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5月の頭から「台灣設計蔣」活動というイベントが中正記念堂で行なわれるニュースがありました。
海外や台湾のデザイナーに蔣介石とその婦人宋美齢のロゴを使った様々なグッズを作り、それを展示するという趣旨であり、ニュースでは蔣介石と宋美齢さんのミニチュアフィギュアや蔣介石の顔をプリントしたハンカチ、ダーツ、更に一面蔣介石の顔だらけのトイレットペーパー、宋美齢さんが愛用していたサングラスの復刻版なども紹介され、私個人としてはとても興味を持ち、見に行きたいな~と思っていました。

ところが翌日、このような催事を開催することが適切なのかという物議をかもし、文化部長の龍應台(台湾海峡一九四九の作者)さんがコメントを出し、このイベントはなんだか無期延期のような感じになっていきそうな雲行きとなりました。。。

228事件の犠牲者の関係者など蔣介石一家に怨みを持っている人たちに対する配慮が足りなさすぎる企画だということです。ですがいま蔣介石の曾孫である蔣友柏は「両蔣文化創意商品」として父である蒋経国と祖父の蔣介石のキャラクターグッズを作り販売して成功しています。そこまで敏感になるべきかどうか、なかなか難しい問題ですが、やはり歴史問題はそう簡単に過去のものにならない、ということでしょうか。

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