立花大敬先生のワンデイメッセージを紹介します。
読めば、きっと何か「気づき」があると思います。

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立花大敬青空ひろば

 

 

禅の会の仲間であるT君が病気で入院されたのですが、退院してから世界が違って見えるようになりましたと報告してくれました。

職場で机に向かって仕事をしていても、同じ部屋で仕事をしている20名ほどに同僚が、それぞれどんな仕事をしているのか、また今、どんな感情でいるのかが、手に取るように分かるようになったのだそうです。

ですから、ある同僚が困っているようだと察知すると、サッと体が動いて、手助けに向かうことが出来るようになったそうです。

また、自分というものが無くなって、身体を風がサーッと通り抜ける(透明人間になったような感じ)ようで、「生き通し(透し)」というのは、こういうことなんだと気づいたそうです。

ここまでが自分だと思いこんでいた錯覚の「囲い」が外れて、自他や世界がツーツーになったので、楽に息が出来るのです(これは「息通し」ですね)。(続く)