いまは、だいぶ変化してきたのですが、以前は、あいまいこそ美徳だみたいなイメージを持っていました。
以前、合気道の教えのベースが老子だったこともあり、
陰陽マークのように明確に区別できないものこそ、本物だ!みたいな考えを持っていました。
なので明確さを求められると急に無意識が抵抗してしまい、
この人わかっていないな!と相手も低く見ていることもありました。
これって日本人の特質なんですかね。
ただ、いまは、このあいまいさが活かされている部分と殺されている部分があると思い、日本人は、活かす部分は十分に活用しているけれど、それによって能力を発揮できない部分の方が多いと思うようになりました。
いまは、明確にわかるからこそ、曖昧にすることもできることがわかるので、明確に知ることが本当の自由であいまいでとどまってしまうことは、成長や進化がないことだと思うようになりました。
そして、ぜひ、日常で実験をしてみて欲しいのですが、
いままであいまいにしてきたことに目を向けて明確にしてみること行うと今まで気がつけなかったことに気がつくようになります。
例えば、自分が使っている言葉一つをとってもそうです。
定義を深堀していくといままで見えていなかった世界が広がってきます。
明確に理解した上であいまいを選択する楽しみも同時にわかりますのでおススメですよ。