立花大敬先生のワンデイメッセージを紹介します。
読めば、きっと何か「気づき」があると思います。
公式ブログ
立花大敬青空ひろば
(前日の続き) キリスト教の様にすべての人に愛の手を差し伸べ、足を運んで行こうという、民族を超えたチャリティー精神の積極性もありませんし、大乗仏教が生み出した、世界に一人でも苦しんでいる人がいるならば、私は決して仏にはならず、何度も生まれ変わり地上世界にやって来て、すべての人を救済し尽くすまで決して止めないという意志を持った「菩薩」という崇高な人間像を生み出すにも到っていません。
私たちの時代は、グローバルな時代で、世界単位でものごとを考え、行動してゆかねばなりません。 そんな時代なのに、再び神道を民族主義・国粋主義の旗印として掲げようという動きが現れてきているのが残念です。
第二次世界大戦前にも神道が盛んになりましたが、これは日本民族が大戦を前に一致団結して戦う総動員体制をつくるために、為政者が神道と天皇制を利用したのです。 そんな民族主義、国粋主義、天皇至上主義などの弊害が神道には、まだまだこびり付いていて、それが神道を世界宗教に発展させる可能性を阻んでいます。(続く)