立花大敬先生のワンデイメッセージを紹介します。
読めば、きっと何か「気づき」があると思います。

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立花大敬青空ひろば

 

 

(前日の続き)

さて、Kさんのことですが、ある日、托鉢(たくはつ)

(一軒づつまわって、お金などの施しを乞うこと)で町に出たときに、教会に出くわしたので、入っていって、僧侶に告解(カトリックで、犯した罪を司祭を通して、神に懺悔する行為)をお願いしたのです。

 

雲水姿のKさんを見て、カトリックの司祭さんも、さすがに抵抗を感じたようでしたが、結局許可してくれて、無事告解できたそうです。

 

このKさんは面白い人で、もとは高校の数学の先生であったそうでが、辞職して、大阪の愛隣地区に入って奉仕活動しました。

 

それから、全国放浪の旅に出ました。お金をまったく持たずに出発し、お腹が空いたら、目についた家に入って、玄関で「お腹が空きました。ご飯を下さい」といったら、たいていの家で、食糧を頂けたよと、Kさんは言っていました。

 

その旅の途中で京都の道場にたどり着いて、出家したわけです。(続く)