大敬先生のワンデイ・メッセージを紹介しています。
ぜひ、公式ブログも読んでみてください、きっと何かの気づきがあると思います。
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立花大敬青空ひろば
(前日の続き)
『此(こ)の両者同じ、出(い)でて而(しか)して名を異にす。同じくこれを玄(げん)という』
この「無」の状態、それから「有」の状態、これらは、私たちの<いのち>というもの2つの状態なのです。
たとえば、ボールが回転しながら進んでいる姿をイメージしてください。
地面(形の世界)に接している一点がありますね。これが「有」の状態、ボールの地面に接していないところが「無」の状態です。
このいのちボールは回転して、「無」は「有」に向かわんとし(地面に接していなかったボールの箇所が回転によって接するようになる)、「有」は「無」に帰ろうとしています(ボールは回転しているので、接していた一点もやがて接触しない状態に戻る)。
その「有」と「無」の循環運動によって、このいのちボールは前進することが出来るのです。そして、その前進が、いのちの「道」となるのです。(次の日に続く)