【天の伝え】
下腹に心をしずめる
4-5-1
「先日もお話ししましたように、何事も天命にお任せし、とにかく下腹にお心をしずめ、すなわち雷復の卦の形のごとく、陽気自然と発するようになされば、開運なさらずということは決してないのです。」
現代語訳
「先日もお話したように、すべての出来事を天の導きに委ね、心を落ち着かせて下腹に集中することが大切です。これは、易経の雷復の卦の形に見られるように、陽気が自然と湧き出る状態を意味します。このようにして自然の流れに身を任せることで、運勢を開くことは必ず可能になります。」
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