大敬先生のワンデイ・メッセージを紹介しています。
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立花大敬青空ひろば
道場にいた時、Kという雲水(修行僧のこと)さんがいました。
Kさんはカトリック信者でした。
禅僧でカトリック信者だ、などというと不思議に思われるかもしれませんが、禅は宗教以前の真理、むしろ宗教がソコから創造されてくる根源的なモノを追求するのですから、禅僧のKさんがカトリック信者であっても、ちっとも不思議ではないのです。
私がいた寺にも、キリスト教関係の、特に外人さんが沢山いましたし、通いで坐禅に来ている外人さんも多かったです。ユダヤ教の人もいました。
私も、禅の真理が分かるようになって、一気に他の宗教の神話や教理の意味がハッキリ見えてきました。
他の宗教の尊さ、有りがたさも見えてきました。
また、そうでなくっちゃあ、禅の語録しか理解出来なくて、他宗を馬鹿にしたり、排斥するようでは、とても真に禅の悟りが得られたとは言えないのです。
私が、聖書の一節を引用したり、念仏や法華経を説いたり、さらに黒住さんや金光さん、天理教などまでも解説したりするのは、私には当然で、自然なことなのです。
白隠さんでも、道元さんでも、今の時代に生きておられたら、当然のこと私のように振る舞われたはずです。(次の日に続く)