立花大敬先生のワンデイメッセージを紹介します。
読めば、きっと何か「気づき」があると思います。

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立花大敬青空ひろば

 

 

 

<老子名言集その1>

「道」は、中が空(うつ)ろになっている器のようなものだ。

見たところ何もあるように見えないが、しかもこれを用いて尽きるところがない。

あるいはまた、深い淵のようなものである。

何ものでも入り来るものを蔵しながら、しかも何ももっていないようで、その底がはかられぬ。

それはまた、万物の湧き出て来る大きな根とでも言うか。しかもその存在たるや、他に接して、決して自ら鋭いところをあらわさぬ。

また外界の紛乱にまきこまれぬ。外の光に和して異光を放つことがない。塵に埋もれて己独り清いという顔をしない(和光同塵)。

まったく周囲と一体となって、異色というものを立てぬ。従ってまるで存在しないように見える。

このように存在するのが真の道であり、聖人の道である。そしてこの道は誰が発明したとか、誰が生んだとか言うことが出来ぬ。それは天地より先から、無の彼方から出ているところのものである。