立花大敬先生のワンデイメッセージを紹介します。
読めば、きっと何か「気づき」があると思います。

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(前日の続き)

この3タイプの中で、私はどうやら「続ける役割」を受け持つことになっているようです。

 

孔子さんは、易占をして、「旅(りょ)」の卦(け)が出ました。

 

孔子さんは当時、まだ易については初心者であったので、易の名人として有名であった商瞿(しょうく)氏を訪ねて判断をあおいだところ、「あなたは天とつながる聖なる智慧をお持ちですが、『位(くらい)』に就くことはできないでしょう」と告げられ、その場で号泣され、ついに政治家、為政者となるという志を断念されて、その後は教育者として、弟子や後世の人のために基本経典を整備したり、また易の研究もされて「易経」を後世に伝えられました。「開く人」、「広げる人」となることを断念され、未来に「続けるという役割」に専念されたのです。(続く)