に備えて平等院もお化粧してたのかな

抹茶ソフトの看板を横目で見ながら平等院を後にして
奈良に向かいます
空はめっちゃ晴れて来て・・めっちゃ暑いです

京都の狭い道を抜けて京奈和自動車道へ
晴れてるけど・・・
奈良方向には積乱雲が見えます
カーナビが「到着予想時刻の天気は雨・・現在奈良地方に雷雨注意報が発令されています」って言ってます
凄いねカーナビ
なんでも知ってるんや

奈良市内に入るとやっぱり降り出しました
奈良県庁の有料駐車場に車を入れる頃にはかなり降ってきて傘が無くては歩けそうにない
駐車場向かいの奈良公園
しっかり雨が降ってます

地下道に入って出る頃には土砂降りの雨
出口が叩き付ける雨で煙っています
左の女の子も右の女性も傘を持ってるのにそこで立ち尽くしてました

博物館入り口付近で鹿が雨の中たたづんでいました

今日のメインの目的地奈良国立博物館の新館入り口です
少し小降りになってきました

今日の展覧会の詳細はこちら


展示を観覧して外に出るとほとんど雨はやんでいました

本館に向かう途中に見つけた鹿
異様に胴長なんやけど・・・・・
親近感覚えたりして・・・
仲間仲間・・・・・みたいな^^;

博物館の本館
建物自体も歴史的な存在です

内部をじっくり観覧しました
昨年正倉院展に来た時はあまり時間が無かったので入りませんでした
今回は時間をかけてゆっくり拝観しました
気が付いた事と言ったら・・・
興福寺所蔵の仏像が数体展示してあったけど
そのお顔の表情が阿修羅像に似ていた事
ずいぶん大きな仏像やったけど・・・顔の感じが他とは全く違うのでひと目で判ります
本館を出ると・・また天気が回復していました
ってか・・・めちゃくちゃ暑い
それに芝生が多いせいかものすごく湿度が高い
本館の西に回ってみました
奇麗な建物です

のんびりした奈良公園の景色です
でも・・すごく暑い


それでも木陰が多いので・・そのまま散策する事にして公園内を興福寺方向へ
途中でこんな門を見つけました

興福寺って書いてあるよねぇ・・・
どうゆう事??
今度調べてみよ
って事で暑いのでその日は写真だけ撮りました

興福寺国宝館のパンフです
有名な阿修羅像の顔が載っています
写真だと平面的ですが実物はまるで生きているかのような存在感が在ります
僕の大好きな仏像です
興福寺には他にもよく似た顔つきの仏像が在ります
同じ人か・・同門の人が作ったのでしょう
他のお寺では見られない人間的な顔つきです
阿修羅像は奈良の観光パンフレットにもよく使われるので有名ですが、実物を観なければ・・その本当の感激を味わう事は出来ません
仏像について想いの無い人でも圧倒される素晴らしい像です
僕は奈良に来て時間が有れば必ず観に来ます
って言うよりは会いに来ると言う方が正しいのかも
このお顔に魅せられているのだと思います


興福寺を抜けて南に下ります
猿沢池に下る坂から観た興福寺の塔です

猿沢池の南から興福寺の塔を望みます
この角度も観光パンフレットでよく使われてます

亀が甲羅干しをしていました
奥の材木と手前の右の方に居る亀は外来種の赤耳亀
子供の頃は緑亀と言ってペットにされていた亀です
雑食で繁殖力が強く日本中にはびこってしまいました
手前の左の二匹は日本の石亀です
奈良まで外来種に犯されている現実と石亀が生息している安堵感に複雑な想いがしました

猿沢池の縁から奈良町へ抜けました
暑くてもう意識が朦朧としてきました
ちょっとやばいです

休日しか開かない店が多いみたいです

ちゃんとリサーチしないで思いつきで来てしまったので・・良いスポットに巡り逢えません
ちょっと後悔したけど思いつきやから仕方ありません

それでも二十分ぐらい歩きました
でも楽しむどころの暑さではなくて・・・
帽子を持って来なかった事を悔やみました

平日のせいか暑さのせいかほとんど人は居ません
観光客らしき人が時々ガイドブックを持って歩いています
その中の数人から道を聞かれました
でも何で僕なのかな?
奈良の人や無いんやけど・・・
まぁ・・・僕に答えられる程度の事で良かったけどね
ってか・・・そんな簡単な事ぐらい自分で調べて来て下さいっての^^;
あんまり暑いので少し気分悪くなりました
熱中症にかかったらしいです
アーケードの下の商店街に入ってちょっと回復
アーケードを抜けると懐かしい景色が目に飛び込んで来ました
ここは・・・・・
小学校の修学旅行で土産物を買った所に違いない・・・
確か猿沢池の近くやった記憶が有って
何故かここの景色はずっと覚えていました
ここも休日だけの営業なのかなぁ・・・
ちょっと残念
なんにも買わないけどね^^;

向かいのお店でお土産ゲット
これで義理は果たしたよ

駐車場に戻り飲み物を飲んで一休み
って思ってたらまた雲行きが怪しくなって来ました
駐車場を出る頃にはまた雨が降り始めました
次の目的地・・新薬師寺へ
途中ふと気が付くと見慣れた風景が・・・
ここって・・・
鹿男あおによしで鹿が話しかけた所やないの?
あの原っぱの真ん中の木
絶対そうやね
ここが飛火野っていう所やったのか

って事はこの中にしゃべる鹿が居るって事かい?
んな訳無いね

新薬師寺
ここも有名な仏像があります
頭が炎のようになった婆娑羅大将
下のパンフの表紙の写真です
これも奈良の観光パンフレットやポスターにはよく使われます
でも行くのは初めて
・・・・・やと思います
小雨の中、傘をさして拝観しました
婆娑羅大将を含む十二神将は迫力が有りました
ご本尊の薬師如来もやさしいお顔ではなく睨まれているような凄みがありました


奈良のお寺にしてはこじんまりとしたお寺です
ここが山門

本堂正面
左側から中に入ってご本尊と十二神将を拝観出来ます

門の右側にある鐘楼です

境内は鬱蒼と木々が茂っています
地蔵堂です

これは東門
ほとんど人が訪れていないようです
少し荒れた感じがしました
こちらから見ると本堂の東側がステンドグラスになってるのが判りました

山門を本堂から見た所
両側は木が茂っています

庫裏なのか書院なのか豆腐料理と書いてあった方へ入ってみました
門をくぐるとブンブン羽音がするので見上げたら・・日本ミツバチが門の天井に巣くって居るようです


境内には萩がたくさん生えていました


新薬師寺を出てコンビニに寄りお弁当を買いました
独り旅では何故か落ち着いてどこかのお店で食事をするって気になれません
奈良に来たら奈良らしい食べ物とも思うんやけど・・どうしても移動しながら食べるって事がほとんどです
奈良の上手い物弁当ってのがコンビニで売ってるらしいですが有りませんでした
奈良らしい景色を求めて・・今日最後の目的地・・大池へ
移動中に晴れて来ました
晴れると異様に暑くなります
奈良ってこんなに暑かったっけ?
おお~~~
これこれこの景色
この景色も有名ですよね
逆に珍しくないけど・・一度見てみたかった景色です
大池越しに見る薬師寺です

大池のほとりで遅い昼食を取りました
夕食は食べないつもりやったので昼食の時間を遅くしたかったからです
そのままここで夜になるのを待ってライトアップされた薬師寺も見てみたかったけど・・・
夜景を見るためには八時頃まで待たないといけない
それから家に帰ると帰宅は十二時を過ぎてしまう
残念やけど夜景は断念
帰る事にしました
何かをやり残したような気がして、後ろ髪を引かれる思いで帰路に付きました
名阪国道を東へ帰りました
途中針の道の駅で休憩
疲れたので少し横になったら小一時間も眠ってしまいました
目を覚まして車の外に出たら・・もう夕焼け空でした

sho-jo-zi
自分用のお土産
欲しかったんや
ちょっと小さいけどね^^
値切ったので御利益は無いかも^^;




奈良旅行
独り旅
いつもちょっと寂しいですねやっぱり
誰かに逢う旅とか・・
誰かと一緒とか
独りやとそうゆうのに憧れるけど・・・
でもやっぱり独り旅っていいよね